食いもんについてのあれこれ

ブログのネタとして、それだけでは小さすぎて一つの記事にするのはどうなの?といったものがたまってきてしまったので、とりあえず食べ物ネタで、まとめて書きます。

昨年末に築地に行って買ってきたまぐろ。
毎年のことなんだけど、誰か来るようなことがあったらとか、何か?のためにとりあえず用意しておくのですが、父が亡くなってからというもの、お正月に人がやってくることもほぼなくなってしまいました。
まぐろの行方が定まらず、冷凍マグロの一般家庭での保存期間は1週間程度。超低温の冷凍庫でもなければ、どす黒くなってしまいます。早く食べなければということで、3日にお寿司を握りました。あまり形がきれいでないのは、まぁ、素人が握ったものです、お許し下され。インドマグロの中トロ、エビ、小肌、鉄火巻き、そしてかに?

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かに?

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これは築地に行った時に買ってきた、かにのそっくりさんです。かにかまぼこ。
スギヨの香り箱。スギヨのある能登の方では、かにのことを「香り箱」という呼び方があるのだそうですね。
口に入れて噛んだ瞬間、食感も味もほぼかに。少し噛み続けていると、後味はやっぱりかまぼこだなぁ。

で、ふと思ったのですが、どこのメーカーも、かにそっくりのかまぼこを作ろうとしていますよね。でも、どうしても最後は、あ、これやっぱりかまぼこだ...と残念な気持ちになってしまうのではないでしょうか。
それなら逆転の発想で、見た目がかまぼこ、でも食べてみると、おぉ!これかにだよ!ってなった方がきっと嬉しいよね。どこかのメーカーで、そういったものを作らないかな。
と思ったのですが、それなら最初からかにを食べれば良いし、そんなんで喜ぶのは、きっと私くらいなものなのでしょう。フフフ。

今シーズンは何年かぶりにキリン一番搾りとれたてホップを飲みました。

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期間限定の一番搾りのとれたてホップ。この時期になると、必ず1回は飲むようにしていました。とても楽しみにしていました。
でも、何となく贅沢品?のように思えてきて、飲まなくなってしまったんです。
他にもいろいろあります。コロナが流行って、それに拍車がかかってしまった。

近年食べなくなってしまったものというと、例えば、春なら富山湾ホタルイカ。そして駿河湾の桜エビ。
夏だと、生のたこのお刺身、そしてコチのお刺身。
秋はさんまのお刺身。そして再び駿河湾の桜エビ。
冬は何だろう?どうしよう、さっと思い浮かばない。カワハギのお刺身かな?肝たっぷりでいただきます。
(牡蠣やカツオは、普通に食べていますので、ここには書いていません)

その季節だけしか味わえないものを、とても楽しみにして生きていたのですが、また復活させたいなぁ。
ただ、どれもなかなかスーパーでは売ってないんですよね。
例えば、ホタルイカは、兵庫産のちっこいのはどこでも売っているけど、富山湾のデカイのはなかなか売っていない。
また、築地通いしようかなぁ。

こないだ、鮮度の良いニシンがとても安く売っていたので買っちゃいました。

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塩焼きでもよいのですが、3枚におろして、塩で〆て冷凍しました、

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あとは、食べたい時に解凍して、酢で〆ていただきます。こういう食べ方は、とても楽。
ただ、この後すっかり忘れていて、もう半月経つというのに、未だにほとんど食べていません(笑)。

毎年お味噌を仕込むのがすっかり定番になってきました。
左は2年前に仕込んだもの。右は1年前。
1年の歳月は、お味噌をこんな色に変えてしまいました。

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意外にも、2年物の方があっさりしている。
麹の酵母は、糖をエサにするから、糖が分解されたのでしょうか?
今回初めて、2年間熟成させてみたのですが、どちらかというと私は若いお味噌のほうが好きかな。
2年物のお味噌、どうしようかと思っていたら、あるお味噌メーカーのホームページで、合わせ味噌にするといいよという記述を発見。なるほど、と思い、早速やってみました。

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いつもお味噌汁は、これを作りたいというものが特になければ、冷蔵庫にある野菜をなんでもかんでも入れて、具たっぷりにします。
今回は、1年物2年物、1:1で作りましたが、もっと1年物を増やしたほうが私の好みのようです。
某Mさん(ぜんぜん匿名になっていない(笑))は、5年の間、放置という名の熟成をさせてしまったそうです。さて、どんな味なのか興味津々。気になる気になる...

背景を知ると印象が全く違ったものになるという話。

まる (id:akayamaqueen) さんが初めてサーカスを見に行ったそうです。
木下大サーカスって、世界3大サーカスの一つなんですって。
ただ、3大のうちの一つはすでに解散しているようで、それでも2大ではなくて3大のようです。

fatbottomgirl.hatenablog.com

私は、子どもの頃にサーカスに連れて行ってもらった記憶が、かすかにあります。
でも、3大サーカスではなくて、たしかキグレサーカスだったような記憶があります。
まだ小学校に上がるか上がらないかの頃だったと思うのですが、失敗したら、落ちたらどうなるのだろう?そんな事ばかり気になって、楽しめなかったような記憶があります。それに加えて、子どもの頃から人混みが苦手な私は、とても居心地が悪くて、あまり良い思い出にはなってないのです。
まるさんは楽しめたようで良かった。
私も今なら楽しめるかな?行ってみようかな(笑)。

記憶があまりにも曖昧過ぎるので、ちょっとネットで、あーでもないこーでもないと、いろいろと検索していたのですが、キグレサーカスはすでに解散しているんですね。なんだかちょっと寂しい。それに加えて、私が連れて行ってもらった数年後に、ピエロの人が失敗してお亡くなりになっていました。
だんだんと、記憶が蘇ってきました。そういえば、そんなことあったな。

歌手のさだまさしさん、一度だけ映画で主演を演じています。「跳べ、イカロスの翼」。そして、その主題歌「道化師のソネット」。大ヒットしましたね。
この映画は、この亡くなったピエロの方がモデルだったそうです。「道化師のソネット」も。さださんが演じたのは、この亡くなったピエロの方。

私は小学生のころ、さださん大好きだったのですが、「道化師のソネット」がヒットしたのは、たぶん中学生の頃だったと思います。大ヒットしたにもかかわらず、あまり好きな曲ではなかったのです。もう、さださんから気持ちが離れていたということもあったと思います。中学生の頃は、長渕剛さんや中島みゆきさんが大好きでした。
この曲に関しては、なんとなく、きれいな言葉を並べているだけ、そういう印象でした。

でも、この歌の背景にこんなことがあったのだとわかると、印象が全く違うものになってしまいました。人の思いを感じ取ってしまうと、こんなにも印象が変わってしまうのだな。いや、今までその思いを感じ取れなかった自分が、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。

歌っている歌手の歌に対する思い入れと、聴いている人の感じ方の温度差って、こういう事なのだなと、あらためて認識したのでした。

さださんがキグレサーカスの思い出を語っている動画がありました。花王名人劇場の公開収録なのかな?コンサートでのお喋りです。「道化師のソネット」を歌う前の喋りですが、実に長い(笑)。ホント、歌よりメインはこの喋りなのではないかというほどの長さです。
YouTubeのサイトでないと見れないようですが、落語とか漫談好きの方なら、見る価値が十分にあると思います。とても面白い。さすが元落研

www.youtube.com

他にも、例えば、一青窈さんの「ハナミズキ」が同時多発テロがきっかけだったりとか、いろいろありますね。

歌の解釈は、聴く人それぞれでよいと思いますが、作り手、歌い手の思いを知ると、また別の世界が広がっていくのだなと、あらためて思ったという話でした。

献血入門 その1 初めての献血

もみじてるやま (id:momijiteruyama)さんに、私のブログの献血の記事に言及していただきました。

momijiteruyama.com

もみじさんは、ご自身の健康管理のために、献血の前に行われる血液検査が利用できないかということですが、理由はどうであれ、献血に興味を持ってくださったことには、大変うれしく思っています。

私が献血のことを記事にするのは、そりゃぁね、素晴らしいことしてるねと褒めていただきたいという気持ちが無いと言ったらうそになりますが、一番の理由は、やはり皆さんに献血に興味を持っていただきたいということなのです。
そういう意味では、もみじさんはまんまと私の術中にはまったな、へへへ、とほくそ笑んでいます。

人それぞれ、献血はしたくない理由もあると思いますし、実際、私も少し前まではものすごい抵抗がありました。それから、最近読んだ藤川徳美先生の本によれば、できれば閉経前の女性は献血はしないほうが良いとしていますし、それでも自分の健康に自信があるならすればよいし、結局するかしないかの判断はご自身ですれば良いと思っています。ただ、私のブログの献血の記事で、頭のどこか片隅にでも献血のことを意識して下さる人がいたらいいなと思っています。
記事を読んでも、やっぱり自分はできないなと思う人もいるでしょう。しかし、例えば、普段の何気ない会話に献血のことが出てくるようになれば、今度はその会話の相手の人が献血を意識してくれるかもしれない。そうやって広がって行けばよいのかなと思っています。
今回、もみじさんのブログを読んだ方は、今まで献血に全く興味を持っていなかった人でも、少なからず意識してくれるようになるでしょう。そう願っております。

そこで、今回は。献血に興味を持ったけれども、少し不安だなぁと思っている方もいると思います。私も初めてはものすごい不安でいっぱいだったのです。そういう人のために、献血入門ということで、記事を書いてみたいと思います。
長くなりそうなので、今回は最初の1回目の献血までとします。
そのうち、2回目以降のことも書きますね。たぶん。

献血の流れについては、赤十字のホームページを見て頂ければ良いとは思いますが、とりあえず私なりに、思いついたままに書いてみたいと思います。

献血のながれ|東京都赤十字血液センター|日本赤十字社

はじめに

断言します。献血ルームのスタッフの人に、悪い人はいません。だましたり、からかったり、嫌がらせやパワハラをする人はいません。その辺は安心してください。
基本的に、スタッフの人達、そして献血をやりに来る人達、みなさん、基本的にはとても良い人ばかりです。
しかしながら、献血は場合によっては危険が伴うことがあります。すべては、献血する人、そして血液を輸血される人、双方の安全が最優先となります。何か採血中にトラブルでもあれば、もしかしたら予約の時間通りに物事が進まない可能性もあります。
ときどき、いつまで待たせるのだと不機嫌になっている人もお見掛けしますが、できればそこはぐっと堪えて、せっかく優しい気持ちを持って献血に臨むのですから、最後までいい人でいましょう。怒ってはいけません。献血ルームとはそういう場所なのです。

まずは身分証明書を持って、献血ルームへGO!

まずは、体調の良い日に、直接、献血ルームに行ってください。
怪我が無ければもっと良いです。少しくらいの傷なら大丈夫な場合もありますが、基本的には出血があったり、傷口が炎症していたりすると、問診の段階で断られることがあります。
また、一応、念のため書いておきますが、異性交遊の活発な方は、しばらく自粛してから行くようにしてください。他にも、6か月以内に新しいパートナーとの性行為があった場合、献血することはできません。その他にも、できない場合があります。心配な方は、こちらをご覧ください。

献血をご遠慮いただく場合|東京都赤十字血液センター|日本赤十字社

2回目以降は予約するのが良いと思いますが、1回目は、献血カードを作ることになりますので、予約の前に来訪することになります。免許証等、身分を確認できるもの持参です。

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週末は、予約で埋まっている場合もありますので、できれば最初は平日に行くとよいでしょう。平日でも、午後の方が空いているようです。

献血当日は、体を冷やさないように注意してください。体が冷えていると、血の流れが悪くなり、時間がかかったりトラブルの原因になったりします。私は、冬になると、手が冷たいと指摘されてしまいますので、最近はカイロを使って手を温めるようにしています。手を温めると、次第に全身もポカポカしてくるようです。
服装はなんでも構いませんが、袖をめくりやすいものを選ぶとよいでしょう。また、採血後は止血のために、数時間包帯を巻くことになりますので、見た目が気になるなら、夏でも長袖の方が良いのかな。

献血ルームに着いたら、受付で初めてですと伝えれば、あとは丁寧に案内してくれます。
献血ルームのスタッフの皆さんは、とても優しく接してくださる方が多いです。何も心配は要りません、何かわからないことや気になることがあれば、気楽に質問してしまいましょう。ただし、スタッフの方がどんなにタイプだったとしても、「彼氏(彼女)いるのぉ?」とか、そういう質問はダメですよ。

自己肯定感の低い人がここに行くと、私のようなものがこんなにやさしくされても良いのか?...と思ってしまうこともあります。かく言う私もその一人でした(笑)。

献血カードができれば、2回目以降は、ラブラッドというサイトに登録して、ネットで予約することができます。

www.jrc.or.jp

予約すると、待たずに献血できるというメリットがありますし、しかも、医療機関にとってみれば、血液が必要な病気の治療を計画的に行えるようになります。
(週末は混みますので、平日に行けない人は、早めの予約をおススメします。)

また、ラブラッドに登録すると、だいたい献血の翌日には、血液検査の結果を見ることができます。登録しない場合は、郵送で結果を送ってもらうことができますが、少し時間がかかります。

献血前の問診と検査

献血前の問診や検査は、献血する側、される側、双方に安全かどうかを確かめるものでして、必ずしも、生活習慣病等の健康状態をチェックするものではないです。とは言え、自分なりに検査の結果の読み方を勉強すれば、かなり参考になる部分もあると思います。
因みに、エイズに関しては、仮に陽性だとわかっても、本人には通知しないことになっています。エイズの検査目的で献血しに来る人がいないようにするための措置です。エイズの検査目的ならば、保健所の方へ行ってください。無料で、しかも匿名で検査してくれるはずです。

本人のデータの確認と問診表

受付を済ますと、呼び出されるまでしばらく待ちます。その間に血圧をセルフで測ります。(献血ルームによっては、医師による問診の時に測る場合もあります。係の人の指示に従ってください。)また、血圧及び心拍数が基準の数値におさまっていない場合は、医師の問診の時に、もう一度測ることになります。
そして次は、タブレット端末から、自分のデータを確認します。間違えがあれば訂正します。医師による問診の前の問診表も、このタブレットで入力することになります。
成分献血の場合は、途中で、「1年以内に心電図の検査を受けたか?」という項目がありますので、わかっているのならその日時を控えておくと良いと思います。
もしも、1年以内に受けていない場合は、献血ルームで検査することになります。
しかしながら、初めての献血では、全血の献血を勧められるので、これはあまり気にしなくても良いかな。

医師による問診

医師に関しては、ときどき、とても個性的な人がいます。これはどこでも同じだと思います(笑)。
でも、大抵の場合は、献血に来てくれてありがとうというふうに接してくれますね。

直前にタブレットで入力した情報を元に質問されますので、そこで特に問題なければ、軽い世間話で終わってしまう場合もあります。

気になることがあれば、こちらから質問してしまいましょう。
例えば、ちょっとした傷口がある場合など。自分ではもう治ったつもりでいても、医師の判断ではダメな場合もありますので、そこは正直に傷口を見せるべきだと思っています。
ここをクリアすれば、次は血液検査になります。

血液検査

両腕をチェックします。太い血管が見つかれば、そちらで本採血をすることになります。もう一方の腕は、検査用の血液を採血します。
採った血を検査の機械にかけている間が少しありますので、もしも看護師さんと仲良くなりたいと思うなら、ここがチャンスです(笑)。ときどき、看護師さんと仲良くお喋りしている人がいますね。私は恥ずかしくてなかなかできません。指をくわえて(実際にはくわえていませんが)横目でチラチラ見ています(爆)。

腕に針を刺す時、とても痛いことがあります。
でも、これは仕方ないこと。
ときどき、その痛みが看護師さんの技量によるものだと勘違いしている人がいますが、それは針がたまたま神経の痛点に当たったかどうかということなのです。いくらなんでも、どんなに修行を積んでも、看護師さんにその痛点が目視できるわけではありません。針を刺した場所が痛むときは、仕方ないと我慢してください。
稀に、全く痛みを伴わない場合もあります。私も何度か経験していますが、その時がラッキーなのです。ただし、私くらいのベテランになってきますと、針を刺した時の痛みを快感に感じてしまいますので、痛くないのは物足りなく感じます。
ときどき、指先にしびれるような痛みが走る時があるようです。私は経験したことがありませんが、その場合は、伝えた方が良さそうです。

ここで問題が無ければ、いよいよ本採血になります。

本採血

検査の後、本採血の順番が回ってくるまで、水分を十分に摂るように指導されます。飲み物は無料でいろいろなものが飲めます。お茶系の物から、コーヒーやスポーツドリンク、炭酸ジュースでも。ただし、採血の前はできるだけ温かいものを飲みたいところです。体を冷やすと、血の流れが悪くなり採血に時間がかかります。また、採血中はトイレには行けませんので、事前に済ませておかなければなりません。
成分献血ですと、一度抜いた血を戻す工程がありますので、結構な時間がかかります。
だいたい1時間~1時間半くらい。水分は十分に摂りたいところですが、摂り過ぎればトイレに行きたくなるでしょうし、ここは難しいところです。
しかし、初めての献血は、全血になりますので、え?というくらいあっさりと終わってしまいます。でも、いくらさっさと終わると言っても、やっぱりトイレには行っておくようにしたいですね。

本採血で使われる針はとても太いです。初めての場合、少しビビるかも知れません。でも安心してください。回を重ねるごとに、だんだんと快感に変わってくるというものです。(なわけないか(笑))

また、ほとんどの献血ルームのベッドには、テレビが備え付けてあります。暇をつぶすにはそれで十分ですが、例えば、スカイツリーのところにある献血ルームの場合、タブレットが備わっていて、インターネットで動画を楽しむことができます。
私は成分献血の時は、本を持ち込みます。血を抜きながらの読書ですので、どうも頭に血が回らないようです。難しいものは無理みたい。軽く読めるものが向いていると思います。ただ、全血の場合は、すぐに終わってしまうので、本を持ち込むまでもないのかな。

採血中は、看護師さんがこまめに状態をチェックしに来ます。心配して下さって、ありがたいなぁと思いましょう。煩わしいと思わないことです。
自己肯定感の低い私は、自分のようなものにこんなに気を遣ってくださってありがとうと思っていますが、なかなか表情に出せないので、もしかしたら不機嫌に見えているかもしれません。申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

採血が終わったら、看護師さんの指導に従って、足を延ばす運動をします。最後に血圧を測ります。採決前の血圧から、急激に下がっている場合があるようです。十分な血圧が確認できれば、看護師さんの指示に従って、ゆっくり立ち上がります。ふらふらしたり、くらくらしたりしなければそこで終了です。

献血の後のお楽しみ

採血後は、しばらく献血ルームでの休憩が必要です。
最低でも10分、できれば20~30分程度、休憩しましょう。
その間は、飲み物飲み放題、献血ルームによっては、ルーム内で自由に食べられるお菓子を用意してあるところもあります。(持ち帰りはダメです。)

献血ルームによっては、アイスを用意して下さっているところもあります。とても嬉しいです。
その他、献血ルームによってまちまちですが、いろいろとおみやげが付く場合があります。いろいろ選べるお菓子(100円程度のもの)があるところは嬉しいですね。その時々でキャンペーンをやっていることもあります。また、ラブラッドに登録すると、献血の度にポイントがついて、貯まるとけんけつちゃんグッズなどをもらえます。消耗品など役に立つものから、これはどうやっても使い道ないよなぁ...というものまで。
最近もらったものと言えば、手帳、カレンダー、マスクなどなど。
いらないものもあるかと思いますが、その場合は正直に使わないのでと言っても良いと思います。もらってそのまま捨てるのはかわいそうですしね。
以前にポイントでけんけつちゃんのマスコットをもらったことがあります。その時は、いくつかの中から選んだのですが、その時にスタッフの方が「あぁ、やっとあなたもお嫁に行くのですねぇ!」と言って、思わず笑ってしまいました。やっぱりけんけつちゃんマスコットは人気がないようです。

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献血の後の帰り道

私は経験ないのですが、帰る途中でくらくらしたり、ふらふらしたりすることがあるようです。その場合は、まずはその場でしゃがんで回復を待ちます。しばらくしゃがんでいれば、ほどなく回復するそうです。特に電車を利用の場合は注意が必要です。線路に落ちてしまったら大変ですので、なるべくホームの真ん中の方を歩くようにしたほうが良いかも。
あとは、激しい運動はその日は控えたほうが良いと思います。特に採血した方の手に力が入るようなことは、極力避けることです。

家に帰るところまでが献血です。(ん?遠足じゃないんだってば!)
無事に家に着いたら、当日はなるべくゆっくりと過ごすようにしたいですね。

 

以上です。献血ルームによって、多少の違いはありますが、だいたいこんな感じです。ここまで読んで、やっぱりやめておこうと思う人がいませんように。

機会があれば(気が向けば)、もしかしたら続きを書くかもしれませんし、書かないかもしれません。

毎日8時間程度、ぐっすり眠れるようになりたい。

以前にも書いたことではありますが...

お腹のみぞおちの辺りに痛みがあって、医者通いをしたことがあります。
当時お世話になっていた精神科のクリニックの内科の先生にまず診てもらって、原因が全く分からずに、紹介状を書いてもらって大学病院に通いました。
そこでも、あらゆる検査をしたにもかかわらず、原因が分からず、結局、機能性のものだとの診断。つまり、この痛みは何かの病気ではない、ほっといても何の問題もない、そういう事でした。
でも、痛いのです。しばらく安静にしていれば落ち着くのですが、痛む度に横になっていられるわけでもないし。
一応、精神的なものだと判断されて、気持ちが落ち着く(らしい)漢方の薬を処方されましたが、しばらく飲んでいても痛みが軽減することはないし、調べてみると認知症のリスクが少し高まるというような記述を見つけて、ちょっと怖くなって、飲むのをやめました。あ、もちろん、医師にも相談しましたよ。認知症が怖いとは言わなかったけど、効果がないので、飲まなくても大丈夫ですかねぇ?薬は飲まないで済むならできるだけ飲みたくはない、といったスタンスです。

しばらくの間、どういう状況で痛むのか、痛みが強くなるのか、自分を観察しながらいろいろと試していたのですが、ある時、ある栄養のカウンセラーさんのブログを見つけて読んでみたら、その方も同じような症状があって、マグネシウムで治ってしまったそうです。
早速、私も試してみました。
まずはお豆腐を作る時に使うにがり。これは主成分が塩化マグネシウムです。*1

にがりは、汁物や飲み物の中に、少しずつ入れて飲んでいます。たくさん入れると、とても苦くなるので要注意です(笑)。

そして、マグネシウムを多く含んでいる食品ということで、煮干し。ミキサーについていたミルを使って、粉にして、お味噌汁の出汁に使っています。

どちらもとても効果がありました。痛みが出にくくなりました。
でも、もともと私の体内のマグネシウム濃度が低いのでしょうね。摂るのを怠ると、すぐにまた痛みが出てきます。
因みに、マグネシウムの体内の濃度を調べる方法はないのだそうです。血液検査をやっても、わからないということです。でも、マグネシウムを摂るとこの痛みがなくなることを考えれば、私の体内にマグネシウムが不足していることは分かります。

マグネシウム不足で起こることの一つに、睡眠時間が短くなるということがあるようです。

私はとても睡眠時間が短いです。子どものころから寝つきがとても悪い。
30代、40代の頃は、仕事仕事で、毎日3~4時間くらいしか寝ていませんでしたが、今でもせいぜい5時間くらいです。今のこの短い睡眠時間は、きっとハードに働いていた時の習慣でそうなってしまったものだとばかり思っていました。

でも、もしかしたら、これもマグネシウム不足の疑いがあるのかな?

マグネシウムを意識する前は、一度目が覚めてしまうと、もう2度寝ができなかったんですね。2~3時間程度で目が覚めてしまっても、もう一度寝ることができなかったのです。それで疲れがとれていたのならそれでも良いのですが、そうなった場合、一日中ずっと、体が怠い。脳も体も絶不調のまま一日が過ぎてしまうのです。
それがマグネシウムを意識するようになって、最近は、短い時間で目が覚めてしまうことがあっても、もう一度寝ることができるようになりました。

できることなら、7~8時間くらいぐっすり眠ってみたい。

よく加齢により睡眠時間が短くなると言われますが、年をとってもたっぷり寝られる人もいますよね。たとえば、黒柳徹子さんは、もう80歳を超えていますが、毎日10時間は寝ているのだそうです。
きっと、この人は、マグネシウムの体内濃度が高いのでしょう。

最近、いろいろな栄養の本を読むにつけ思うのですが、生まれたばかりの赤ん坊は、母親からたくさんの栄養をもらって、どの栄養素もとても高い濃度なのだと思うのです。
それが、成長するにつれ、大人になるにつれ、食生活やらストレスやらの影響で、十分な濃度を保てなくなってくるのではないかと。
そして、もともと母親の体内の栄養素の濃度が低いと、お腹の中の子供にその栄養素が十分に行かなくなって、初めから低い場合もある。

私の場合、もともとマグネシウムの濃度が低くて、それが大人になってもっと低くなって枯渇してしまって、お腹の痛みになるまでになってしまったのではないかな。と、そう思うのです。

マグネシウムに関して、いろいろと調べてみると、このミネラルは、全身であらゆる反応に関与しているのだそうです。その反応の種類は、実に300を超えるのだとか。
そんなわけで、最近はマグネシウムに注目して生きているわけですが、このマグネシウムは、今、日本人に一番足りていないミネラルなのだそうです。皆さんも、何か、何となく調子が悪いなという場合、マグネシウム不足を疑ってみると良いのかもしれません。

以上、たくさん眠れるようになりたいという話でした。
たくさん寝ちゃうと、今度はブログを書くことができなくなってしまいそうですが、それはまた別の話...

*1:天然のにがりは、塩化マグネシウムだけではなくて、いろいろなものが混ざっています。純度の高い精製された塩化マグネシウムでお豆腐を作ろうとすると、反応が強すぎてすぐに固まってしまい、作るのが難しいのだそうです。

献血 56回目

2022/1/18 新宿東口献血ルーム 成分献血(血小板)

最近、献血の時に血圧を測ると、とても高いことが多いのです。
安静時は、だいたい上120下80くらいになのですが、献血の時は、このところ上が150くらいになっています。
原因としては、献血ルームがビルの割と高い階にあって、それでも階段で登っていることが考えられます。
今日はエレベーターを使って、健康的な数値を出さなければと思っていたのですがねぇ...

そろそろ出かけなければと思った時、頭が爆発しているのに気が付きました。前の日の夜、お風呂に入ってから、タオルで拭いただけで乾かさないで放置してあったのです。私はものすごい癖っ毛です。癖っ毛の人は分かると思いますが、濡れたまま放置しておくと、大変なことになります。
ドライヤーを探したのですが、先週末、部屋を片付けた時に、どこかにしまって見つからなくなってしまいました。
結局見つからず、まぁ、帽子をかぶって行けばいいやと諦めました。献血ルームに着く頃には、髪の毛も帽子の形におさまっていることでしょう。
そんなこともあって、余裕を持って出かけるはずが、時間ギリギリになってしまいました。

電車に乗っていくのに、山手線の新宿駅で降りると308円、一つ手前の代々木駅で降りると220円。
新宿と代々木は、地図を見てもらうとわかると思いますが、とても近いのです。
こんなに近いのに、この一駅で88円も上乗せになるのがどうも納得いかないのです。セコイ(笑)。
なもので、代々木で降りることが多いのです。新宿駅は駅の規模がデカいので、電車を降りてから駅を出るまでに時間がかかるということもあります。その点、代々木駅はホームの階段から降りるとすぐに改札。とても楽です。
今日も代々木で降りるつもりだったのです。一駅くらい歩いても、余裕があったはずなのでした。

品川駅で京浜東北線から山手線に乗り換え。
今までの癖で、京浜東北線から降りてから何も確認しないで、別のホームに移動してしまいました。すっかり忘れていました。そういえば最近、品川駅は工事をして、東京上野方面行の京浜東北線と、渋谷新宿方面行の山手線が、同じホームになっていたのでした。
気が付いた時には、ちょうど良いタイミングで来ていた電車は発車してしまっていて、1本遅れて電車に乗ることに。
それでもまだ、ギリギリ余裕があったはずなのです。
電車に乗りながらこまめに時計をチェックしていました。
原宿駅を過ぎて、これならまだぎりぎり時間に間に合うなと思った瞬間、急ブレーキ。
電車が止まってしまいました。
アナウンスでは、この先の新宿駅で、人がホームから線路に降りて、その人の保護と安全確認のために、緊急停車したのだということです。
え~!これって、もしかしてまた痴漢が逃げているの?埼京線のホームらしいので、そんな風に思ってしまいました。今はどうなっているのか分かりませんが、以前に埼京線は痴漢の被害がとても多いと聞いたことがあります。そして線路に降りて逃げるのです。おいおい、どれだけ迷惑かけるんだと、とても情けない気持ちになります。
前の電車が代々木駅で停車してしまっているため、私が乗っていた電車は、原宿駅と代々木駅の途中で停車。降りることもできません。
え?ということは、品川駅で乗り逃がしてしまった電車に乗っていれば、代々木駅で予約時刻に間に合うよう降りることができた、はずなのです。まいったなぁ~。

結局、10分くらい止まっていたのでしょうか。
代々木駅で降りたらもう予約の時刻には間に合わない。
私は理由がどうであれ、遅刻することにものすごい抵抗があります。
高校生の時なんぞは、遅刻しそうになった時には、そのまま学校を休んで(さぼって)しまったくらいのものです。
しかたないので、新宿駅まで電車に乗りましたよ。
痴漢野郎には、せめて差額の運賃、88円返して欲しい!セコイ(笑)

新宿駅に電車が着いたのが、予約時刻の3分前くらいでしょうか。小走りで行って、3分くらいの遅刻になってしまいました。
15分遅刻すると、予約が取り消しになるというルールです。とりあえず、それには間に合って良かった。

でも結局、献血前の検査では、血圧が上148となってしまい、またもや高血圧なのでした。走ったのが原因なのだと思います。まぁ、この数値なら、献血中止にはならないのでまぁいいか。
ちなみに、採血後の血圧は、上128でした。

献血前の検査の時に、手が冷たいと指摘されることが多かったので、最近は、献血の日には朝からカイロで手を温めるようにしています。手を温めると、全身がポカポカしてきますね。最近、体温が低くて、だいたい35.5℃位だったのですが、献血前の検温では、久しぶりに36.6℃まで上がっていました。一番体調が良くて、食べても食べても痩せていた頃の体温って、ほぼ37℃位あったんですよね、それに近くなっていました。もしかして、こんな風に手を温めていたら痩せることができるかな?なんて(笑)。そういえば、欧米の人の平熱って37℃位が普通なんだそうですね。日本人は割と低体温なのだそうです。(NHKCool Japan」でやっていました。)

手を温めておくと、血の流れがとてもスムーズになり、採血の時間の短縮にもなります。一番時間がかかった時は1時間半くらいでしたが、今回は1時間ちょっとで終わりました。
担当の看護師さんにも、カイロをご自分で用意されたのですねぇ、と褒めていただきました。

さてと、献血後の自分へのご褒美です。

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京王百貨店で、駅弁の催し物をやっていましたので、そこで買いました、予算1000円と思っていたのですが、これは980円。いくらも鮭も高いはずなのに、ずいぶん安いのだなと思っていたら、鮭ではなくて鱒でした。トラウトサーモン。どうりでイクラの粒が小さいわけだ。
でも、いくらを食べるのは3年ぶりくらいになるのかな。新宿中央公園で、おいしくいただきました。
公園でトイレに入ったら、用を足していると、うしろにたくさんの人の気配。
振り向いたら、ホームレスらしき人がたくさんいて、ちょっと怖くなりました。手も洗わないで、出てきてしまった。偏見を持ってはいけないと思いつつ、たくさんになるとやっぱり怖いです。

そしてアイス。ずっと気になっていたんですよね。これ。

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お弁当ですでに贅沢をしてしまったので、アイスは200円以下と考えていました。
アイスクリームではなくて、アイスミルクというところは少し気になりますが、まぁいいでしょう。
十分においしかったです。
今度はバッカスの方も食べてみたいな。

できることなら、楽しいテレビ番組は、楽しいままで最後まで観たいと思うのですよ。

私は滝沢カレンちゃん大好きですので、ときどきカレンちゃんの料理本(カレンの台所|サンクチュアリ出版)をニヨニヨしながら眺めているのですが、こないだこんな番組をやっていたのですよ。

tver.jp

この「カレン食堂」って、まるで「カレンの台所」実写版といったところでしょうか。実に面白い番組でした。

番組の中で、自然薯でパスタのソースを作っていたので、ちょっとアレンジして、まぐろと豆腐のハンバーグを作った時に、ソースを大和芋で作ってみたのです。
トマトをバターで炒めて、そこにすりおろした大和芋を加えて。味付はお醤油とお酒とみりん等々。

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これがですね、食感がチーズ。味付を工夫すれば、本当にチーズっぽくなりそうです。意外においしかった。本物のチーズだと、冷めちゃうと固まってしまうけど、これなら冷めてもトロトロ。お弁当など、冷めた状態で食べるなら、これはなかなかのアイデアなのかなと思いました。

私は芸能人がお料理を作る番組って、ついつい爪を見てしまうのですが、カレンちゃんはマニキュアも塗らないで、きれいな爪をしていましたね。他の番組ではしっかりとマニキュアをつけていたので、この人は本当に、お料理については彼女なりの想いがあるのかなと感心してしまいました。それとも、誰かの入れ知恵かな?(笑)

で、カレンちゃんとは関係ないのですが、この番組で、ちょっと気になったことがありました。
それは養殖まぐろのところ。
ある養殖業者に密着して取材していたのですが、1日にまぐろに食べさせるエサが、鯖を60tですって。

普通、養殖というと、あまり大きくならないうちに〆て出荷するのですが、大きくなり過ぎるとエサ代がかかりすぎるというコストの問題が大きいのだと思います。しかし、まぐろは大きく育てるととても高値がつく。この業者さんはかなり大きくなるまで育てているのです。
その結果が、毎日鯖60tということになるのでしょう。水産資源が枯渇するかもしれないという今、これでいいのかなぁと疑問に思ってしまったのです。
金儲けや人間のエゴのために、地球の環境になにか悪い影響を与えることになりはしないのかって。
制作部署は違うのでしょうけれども、かたや報道番組ではSDGsを訴えているのに、こういった娯楽番組では、これをすごいことだと称賛しているのに違和感を感じます。個人が密かに細々とやっていることならまだよいと思いますが、結構大々的にやっているようですし。
なんか、モヤモヤしてしまった。

この番組ではないけれども、このコロナ禍で、航空会社が外国への便が出せないからと、乗客を乗せて、出発した空港にそのまま帰ってくる飛行をして、それをステキなことのように紹介していた時にも違和感がありました。
だって、飛行機って、どれだけ環境負荷が高いのかってことでしょう。
移動手段としての飛行機なら、人それぞれに飛行機を選ぶ理由はあっても、ある程度は許されるのではないかと思います。でも、本来の目的ではないのに、そしてテレビでもキャンペーンを張っているSDGsに反している使い方をしているのにもかかわらず、それを称賛するような紹介の仕方をするのはどうなのかなって思うのですよ。

テレビ局の中で一貫性が無いというか。
いっそのこと、SDGsなんて関係ない、人間が楽しければいいじゃないか、金儲けの何が悪いと言ってもらった方が、スッキリします。

私が神経質すぎるのでしょうか?こんなことを挙げだしたらきりがないし、玉川さんみたいな取扱いになってしまうのもなんだか嫌なので、この辺にしておきます。

カレンちゃんが大好きで楽しく見ていた番組だったのに、なんだか悶々としてしまったという話でした。