イチジクを食べたら思い出した。

はじめてイチジクというものを食べました。
ドライフルーツのイチジクは食べたことがあるのですが、生のものは初めてだったのです。特に感動みたいなものはなく、あぁ、イチジクってこんなものなんだなぁ...くらいの感じでした。
イチジクを食べていたら、またいつものように、どうでも良いことを思い出しました。
イチジクって言えば、アレですよね、アレ。フフフ…

 

父がまだ健在だったころの話です。
父は病院に行くと、帰りに家の近くの調剤薬局に寄って、処方箋だけ出して帰ってきてしまいます。せっかちなので、待ってられないのです。
後から家族の誰かが取りに行くこともありましたが、ほとんどは薬局の方が家まで届けてくれていました。
ある時、父が「今日は疲れた」と言って、薬局に寄らずに帰ってきてしまったのです。
仕方ないなぁ、と私が行くことにしました。
薬局に着いたときは、薬を待っている人は一人もいませんでした。処方箋を出して待っていると、一人、二人、三人と増えていって、私が呼び出された時には、私の顔見知りの若いお母さんの方も含めて、ちょっと賑わうくらいの感じになっていました。
呼び出されて窓口に行くと、薬の説明を始めたのですね。まいったなぁ、自分の薬じゃないしなぁ、とりあえず聞いて、後から父に話せばいいや、と思っていたのです。
で、その男性の薬剤師さんの声がとても大きくて、店内に響いていました。

その薬剤師さん、大勢の人がいるところで、
(とても大きな声で)「それで、浣腸が処方されていますね~。浣腸の使い方はご存じですか~?とりあえず浣腸の説明しますね~(ニヤッ)

おいおい、あまり浣腸浣腸っていうなっ!恥ずかしいじゃないか!

私も被せるように大きな声で、
父にそう伝えますっ!」

ご近所の若いお母さん周辺で、○○さんちの息子さん、浣腸使ってるのよフフフ、なんて噂が立ったらどうするんだ!

という話でした(笑)。