初めての体験だったので、ちょっと戸惑いました

11/10

今日はとても悲しいことがありました。

私にとっての、献血のシーズンが始まるはずでした。

睡眠たっぷり、朝飯しっかり、やる気満々で出かけていったのでした、

受付を済ませて、問診の呼び出しを待っていました。
そこには、レディ・ボーデンの冷凍ケース。献血を済ませた後にいただけるのです。
今日は何味にしようかな。チョコがいいかな、ストロベリーも好き、久しぶりにバニラもいいな。
それはそれはルンルン気分だったのです。

問診の順番がまわってきました。
優しそうで丁寧な感じのする女医さんでした。
いつもの定番の質問があり、その他にも、コロナのワクチンの副反応はどうだったの?など、雑談もしながら、和気あいあいとしていました。
最後に、私としては、一応念のためくらいのつもりで、先日、自転車の車輪にスカートを絡めてしまった女性を手伝って怪我した指を見せたのでした。

「あら~、これはちょっと…今日はやめておきましょう」

自分としてはすでに治っているつもりでした。しかし、医師から見れば、少し腫れていて炎症が起きているという判断でした。
今までちょっとした怪我だったら、医師の方からこれくらいなら大丈夫ですよと、そのまま献血していました。自分としては今日もそれくらいの感じだなと思っていたのです。
でも、ちょっとした怪我でも、炎症が起きている場合はダメなんだそうです。

ショックでした。今まで問診や検査で献血をさせてもらえなかったことはなかったものですから。
いつも、献血の前には、怪我をしないように慎重に過ごしてきたつもりでした。
それがこんなところではじかれてしまうとは…

でも、それは仕方ないこと。
全ては輸血を受ける患者さんの安全のための判断です。それが最優先なのは間違いのないことです。
献血ができなかったことが悲しいということでもないのです。
もちろん、残念ですよ。でも、こういった問診や検査が形骸化しておらず、ちゃんと機能しているのだなとあらためて実感しまして、それは受け入れるしかありません。
たぶん、いつも私のブログを読んで下さっている方なら、もしかしたらお気づきになっているのかも知れません。
私が、何が悲しかったのか、それはね、
レディ・ボーデンをいただけなかったこと。

あれだけルンルン気分だったのが、肩透かしを食らってしまいました。うーーーん、残念。
レディ・ボーデンだけではありません。
いつも献血すると、何かしらのおまけをもらえることが多いのです。
お菓子だったり飲み物だったり、けんけつちゃんグッズだったり。
今日は来年の手帳をいただける予定でした。そういうものが全てなくなってしまう。

献血カードだけ返却されて帰るのは、なんだかとても寂しい。仕方ないので、いつもの玄米デリさんでお弁当を買って、日比谷公園で黄昏ていました。

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お弁当は本来、献血した時の、自分へのご褒美なので、今回は一番安いものを選びました。本当はすぐ隣に並んでいた、ちょっと高い方が食べたかった。

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風が強くて、ちょっと寒かった。
でも、日差しが気持ち良くて、歩いて帰りました。

来週は大丈夫かな。とりあえず予約を入れたのでした。
様子を見て、腫れが引かないようだったら、予約をキャンセルすることにします。

レディ・ボーデンなしがあまりにも悲しかったので、MOWのチョコレート味を買って帰りました。

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業務スーパーには、レディ・ボーデンはなかったのでした。