自分の葬式について

自分が死んでから行う葬式なら、そんなもんやってくれなくて結構ですと思っています。子どもも奥さんもいませんし、やるとなると甥っ子か姪っ子の仕事になってしまうし、そんな負担を負わせるほどの間柄でもないし。
できることなら、自分が死んだら、全ての人から私の記憶がなくなれば良いなと思います。誰も悲しまなくて済むように、それと同時に、誰も喜ばなくて済むように。いやぁ、自分が死んで誰かが喜んでいたら、ちょっと悲しいですしね。でも、自分の意識もなくなっているから、悲しいという感情もなくなっているのかな。
自分の亡骸はもう好きに使ってもらってかまわないと思っています。使えるなら臓器移植、角膜移植、あとは医学の発展のために、医学生に解剖してもらってかまわないし、生肉は動物のエサになってもかまわない(←これはちょっと倫理的に問題になりそう)。食物連鎖の環に入れれば本望です。生きているうちは痛いから嫌だけど。
死んだ後に誰かに迷惑が掛からないように、死の直前になってきたら、身の回りのものはできるだけ整理して、最後の最後は2~3日分の着替えと食べ物、あとはパソコンと自分の好きな本何冊かと自分の好きな音楽のソフトをいくつか、それだけあれば良いかなぁ。あとは全部処分して、私が死んだらせいぜいゴミが段ボール1個。それが理想ですね。とりあえず、今は自分の身の回りについては、まったく整理できていないので、絶対に死ねません。例えば自殺なんてありえない。自分が死んだ後に、誰かが私の部屋に入って私のものを物色するかと思うと、絶対に死ねません。それが私が活きる原動力になっています。がんばって生きるぞー!

それでもどうしても私のお葬式をやりたいという人がいるなら、もしくは、何となく生前葬みたいなことをやることになってしまったら、以前にも書きましたが、私の葬式は「ユヴェントス葬」でやってもらいます。

私が愛するユヴェントス。イタリアのサッカークラブですよ。*1

ユヴェントスと言えばビアンコネロ(イタリア語)。つまり白黒。ユヴェントスカラーで葬式の会場を飾るのです・・・・・・って、それはどこにでもある普通の葬式じゃないか―――い!!!(笑)。

すみませんでした。余談が長すぎました。
ちなみに、クラブ創設時のオリジナルのユニフォームは白黒の縦縞ではなくて、ピンクだったのです。ピンクの葬式会場、これもいいかもしれません(^^;)

本題に入ります。やっとここまで来ました。
昨日のはてなの特別お題の記事に、minako( id:minakosayu2019)さんからいただいたコメントです。 

わかります。 10選なんて選べませんよ。 それって、年齢が高くなるほど 選びにくくなるのかも・・・という気も。 私も音楽好きだったので、お気持ちはよくわかります! 「私が葬式の時にはこの曲を流してね 」と思った曲が何度変わったか・・・ ・(笑)

tohost3250303.hatenablog.com

自分の葬式にかける曲。うーーーん考えました。
そもそも、私は誰かと一緒に自分の好きな音楽を聴くということがほとんどありません。恥ずかしいのです。もしかしたら泣いちゃうかもしれないし。
だから、逆に言えば、街中のそこら中で私の思い入れのある音楽がかかっている必要はないし、かかっていてほしくないとも思います。
街中に流れている曲は、誰にでも親しみのある、そして、きれいな日本語のきれいなメロディーのものであれば、何でも良いのです。

自分のお葬式となるとどうなるのだろう?

自分の好きな音楽を流してしまうと、昨日の記事を読んで下さった方は分かると思いますが、なかなか一般の人が普通に好きになるものばかりではないですよねぇ。本当に、個人的に偏った嗜好だなと思っています。
私にとても近しい人ならまだしも、そうではない人までもが、私がこんな音楽を聴いていたと思われたら、ちょっと恥ずかしい。

そんなことを考えたら、歌詞のない曲の方がいいな。
できれば美しい曲がいいな。
聴いている人が私をあまりイメージしないですむ曲の方がいいな。

私がこの曲好きなんですと言って、恥ずかしく思わない、そうなるとこれがいい。
英雄ポロネーズ


www.youtube.com*2

後の残りの人生、この曲のようであったらいいなという気持ちと、がんばって練習して、生きているうちに形だけでもこれを弾けるようになれば、録音して自分の演奏で流すのも良い。
ピアノに詳しい人からは、そんなん無理に決まってるぅ、と刺されてしまいそうです。妄想するだけならタダですので、かまわず妄想します(笑)。

まずは楽器を用意しなければ…ですね(笑)。

*1:余談ですが、ユヴェントスという言葉はイタリア語にはないのです。そもそも「J」で始まる言葉もないと聞いたことがあります。ユヴェントスラテン語です。「青春」とか「若者たち」という意味だそうです。それを聞いたときは、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。だって、例えばTシャツに「JUVENTUS」というロゴを入れたとして、それって日本語で「青春」ですよ、「若者たち」ですよ。「青春」って日本語で書いてあるTシャツ着るの恥ずかしくないですか?ロゴの入っているTシャツを着る時は気をつけましょうね、にゃー将軍 (id:stoolpigeonn173) さん(笑)。

チェックもドット柄もダメ、英語でなんか言葉が書いてあるのとかは最悪で、無地が最強だと言っていました。

みずたまり大好き! - 恥ずかしながら おかわりを

*2:先日のショパン国際ピアノコンクールでは、反田さんが2位、小林さんが4位でした。個人的には、小林さんのポロネーズの方が、繊細な感じがして好きだなぁと思いました。なので、ここでは小林愛実さんの方を貼り付けておきます。