最近はすっかりお米の代わりに鶏むね肉とゆで卵が主食になってしまいました。
お米を食べるのは、週に2回程度です。
ゆで卵はマヨネーズをつけて、そして鶏むね肉は、お酒と塩で下味をつけて低温調理したものに、マスタードだけつけて食べています。ほぼ毎日同じようなものです。
豚肉やお魚をおかずに鶏むね肉を食べるといった、タンパク質同士の組み合わせはちょっと変わった食生活ですが、お好み焼きやラーメンをおかずにご飯を食べるといった炭水化物同士の組み合わせよりかは、多少健康的なのではないかと自負しております(笑)。
しかしながらいつも同じパターンとなって来まして、少しずつ飽きてきた感じは否めません。お米やパンのように、毎日食べても飽きないというようにはなかなかならないようです。いつも何とかしなくちゃと思いながら、日々暮らしているわけですが、いざ調理するときになると面倒くさくなってしまうのです。
そんな時にですね、なる (id:nantoka-naru)さんが、モーリョソースなるものを教えてくださいました。
一瞬、どこぞのサッカーの監督?と思ってしまいましたが、それはモーリョではなくてモウリーニョでした。
人様のレシピを見たら負けという縛りがなかなか解けないのですが、なるさんなら負けてもいいかなと思っています。むしろ積極的に負けてみたい...
とはいえ、急に思い立った時というのは、材料がそろわないわけで、一部、あるもので代用して作りました。
今はトマトが高くてなかなか買う気にならないのですが、トマトの風味はどうしても欲しいと思ったので、代わりにトマトジュースを使ってみました。
使い道に困っていたライムがあったので、レモンの代わりに使ってみました。
最近、農産物直売所に買い物に行くと、地元のものではないのですが、立派な国産のパプリカが100円で売っているので、いつも行く度に3個4個買っていました。玉ねぎはお腹の弱い人はあまり食べないほうが良いのですが、いつもサラダにほんの少しだけ赤玉ねぎを入れています。これを使いました。
そしてできたのがこちら。
お酢を使っているので保存もききそうですし、少し多めに作って、ちょこちょこいただいています。なるさん、ありがとうございました。
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さて、モウリーニョときたらやはりデシャンにも登場してもらわねばなりますまい。
この二人の対決は、2004年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝まで遡ります。モウリーニョ率いるFCポルト(ポルトガル)とデシャン率いるASモナコ(モナコ公国、フランス・リーグアン)の対決は、ともにビッグクラブとは言えない中堅クラブ同士の対戦になり、史上まれにみる注目度の低さでした。しかし、私にはとても興味がありました。どちらの監督も、監督としてはまだ駆け出しの2人でした。その二人が率いるクラブがここまで来たというのは、とてもすごいこと。将来の名監督になる予感がありました。
その試合ではモウリーニョ率いるポルトが圧勝しましたが、その後の2人は、モウリーニョは主にビッグクラブの監督として、デシャンはフランス代表の監督として、ともに世界の頂点をとっています。
監督になるまでに至った経緯が、この二人で大きく違うのがとても興味深いところです。デシャンはクラブでも代表でも選手として世界の頂点を極めていますし、しかも守備的なミッドフィルダーで目立たないポジションではありましたが、いつもチームの中心的な存在で、常に注目されていました。一方、モウリーニョは、選手としては全くダメでした。早いところ自分の現役に見切りをつけて、通訳の仕事をするようになりました。サッカーのいろいろな指導者に通訳として密着して、監督というものを学んでいったのです。
さらにおもしろいのは、モウリーニョはクラブでのタイトルはたくさん持っているが、代表監督はまだ経験したことがない、一方で、デシャンは選手としては、クラブではあと少しのところまでいったものの世界的なタイトルはとっていない。代表ではワールドカップもヨーロッパ選手権も優勝しています。
個人的には、モウリーニョにはいつか代表監督をして欲しいなと思いますし、デシャンには、いつか我がユヴェントスの監督に復帰して、チャンピオンズリーグのタイトルを狙って欲しいです、
モーリョソースがモウリーニョに似ている、ただそれだけで何となくサッカーの話にしてしまいましたが、なんとなくデシャンソースというキーワードで検索したら、中国通販大手のアリババで引っかかりました。なんだか、デシャンという名前の医療機器があるのだそうですね。手術に使うのだそうです。何だか、何だかなぁという話でした。