家にもうすぐたどり着くという時に気が付きました。
チャオちゅーるを買うのを忘れてしまった。
あぁ、引き返すのも面倒くさい。今日は荷物もたくさんあるし。
ヤツにばったり会ってしまったら大変。
うちは玄関が二つあるので、いつも使っている方ではない玄関からそぉーと家に入りました。
あと、オリーブオイルも忘れてしまった。
こないだ買い忘れてしまった業スーのノンアルピールはちゃんと覚えていたのに。
業スーのノンアルビールはおいしいですね。ドイツのやつ。
明らかにビールとは全く違うし、その代わりに飲むものでもないけど、全く別の新しい飲み物と捉えればとてもおいしいです。
お酒は酔うと体が怠くなって、その感じがとても嫌なので、ノンアルや低アルコールのものをいろいろ物色していましたが、どれもみんなまずくて、やっとおいしく飲めるものにたどり着きました。ありがとう、も○○さん！
最近はこんなのばっかり。
買い物に行くと必ず何か忘れています。
メモをとるという習慣がないのは、若い頃は、手帳だのメモ帳だの持っていても、何の役にも立たなかったから。だって、メモをしても自然と覚えてしまっているから、自分で書いたメモを見ることがなかったのですよ。書くだけ無駄だと思っていました。
でも、今はすぐに忘れちゃう。
ずっと、手帳やメモ用紙を携帯しない生活をしていたので、今さらその習慣を変えるのは難しい。スマホにメモをするように試してみましたが、なかなか定着しません。
それでこないだ、祖父の月命日におはぎを作ろうと思って、もち米を買わなきゃと思って、買い物に出かけたのです。
一番の目的は、もち米だったはずなのです。
スーパーって、入り口から入るとまずは青果売り場ですよね。
最近はいちごが並ぶようになってきました。
ちょっと傷んでいるいちごが1/4くらいの値段で売っているのに気が付きました。
おぉー。これはいちごのおはぎを作るしかない。
私は、いちご大福を最初に作った人を、ある意味、とても尊敬というか敬意を持っています。あの組み合わせは最高です。
こないだまでは、スーパーに買い物に行くと、帰りに必ず安い50円位のアイスを食べちゃっていましたが、今はいちご大福に手が伸びてしまいます。正規の値段だと、いつもとなるとあまりにも贅沢すぎるので、消費期限が近づいて値引きになっているものがあった時だけにしていますが、実際、いちご大福はとても期限が短いので、値引きされているものがある可能性はとても高いです。
いちごの酸味とあんこの甘さが、とてもよく合う。これに気が付いた人、やっぱり天才だと思う。ありがとうと言いたいです。
家には白あんに使う手亡豆もあるし、大福となるとちょっと作るのが面倒くさいので、白あんといちごを使っておはぎを作ろう。(以前にも作ったことはあります)
自分で勝手に盛り上がっていました。
その時は一通り買い物をして、気分アゲアゲで家に帰ったのです。
あんこは前日に炊いてしまいます。こしあんにするのは面倒くさいなぁ...と思いながらも、でもやっぱり手作りのいちごのおはぎはとてもおいしい。作り始めるのはなかなか億劫で始まらないのですが、作り始めるとあとは成り行きです。どうにでもなります。
いちごは形の良いものはまるごと、形の良くないものは潰してあんこに混ぜよう。
いちごはできるだけ生の風味を残したいので、加熱しないで当日にあんこに混ぜることにしました。
さてさて、もち米…ん？
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！忘れてる。
この段階で、もち米を買い忘れていることに気が付きました。
もう夜も遅いし、寒いし、買いに行くの面倒くさいし。
初めはうるち米(普通のお米)で作ろうかとも思いましたが、それはやっぱり違うよねぇ。
もちなしでいいやっ。おはぎではなくて、いちごの白あん包み。
できあがりはこちらです。不格好なのは、かなり投げやりになっていたからなのでした。
これはこれでおいしいかも。
もちがない分だけ、あんこの甘さは控えめにした方が良いかもしれません。
いつもの感覚でお砂糖の量を決めてしまったら、少し甘すぎるように感じました。
もともと、あんこを炊くときは、甘さ控えめにしていますが、それでもちょっと甘すぎました。
あと、あんこにいちごを加えると、どうしてもあんこがゆるくなってしまうので、初めからしっかり水分を飛ばしておくこと、そして、塩梅を見ながら少しずついちごを足していくようにしなければ。
見た目も含めて、これをしっかりした形に作り上げたいと思ってしまいまし。それをやるかどうか、きっと気まぐれだと思いますが、それはまた別の話...
