農産物直売所に行く途中にトンネルがあって、その壁に長~く絵が描いてあるのです。
端から端までずっと。
海の中をイメージしたような、たくさんの魚の絵なのです。
ここを通る度に、いつもいつも、いいなぁと思って眺めています。
薄暗いトンネルの中では、まるで本当に海の中にいるような感覚になります。
絵にはあまり興味を示さない私ですが、この絵にはとてもなにか不思議な力を感じる。
ほとんど人通りのない場所です。
誰も見る人がいないというのは、本当にもったいないなと思います。
それでもって、ネットで調べてみたら、ここのトンネルで殺人事件があって、それを受けて地元の中学生たちが少しでも明るい場所にしたいという思いで、この大きな大きな絵を描いたのだそうです。
こんな背景があったのだとは全く想像もしませんでした。私はその思いを感じていたのかな?
それにしても、人の姿をほとんど見ない場所が、どんどん増えてきているような気がします。東京、もしくは東京近郊については、人口は増えているはずなので、街中に人が増えても良さそうなもの。私が子供の頃は、平日ならば、私が住んでいる街でも人をたくさん見かけました。でも今は、子供の遊ぶ声は聞こえてこないし、人の姿を見ることがだいぶ減ってしまった気がします。毎日が日曜日のように感じます。本当に毎日が日曜日なら、それはそれでステキなことなのですが、そううまくはいかないものです。
自分の感覚では、確か大学生の時に読んでいた都市についての本などでもそう書いてあったと思うのですが、都市というものは何でもある場所のはず。
住宅はもちろんですが、働く場所(オフィスでも、工場でも何でも)があり、学校があり、公園も図書館も体育館も、何でもある。各町には小さな商店街が必ずあって、どの町でも日曜日でなければとても活気があったと思います。子どもたちの遊ぶ声もそこら中で響いていました。
でも今は、何でもあった都市が分割されてしまって、住宅街、オフィス街など機能別になってしまった。小さな商店街は寂れてしまい、駅に近いところだけがかろうじて残っているといった感じ。工場も街中から姿を消して、跡地はマンションになっていきます。
大抵の用事はご近所の歩いて行ける範囲で済ますことができたのですが、いまはちょっとした買い物でも面倒になるくらい遠いのです。だんだんと不便になっているような気がします。
街の規模が大きくなって、使い方が変わってきているだけのことなのですが、これでは東京に住んでいても、利用できる交通手段が限られている人は大変だなぁと思います。私はまだたくさん歩けるくらいの体力も時間もあるので、今のところ特に苦には思いませんが、これから年をとっていったらどうなるのだろう?
すっかり話が脇道に逸れてしまいました。
そうそう、あの壁画を見る人が誰もいないというのがもったいないという話でした。
街の中にもう少し人がいても良いのに、そう思うのでした。
■
12月23日は父方の祖母の命日でした。
お墓参りに行ってきました。こちらはお供えしたお花です。
父や祖父の命日や月命日には、好物だったものを食べるようにしていますが、祖母については何が好きだったのか全く記憶がありません。
私が物心ついたころには、すでに病院に入院していて、遊んでもらったとかかわいがってもらったという記憶が一切ないのです。私が小学校に入学する前の話ですが、最後の方は言葉を話せなくなっていて、何か一生懸命言おうとしているのに、それが言葉にならないでもがいている姿だけが強く心に残っています。
そして23日と言えば、おりょー♪さんの月命日。
こちらは恒例の焼いもです。S友で買いました、
いつか焼いも専門店で買って食べてみたいと思うのですが、結局はスーパーで買って食べています。S友ばかりです。
他にも何軒か売っているスーパーがありますが、私の知る限りではS友が一番安い。
祖母のお墓参りは午前中に済ませて、S友には午後に出かけました。
もちろん他にも買う予定はありましたが、一番の目的は焼いもです。
私の家から一番近いS友は、歩いて40分くらいかかります。まあ、これくらいなら私にとってはどうってない距離です。歩いて行く範囲ですね。何て暇な人なのだろうなんて思わぬようお願いいたします。
お店に着いて、まずは焼いもがあることを確認して、その他の買い物を見て回りました。
最後はいちご大福の見切り品がないかなと見に行きましたら、その日は無し。
しかたないので、アイス食べちゃおうかなと思ったのですが、今月は無駄遣いが多すぎるので、我慢することにしたのですよ。その時は...
家に帰る途中、S友からしばらく歩いたところで、大変なことに気が付きました。
あ、焼いも買うの忘れてる。
戻りましたよ。恥ずかしい...
でも、同じレジに並ぶと、あ、こいつ買い忘れたんだな、とか、戻ってきて焼いもだけ買うのって、よっぽど好きなんじゃね、と思われるのが嫌で、別のレジに並びました。
そして、焼いもだけというのもちょっと恥ずかしいので、いくつか余計なものも買ってしまいました。焼き芋を買い忘れたのも、アイスを我慢したことが原因でしょうから(笑)、アイスも買いました。赤城のチョコミントアイスバー。こんなに寒いのに(笑)。
やっぱりアイスは必須のようです。
■
調布市辺りで多摩川を渡る時に、富士山が見えました。
どこで見てもいいものです。
今週はなんだか行くかなければならないところが多くて、毎日出歩いていました。
まとめてものすごく歩いたという日は無かったのですが、結局100㎞近くなりました。
おりょー♪さんのことを思い出していたら、長渕さんの「祈り」が頭の中をぐるぐる回り始めました。このころのように、きれいな声で歌っていた頃の長渕さんが好き。
好き嫌いはあるかも知れないけど、こんな唄、マジでないと歌えないよね。
今週の合計 95.9㎞ 歩いた時間 20時間29分
累計
- 1月 411.0㎞ 歩いた時間 86時間47分
- 2月 399.1㎞ 歩いた時間 83時間58分
- 3月 410.7㎞ 歩いた時間 87時間10分
- 4月 313.8㎞ 歩いた時間 66時間23分
- 5月 463.4㎞ 歩いた時間 98時間20分
- 6月 274.4㎞ 歩いた時間 58時間16分
- 7月 329.1㎞ 歩いた時間 69時間34分
- 8月 236.5㎞ 歩いた時間 50時間 7分
- 9月 351.9㎞ 歩いた時間 74時間28分
- 10月 363.9㎞ 歩いた時間 77時間12分
- 11月 381.5㎞ 歩いた時間 81時間19分
- 12月(26日まで) 304.0㎞ 歩いた時間 64時間48分
年間(12月26日まで)4239.3㎞ 歩いた時間 898時間22分