宝くじのバラって、ぜんぜんバラじゃないじゃんと思った話

宝くじは、少しだけ買うようにしています。
枚数が増えれば、当たる確率も高くなるのは確かですが、1%の確率が10倍買って10%になるというのなら、私なら100倍買うかも知れません。でも、もともと0.0000000001%の確率だったのが、10倍買ったところで、0.000000001%にしかなりません。0.0000000009%アップしても、ほとんど誤差のようなものです。
宝くじの収益の一部は、誰かの役に立つことに使われているようですし、まぁこれくらいなら外れてもいいかって思える範囲で、慈善活動に寄付をするくらいの気持ちで買っています。

まぁ、私はもともとくじ運の無いほうですし、いままでで一番の高額当選は、下から2番目。ジャンボなら3000円。ちょっとだけ夢を見させていただいて、それで満足するようにしています。

番号をチェックするときのワクワク感を味わいたくて、必ずバラでも買うようにしています。全て連番で買ってしまうと、一瞬にして外れていることが分かってしまうのでね。
でも、バラで買っても、1の位は必ず0~9まで揃っているので、末等(ジャンボなら300円)は必ず当たるようにできているんですね。
もしもこれもバラバラならば、運が良ければ末等ばかり10枚揃って3000円当たる可能性がないわけでもない。その可能性がなくなってしまうので、できたら1の位もバラバラにならないのかなと思っていました。
これだけでも、ぜんぜんバラじゃないじゃんと思っていました。

今回の年末ジャンボ、いつものように全滅。末等だけの当選でしたが、何気に外れくじを眺めていたら、またまたどうでも良いことに気が付いてしまいました。

こちらが私がバラで買った宝くじの番号です。重ねてあった順に並べてみました。

 

1 0 4 1 5 9

1 1 7 0 2 0

1 2 0 9 9 1

1 3 3 8 6 2

1 4 6 7 3 3

1 5 9 6 0 4

1 6 2 5 7 5

1 7 5 4 4 6

1 8 8 3 1 7

1 9 1 2 8 8

赤で表した数字を見ていただけるとわかると思いますが、まず万の位は0から9まで順に並んでいます。一の位は万の位からはずらしていますが、これも順に並んでいます。
そして百の位、逆の順に並んでいます。
その他の十の位と千の位は、順には並んでいませんが、0から9まで全てそろっています。

これはどういうことか。
一枚一枚、もしかしたら当たってないかなとワクワクしながら番号をチェックしていたわけですが、一瞬にして外れていることが分かってしまうのです。
例えば当選番号が123456だったとしましょう。もしも自分が買った10枚の中に、123459などという番号があったら、1等の当選が無いことがたちどころにわかってしまうのです。ここまで似ている数字でなくても良い。同じ桁の数字が一致しているものがあれば、その1枚が当選でなければ、10枚すべて当選ではないことが分かってしまうのです。
当選番号123456に対して、万の位が2のくじがあれば、他の9枚には万の位が2になるものは無いということになります。つまり、万の位2のくじが当選でなければ、他の9枚にも当選は無いので、1等当選の可能性はなくなってしまうのです。

なんだか今までワクワクしながら1枚1枚チェックしていた自分がバカバカしく思えてきました。
どうせ「バラ」という名前で売り出すのなら、完全にバラバラにして売って欲しいなと思うんですけどね。末等が当たっても、嬉しくないでしょう?どうですか?

今後の宝くじの買い方を少し考え直さなければなりません。
なんだかつまらなく思えてきました。連番だけ10枚。そういう買い方にしようかな。