初詣に行きました。

元日は新宿に献血に行きました。その足で明治神宮に初詣にも行きたいなと思っていたのですが、どうせものすごい混雑なのでしょう。
お正月のお参り、それも明治神宮ともなれば、それは日本人にとっては、聖地巡礼のようなもの。混むのは仕方ないことだとは思いますが、献血の前後に、寒い中立ち続けるというのは、ちょっと無理がある。もしも体調でも崩してしまうことにでもなったら、元も子もない。ということで、日を改めて、3日に行ってまいりました、

最近は、朔日詣でを習慣にしたいと思っているのですが、お正月となれば朔日詣でというよりも初詣になってしまうのですね。それとも初詣は朔日詣での一つなのでしょうか?
朔日詣でなら、毎月一日にお参りに行くという説と、新月の日にお参りに行くという説があるようで、今月の新月は3日のようです。そういう事で、元日に行かなかった言い訳として、1月3日に初詣に出かけたということです。

3日でもとても混んでいるんですね。
明治神宮に着いて、参拝の列の最後尾に並んだのが午後2時20分。順番が回ってきたのが3時50分。1時間半の待ちでした。
警備員さんが参拝の人と話をしているのが聞こえてきました。一日の中でも一番混んでいる時間帯だったようです。
「何とも言えませんが、待つのは1時間半くらいになるかと思います。でも夕方4時くらいになれば空いてきます。入り口の辺りに出店が出ているので、そこで何か食べながら時間をつぶして、4時くらいに並ぶという人もけっこういらっしゃいます。」

せっかく並んであと少しのところまで来ているのに、我慢できなくて帰っちゃう人もポツポツいました。私は、もともとは順番待ちをしてまで何かを買ったりとか、そういうことはしたくない方ですが、こう見えて待つのは苦手ではないです。
とは言え、私はこの時間待ちに価値を見出せそうもないです。
たぶん、ここに来ていた人は、今ここにいる、そこに価値があるのだと思います。
何というか、ここは聖地のようなもの。初詣は聖地巡礼。そういう事なのだろうと、勝手に納得していたのでした。
献血では手や腕が冷えていると血流が悪くなるので、オンパックスミニを買ってありました。初詣もそれを持参。3時を回ったくらいから急に寒くなりましたが、これで手を温めていると、全身もポカポカしてきました。

1時間半待って、十数秒でお参り完了。何だかなぁという気持ちになっていました。

この混み具合では、情緒も何もあったもんじゃない。できれば、日をずらしてでも、もう少し余裕を持ってお参りしたいなと思うのでした。

収穫ということでもないけど、警備員さんや警備の警察官さんが、参列者の体調を心配して、とても丁寧にやさしく対応しているように感じました。寒い中、長時間立ちっぱなしの仕事。お疲れ様です。
こういう人たちの存在に触れることができたのは、とても良い経験になりました。

私のお賽銭は100円。
周りの人の話が聞こえてきましたが、やはり5円(ご縁)が多いようですね。
私の100円でもケチだなと思うのですが、やっぱり今時5円は無いよなぁと思うのでした。
その後、私はおみくじも御朱印も全く興味ないので、そのままスルーして帰りました。
でも、そういうことも、神社への寄付と思って、お金を出したほうが良いのかなぁ?

さて、来年はどうしようか?
誰かと一緒に行くのなら、行っても良いかなと思いますが、一人ならもう少し空いている時まで待ってもいいのかなと思いました。