甘くないバレンタイン。きびしー...

チョコレートが大好きなのですが、気になるのはこの甘さ。
市販のものは、とても甘い。甘さ控えめのものでも、とても甘い。

もう3年前くらいになるのかな、以前にお砂糖や甘味料を全く使わない、甘くないチョコレートを食べたことがあります。
川崎・向ヶ丘遊園にある、ココナッツドリームというグルテンフリースイーツのお店で買いました。
これがとてもおいしくて、自分はチョコレートが甘いから好きというわけではなくて、チョコレートの風味そのものが好きなんだなと、その時認識しました。

すこし前に糖質制限の本を読んでいたら、ココナッツオイルと純ココアパウダーで作るチョコレートのレシピが載っていました。お砂糖ではなくて、ラカントで甘味をつけるというもの。
そんなのチョコレートじゃないってバカにしていましたし、ラカントは高価すぎて買う気にもなれませんし。その時はスルーしていたんですね。

バレンタインが近づいて、スーパーの売り場にも、手作りチョコレートのコーナーができるようになりました。何気に覘いていたら、ココアパウダーが売っていました。
家にはココナッツオイルもあるし、よっしゃ、ちょっとやってみるか。
ラカントは買う気になれませんし、初めはすこしだけお砂糖も使おうかなと思っていたのですが、以前に食べた甘くないチョコレートを思い出して、お砂糖も甘味料も一切使わずに作ってみることにしました。

作ると言っても、そんな大げさなものではなくて、ココナッツオイルを融かして、そこにココアパウダーを溶かして、それを冷蔵庫で冷やして固めただけのものです。
ただのこげ茶色のかたまりです。全く色気なし(笑)。

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食べてみると、これがとてもおいしいのです。
初めはこんなのチョコレートじゃないなんてバカにしていましたが、本当に申し訳ない気持ちです。やってもみないでバカにするなんて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。癖になりそう(笑)。しかもココナッツオイルはエネルギーに変換しやすい脂ですし、罪悪感なしです。
純ココアも常備して、これからもときどき作りたいと思います。

ココアパウダーが少し残ったので、以前によく作っていた豆乳プリンに混ぜてみました。ココア豆乳プリン。
そこにココナッツオイルのチョコレートを刻んでトッピングしてみました。

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しかしこれは失敗。
ココナッツオイルチョコレートもココア豆乳プリンもとてもおいしいのですが、それを組み合わせたところ、口触りに一体感がないのです。
ココア豆乳プリンはとてもやわらかくて、口の中に入れた瞬間から、口の中に広がります。一方で、ココナッツオイルチョコレートは、口の中でゆっくりと融けていく。
チョコレートの方だけ、少し温めてから食べるとよいのかな?
まだまだ工夫の余地がありそうです。