読書の記録 2022/9週 2/21(月)~27(日)

今週は本自体に特別に興味があったというわけでもなく借りてきてしまった本や、読んでみたら期待した内容ではなかったものばかりでした。
あとは、字が小さいもの。これはだんだんストレスになってきますねぇ。
できることなら文章は簡潔に、文字数を減らして、その分、文字を大きく、そうあって欲しいものです(笑)。

 

本の記録 借りてきた本・買ってきた本

前週までに図書館で借りていた本

真夜中の図書館 谷山浩子

ぼちぼちです。

イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち 澤宮優著
そのふるえ・イップス 心因性ではありません 平孝臣・堀澤士朗著

本屋さんでたまたま手にしたイップスの本に、イップスジストニアである可能性があると書いてあって、気になって借りてみたのでした。

イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち」の方は、著者が医師でも研究者でもなく、ノンフィクション作家の方でした。イップスにかかってしまった、そしてそれを克服したアスリートのドキュメントが中心だったのですが、そこにはあまり興味が無かったので飛ばしました。また、ジストニアに関しては、吃音の矯正につながるような内容ではなかったので、さっと目を通して終わりにしました。

もう1つの「そのふるえ・イップス 心因性ではありません」は医師による本です。
結局、ジストニアと吃音が重なるような記述を見つけることはできず、主に治療法などの解説です。投薬や手術。
私としては、神経の不調によるものだとして、それを日常生活の中で改善していく方法などを期待していましたので、期待外れでした。仮に、吃音の私が、自分の吃音はジストニアだと訴えて病院に行ったところで、きっと治療をしてくれることはないのでしょう。仮に診てくれるとしても、手術となると嫌ですし。
例えば、先週に読んだ脳とケトン体の本のように、ある特定の物質が足りないがために脳が誤作動を起こす、そのようなことを期待していました。脳にたっぷりの栄養を与えれば改善する可能性がある、そのようなことです。

脳神経に作用するビタミンB群あたりが有効のような気がします。
普通の医者にとっては、まずは薬、それで改善できなければ手術。でも、その前に栄養だとか、生活習慣で改善できることがあれば、まずはそこからだと思うのですけどねぇ。

自分の「異常性」に気づかない人たち 西多昌規著 (読了)

初めは何故この本を図書館で予約したのかよく覚えていなかったのですが、たぶん、私の妹が統失で病識に乏しいので、それについて何か求めて借りてきたのでしょう。
正直なところ、借りてきた時点ですでに興味を失っていましたが、せっかくなのでとりあえず読むことに。字が大きくて良かった(笑)。

自分の異常性に気が付かないなんていうと、特別になんだか怖い感じがしますけれども、この本は精神科医の著者が病院で診察にあたった患者さんの症例です。どこにでも普通にありふれています。
でも、実際には、本当に怖いのは、病院に診療に来ない人たちなのではないでしょうか?病院に、仮に本人の意思ではなくても来たということは、やはり自分自身と周囲との関係に何か違和感があったり、何かしらの自覚があってのことのような気がします。
私の妹はまったく病識が無くて、病院で診察を受けるとなると、徹底的に拒みましたから。それに比べれば、病院まで自分で来たということは、まだまだ何かしらのやり方があるはず。

近頃は私の理解を超えたところでとんでもない事件が起こっています。
全てとは言いませんが、中には自分の異常に気が付いていない人もかなりいるのではないかと、そんな気がしています。そしてその中には、本来なら医療が介入しなければならないようなものもあるのではないでしょうか。
本人が気が付かないと、なかなか通院にはつながらないんですよね。

こんなことは考えたくないのですが、今回のロシアのウクライナ侵攻。
プーチンはかなりやばい状態になっているのではないかと疑っています。
私の理解を超えています。脳神経に何か問題があるのではないか。

テレビでプーチンを見る度に、その表情や視線の動きから、何かにとても怯えているように思えます。ウクライナ政権がナチスだとか、そんなバカバカしいことを言っていますが、もしかしたら本気で思っているのではないか?妄想とか幻覚とかまで出てきてしまっているのではないか?
テレビのニュース番組で、プーチンがもしかしたらパーキンソン病ではないかと言っていました。少し前の映像では、手の震えが止まらずに、それを抑えるのに苦労しているように見えました。
パーキンソン病が精神的に凶暴になるということではありませんが、脳神経の異常な状態ということには変わりません。

その脳神経の異常が手の震えではなくて、精神症状として出てしまったら、こうなれば言葉は通用しません。何を話しても無駄です。本人がそれに気が付いていないなら、なおさらです。妹を見ていて本当にそう実感します。

過度なストレスは脳のエネルギー不足を招き、そして脳神経を破壊します。
そして、個人差はありますが、様々な精神症状の原因になります。
プーチンは大統領、そして首相の時期も含めて、実質的にロシアのトップにいた期間がすでに20年を超えています。これは長すぎる。
長期政権の弊害は、実はこれが一番大きいのではないかと、そんな気がしてきました。
一人の人間が持ちこたえるストレスには限界があるということです。
ロシアほどの大国なら、そして軍事大国ならなおさらです。プーチンが負ってきたストレスは、私たち一般庶民には計り知れないほど大きかったものだと思います。

本人が駄々をこねても、休ませなければなりません。
ロシアの人達が勇気をもって戦ってくれなければ、プーチンを休ませることはできない。プーチンをあの地位から下ろすことができるのは、ロシアの人達だけなのですから。
この世界が破滅する前に、少しでも早く。

本の内容からはかなり逸脱してしまいましたが、この本を読みながらそんなことを考えていたのでした。

日本製 三浦春馬著.

47都道府県について、それぞれ1章ずつ、計47章からなる本ではありますが、1週間経った今、まだ北海道と青森の2つだけ。だって、字が小さいんだもん。

虚栄の市(一) サッカリー作・中島賢二訳

こちらも400ページくらいあるのに、まだ50ページくらいしか読んでません。
だって、これも字が小さいんだもん。

今週、図書館で借りた本

今週はありません。

 

今回は以上で終わりです。