あれから11年。

今日はこの本を本棚から引っ張り出してきて、眺めていようと思います。

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被災された方、大切な人を亡くされた方、未だに苦しんでいる方もいらっしゃるのでしょう。
少しでも、心の平穏を取り戻せますように。

少し離れた安全な場所から、テレビの画面を通して、何もできずに見ていた私ですが、たくさんの方が亡くなられたこと、たくさんの方がそこで生きていたことを忘れたくないのです。
少しずつ少しずつ、日常の生活の中で、意識しなくなっていきます。
でも、この日だけは、しっかりと思い出さなければならないと思っています。

実際のご遺体は、目も当てられないほどの状態だったのでしょう。
この本は、そこの部分は穏やかに隠しています。
でも、そこに生きていた人たち、その証には十分です。

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