読書の記録 2022/13週 3/21(月)~27(日)

今週、借りてきた本

あなたを変える行動経済学 大竹文雄

よく読ませていただいているブログで紹介されていた本です。

一言で説明するのは難しいのですが、経済学とあるので、お金の流れの話かと思いきや、考え方や言葉のかけ方で、サブタイトルに「よりよい意思決定・行動をめざして」とあるように、自分自身、または他者の行動をより良いものに変えていこうというものです。

経済学と言うよりは心理学?

「石橋をたたいて渡る」を通り越して、「石橋をたたいて壊す」タイプ、そして、なかなか物を捨てられなかったり、何でも先延ばししてしまう私には、ピッタリの本なのではないかと思います。

ブルシット・ジョブの謎 酒井隆史

著者は、デヴィッド・グレーバーの「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」の訳者の一人。この本は、このグレーバーの理論を、わかりやすく簡潔にまとめたものです。
グレーバーの「ブルシット・ジョブ・・・」は、ブレイディみかこさんの本など、最近読んだ本の中にいろいろと取り上げられていて、興味がありました。
グレーバーの本を借りたくて図書館に予約をしたら、ずいぶんと待つことになってしまったので、こちらを借りてみたのです。とは言え、こちらもずいぶんと待ちましたが。

グレーバーはクソどうでも良い仕事をしているという人を募集して、アンケートをとりました。その量が膨大で、本でたくさん紹介しているそうです。それを読むだけでも、大変な作業になるようです。
先にこちらを読んでおいた方が良いみたい。
グレーバーの方を借りられたとしても、個別の件については、飛ばして読んでしまいそうです。

テクノロジーの発達により、今では全ての仕事からブルシット・ジョブを差し引いて、それを労働者の人数で割ると、つまり人間の生活に必要な仕事だけとなれば、概ね1日3時間、もしくは週に15時間程度の労働でこの世は回っていくというのです。
そして、困ったことに、必要不可欠な仕事をしている人の方が、労働環境が悪く、賃金も低く、地位も低い傾向にある。
どうでも良い仕事が増えて、その分、人手が足りなくなるし、総労働時間も増えていく。

一日3時間程度の仕事...魅力ですねぇ(笑)。

最新の脳の研究でわかった! 自律する子の育て方 工藤勇一・青砥瑞人著

図書館に予約したのは、ずいぶんと前となるので、何がきっかけでこの本に着目したのかは、すっかり忘れてしまいました。

私は、自分の幼少期に受けた教育が、学校でも家でも、自分にとってはとても不適切なものだったと思っています。そして、思考について、脳に歪んだ癖がついてしまっている。
今からだと難しいのかも知れませんが、自分を教育し直すしかないなと思っています。

今、これを書いている時点で、借りてから1週間が経ってしまいました。
まだ、1冊として読み終わっていない。
3冊とも、次の予約が入っているようなので、貸し出しの延長ができません。
今週はどれもとても興味のある本ですが、最後まで読み切ることができるのか...ちょっと無理かなぁ...

 

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