最近はタブレット純さんの「音楽の黄金時代」というラジオをよく聞いています。
こちらではラジオ日本で毎週土曜日の午後6時から2時間の番組です。
ラジオは集中して聞くことはなくて、聞き流しです。作業BGMですね。
だから、あまり声を張り上げたり、騒がしい番組は外してしまいます。優しい響きの声のパーソナリティーの番組がいいですね。
タブレット純さんはそういう意味でもぴったりです(笑)。
この番組は昭和の歌謡曲中心で紹介しています。
演歌もあり、ムード歌謡もあり、フォークやニューミュージック(今ではすっかり死語ですね)もあり。自分が多感だったころ、小学生から中学生の、芸能界や音楽に興味を持ったころのものがたくさん出てきて、とても懐かしい気持ちで聞いています。
まぁ、中にはこれはちょっと苦手だなと思うようなものもありますが、概ね、楽しく聞いています。あの頃の歌謡曲って、メロディに角がないものが多くて、歌詞もかわいいものが多いような気がします。とても耳に優しい。とはいえ、その当時はカッコ悪いと遠ざけていたものもたくさんありましたが。
ときどき自分が大好きだった曲も流れて、そういった時はつい聞き耳を立てて、一緒に口ずさんでしまうこともあります。
この頃の音楽って、AMラジオのあまり良くない音質がとてもよく合いますね。とても癒されます。基本的に、聞き流している分には、特に嫌いな音楽ってなくて、なんでも楽しく聞いています。
しかし、自分がこれが聴きたいと思って、自ら選んで聴くとなると話は違ってきます。
自分の中に流行があります。つまりマイブームということでしょうか。
最近はもっぱら、高い声の女性の歌手の歌ばかり聴いています。
人は普通ですと、自分が聞きたい声だけを聞き分けることができるそうですね。つまり雑音があってもあまり気にならないのだとか。
しかし、発達障害で聴覚過敏の人って、それができない。自分が聞きたい音も、雑音も同じ勢いで耳に入ってきてしまうのだそうです。
例えば、自閉症の子供が母親に何か言われている時に、耳を塞いでしまうのはよくあることだそうで、それは決して母親の言葉を聞きたくないということではなく、その声に耳を傾けると、それと同時に他の音も同じように耳に入ってきてしまう。母親の声以外は雑音で、その雑音が耳ざわりで辛いのだそうです。そして、そういった子供にとって、少し高い周波数の音というのは、とても心地の良いものなのだそうです。ちょうど少し高い位の女性の声です。
それがよくわかるなということがありまして、私はアレンジが複雑で、たくさんの楽器を使っている音楽が苦手です。特に低い音がたくさん乱れ飛んでくると、それを雑音と感じてしまいとても辛いのです。
そして最近は、高い声の女性の歌手の歌声がとても心地良いことに気が付いてしまいました。
最近、谷山浩子さんや朝倉さやさん、そしてコトリンゴさんをよく聴いているのも、声の高さがかなり効いていると思います。
例えば以前の記事に、桜の歌なら半崎美子さんの「サクラ~卒業できなかった君へ」という歌が一番好きですと書きました。
これについていただいたブコメです。
週間歩記録 2022/第13週 3/21(月)~27(日) - 通りすがりのものですが
- [ひょっとしたら!]
もしかすると『桜の花舞い上がる道を』も好きではないですか?、桜を見てのモヤモヤと言うとこの曲が思い浮かびます。
2022/03/27 22:39
エレカシですね。宮本さんも、この曲も決して嫌いではないです。
AMラジオで聞いている分には、特に嫌ではない。でも自分から積極的に聴こうとは思わないかも。
「サクラ~卒業できなかった君へ」は悲しい曲想はもちろんなんですけど、半崎さんの高い声、特にサビの高音がグーンと伸びるところ、そこがとてもジーンとくるんです。
最近はだんだんとエスカレートしてきました。
ソプラノ歌手の田中彩子さん、とてもいいですね。
こんなに高い声を出しているのに、とてもやわらかい。
まさか自分がクラシックの歌手に心を持って行かれるとは思わなんだ(笑)。
クラシックも悪くないですね。今まで毛嫌いしてきました。たぶん、小学校、中学校のときの学校の授業があまりにもつまらなかったことが最大の原因だと思います。
そうそう、声が高いと言えば、こんなのも大好きです。
ミニー・リーパートンの「ラヴィング・ユー」
途中で、どうしても「からだじゅうブリッ」と聞こえる歌詞があって、モヤモヤします(笑)。