外出から帰ってくる途中、家から少し離れた場所で遭遇。
こちらをじっと見ていました。
だんなの前を通りすぎても、動く気配はありません。
とにかくこちらをじっと見ているんです。
荷物をたくさん持っていたので、私は早く家について荷物を降ろしたかったのです。
おいで、って手招きしたら、猫まっしぐらです。走ってきて、私を通りすぎて、私より先に玄関の前にたどり着きました。
ニャァ～。
とりあえず荷物を降ろして、だんなの方をみたら、路地の真ん中でゴロンと転がりました。
あ、今日はお腹が空いているわけではないんだな。
お腹が空いている時は、私の足下にまとわりついてきます。
ゴロンと転がった時や、背中を地面に擦り付ける時は、コチョコチョして欲しいようです。
本当に、コチョコチョして欲しいところを私に伝えるように、その部分を擦りつけるのです。
これは尻尾です(笑)。
しばらくだんなの動きに合わせてコチョコチョしていたら、ちょうど背中の真ん中をコチョコチョしていた時でしょうか、うつ伏せの状態で、じっと動かなくなりました。
この態勢で動きが止まるのは珍しい。
どういう事かなと思って、背中を優しくさすってみたんです。
そうしたら、だんだんと目がとろ～んとして、とても気持ち良さそう。
しばらく続けていたら、喉をゴロゴロ鳴らして、目を瞑っていました。
あれ？寝ちゃったの？
そのタイミングでお隣のお姉さんとその娘さんが出てきました。
お隣のお兄さんだと、すぐに飛んで逃げていくのですが、お姉さんだと逃げないの？
でも、近づいたらやっぱり急に立ち上がって、お向かいのアパートの階段を駆け上がって、逃げてしまいました。
しばらく階段の上からこちらの方を見ていました。
お姉さんたちはもういない。
おいでって、声を掛けたんだけど、今日はもういいよって顔をして、そのまま立ち去りました。
今日は結局1本も食べず。ちゃんと食べているのかな？
それにしても、後から自分の体を見たら、もう体中猫の毛だらけになっていました。
