猫だんな日記 2022/5/14

最近は姿をあまり見なくなってしまったのですが、それでもまだご近所にいるようです。単に、私が外に出るタイミングが合わないだけだと思っています。

このところ、朝昼夜問わず、猫の鳴き声が聞こえてきます。
初めはこれって発情期ということなのかなと思っていたのですけど、それにしても、朝でも昼でも夜でもというのはすこし違うのかな。

猫だんなは、私にはとても可愛い声で鳴くのですが、聞こえてくる声はとても太い声。
1匹ではないんですね。少なくとも2匹はいると思います。

うちの前の路地で見かける猫は、猫だんなの他にもう1匹いて、この子はいつもお向かいから3軒隣のアパートの階段の下でじっとしています。全く鳴かない子です。少なくとも私は声を聞いたことがありません。
猫だんなとはそれなりに絶妙な距離をとって、喧嘩したりとかじゃれついたりとか、そういうことはないんですね。路地のこっち側とあっち側で道幅を隔てて、見えるところにいても、互いにちょっかい出さずに、なにか休戦合意でもしているかのようです。
この子にはちゃんとパトロン?(笑)がついているようで、いつもこの階段の下で餌を食べています。でも、猫だんなはそれを横取りしようともしない。

だから、声のする2匹が猫だんなとこの子だとは考えにくい。

それで、昨日の昼間、それはそれはいつも以上にものすごい声がしたので、窓から外を見てみたのです。
そしたら、お向かいの小さな庭の柵の隙間から、今まで見たこともない猫が出てきました。その後に、猫だんなの姿も確認できました。
どうやらよそ者が入ってきたのを、猫だんなが威嚇していたようです。

しばらく猫だんなはその辺りをウロウロしていたのですが、そこにパーマ屋さんのお姉さんが通りかかりました。たぶん、猫だんなのお気に入りの人の一人だと思います。
さっきまでの太い声はどこに行ったのやら、私に向かって鳴く時、いやいや、それ以上にかわいらしい声でニャァニャァ鳴いていました。

猫って怖いですね(笑)。