何気にテレビのスイッチを入れたら、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」をやっておりました。この番組、いつも鶴瓶さんのコミュニケーション力に、感心するやら、感心するやら、感心するやら。自分もこうなりたいなと、無いものねだり、隣の芝生は青い、そういう気持ちになります。
今日のゲストは橋爪功さんでした。
わたし、この俳優さん、大好きなんです。
女優さんにはまることは多々ありますが、男の俳優さんにはまることはあまりないと思います。
橋爪さんは、40代の頃までは名脇役としての存在感がすごくて、私は当時から大好きだったのですが、50代の頃から主役を張るようになったんですね。
でも、それが私にはとても違和感があって、何となく遠ざかっていたのです。
脇役としての演技は素晴らしかったけど、主役に座るような華はないなと思っていたんですね。
それが最近、BSとかでやっている再放送を観ると、それがとても良い。
当時と印象が全然違うのです。演技力はもちろんだけど、主役でも十分に通用する「華」も持ち合わせていたんです。
天才刑事 野呂盆六、ヤメ判 新堂謙介、ドクター小石、人情教授 夏目龍之介、京都迷宮案内、新・赤かぶ検事奮戦記、旅行作家・茶屋次郎、指紋捜査官・塚原宇などなど
特に、ヤメ判新藤謙介とドクター小石は好きですねぇ。
本放送はほとんど観ていないので、再放送でもとても新鮮です。たくさん楽しませてもらっています。20年、30年遅れのマイブームです。
ときどきこのようなマイブームがやって来て、飽きるまで続きます。
今は橋爪功さんブームですが、以前には、小林稔侍さんや船越英一郎さんがマイブームだったこともあります。
今でこそ、ある程度歳のいった俳優さんが主演を務めるテレビドラマはいろいろとありますが、橋爪さんが主役を張るようになった頃って、ほとんど主役は若い人だったような気がします。かなり異例のことだったのではないかな?
かなりこじつけになってしまうけど、橋爪さんを見て、今までずっと誰かの付属品みたいな人生だった私は、50を過ぎて、私の人生について、私自身が主役でありたいなと思うのでした。
2022/6/13