小豆の栄養を逃さないあんこ

人様のブログを拝見しておりますと、どいつもこいつもおいしそうなものばかり。
カレーとか、ガリガリ君とか…。
季節柄、梅を漬けたよっていう話だとか…。
チーズを入れた雑炊だとか…。
え?そんなの飲んだことないよっていうビールだとか…。
スヌーピー(&ウッドストック)のキャラ弁とか、恐竜のおっとっとだとか…。
”最高級”イベリコ豚とか、千疋屋のメロンとか、千疋屋のメロンとか、千疋屋のメロンとか…(スゴイ)

ビールやおっとっとは、帰り道、普段行かないスーパーでもちょっと覗いてみるのですが、見つからないのです。悲しい。

食いしん坊の私としては、どれもこれも気になって仕方ないのですが、それよりもやっぱり気になってしまうのは、甘夏の皮...。

tohost3250303.hatenablog.com

とりあえず、予告通り、今度はあんこに混ぜて大福を作りました。

あんこに混ぜた方が、あんこの甘さで甘夏の皮の苦さが緩和されるような気がします。
でも、上に載せた皮の苦さの分だけ余計だったかな。とは言え、こうでもしないと見た目は普通の大福。
感動的なうまさというほどでもないけど、普通においしかったです。

で、さすがにおはぎのために作ったあんこはすでに無くなっていたので、あらためて作り直しました。
先日の記事で、あんこって製造過程で栄養がずいぶんと流れてしまうんだよねっていう話を書いたら、ブックマークでコメントをいただきました。

食日記 2022/6/15 - 通りすがりのものですが

井村屋のHPに栄養を逃さない工夫がされていると書かれていました。小豆を茹でた煮汁には栄養分が流れ出ているため、捨てずに使う製法(←ざっくり)ポリフェノールだったかな?小豆は栄養満点ですね。

2022/06/16 00:25

ぞこで早速井村屋のHPを覗いてみると、具体的な製造方法は書いてなかったのですが、どうやらあずき博士加藤淳さんの提唱する方法らしい。
いろいろと調べてみると、小豆を煮る前に、まず乾煎りするのですって。
こうすると渋きりをしなくても、えぐみを抑えたれるのだとか。
(なんだか昔に、ためしてガッテンでも取り上げられたことがあるそうです。)
よく、魚のアラからダシをとる時に、まず表面を焼くことがあります。こうすると、臭みが出にくくなるのですが、小豆を乾煎りするというのも、同じようなことなのかな?
乾煎りでえぐみが減るということは、えぐみの原因になる物質は、皮の部分にあるということなのでしょうかね。

やってみると、小豆の表面に艶が出て、テカテカ光っていました。
完成品のあんこも、いつもよりも、若干艶が出ていたような気もします。

お味の方はと言いますと、えぐみに関しては、よくわからない(笑)。
ということは、やっぱりえぐみは抑えられていたということなのでしょう。
渋きりをしっかりするととてもお上品な味になりますが、この渋きりなしのあんこは、上品ではないけど何と言うか、味に厚みがあるというか、いろいろなものが残っている分だけいろいろな味がするような気がします。

以上は、あくまでつぶあんの話です。
私はこしあんの方が好き。
今度はこしあんだな。こしあんで栄養(特にマグネシウム)を流さない方法はないかな。
自分なりに探ってみたいと思いますが、吸収されにくい糖(これはお腹の弱い人にとっては、過敏性腸症候群の原因になります)は残ってしまうんですよね。マグネシウムだけ残す方法はないものかなとも思いますが、そこまではちょっと無理かな。
対策としては、たくさん食べすぎないということくらいしか、思いつきません。