献血 65回目 また一つ、自分の価値が減ってしまった

2022/7/25 有楽町献血ルーム 全血献血

今日は自分にとって、節目になる日でした。
また一つ歳を重ねてしまって、ついに骨髄バンクのドナーの年齢制限にかかってしまいました。

オイオイ、骨髄バンクの年齢制限、調べないように!
私の年齢を知っても、何の得にもならないよ(笑)。

もしも、私の年齢を調べるために、骨髄バンクのHPを見てしまったなら、他のところもよーく読んで、願わくば勇気を出して登録してみてくださいね。

https://www.jmdp.or.jp/

しかし、これで私の価値が一つ下がってしまったわけだ。
何の努力もしないで、生まれながらに持っていた価値。
でもね、献血をするようになり、そして骨髄バンクに登録して、それからはものすごく健康に気を遣うようになりました。努力と言えるほどのことでもないし、自分の健康につながったことですし、何よりも自分のような人間でも誰かの役に立てるという幻想。
結局、献血にしろ骨髄バンクのドナー登録にしろ、誰かのためというよりも自分のためのものだな思っております。

一つずつ歳を重ねていくということは、少しずつできないことが増えていく、やがて誰かの介助なしでは生活することもできなくなっていく。つまり社会のお荷物になっていくのだなと実感しています。
せめて、若い人の邪魔だけはしないように、世界の片隅でそーぉっと生きていきたい。
できるなら細々とでもいいから、自分が生きていくためのお金は、貯金とあわせて死ぬまで働いで稼いで、若い人ほど不利になる年金はもらわないで済ましてみたい。
健康を保って、自分の身の回りのことは、死ぬ直前まで自分ですべてこなしてゆきたい。

なんとまぁ、年を重ねるごとに、ネガティブなことばかりですね。
お祝いの言葉をくれる人もほとんどいないし(笑)。
ま、これは自業自得でもあるので仕方ない。
もうすでに、誕生日は過ぎていますが、今からでもお祝いの言葉は大歓迎です...(笑)。
ちなみに何かしらお祝いの言葉を下さったのは、献血ルームと某通販サイトからのメール、友人からは一人だけメールをいただきました(女性)。

今回の献血では、この暑さで汗をかいて塩分が足りなくなっているということでしょうか、献血の前に塩のタブレットを食べてどのような影響があるか、試験をするというので協力をしてきました。
特別になにかするわけでもなく、ただ塩のタブレットを3錠食べただけなのですけど、しょっぱかったです。当たり前か。
とりあえず、献血の後は、血圧がやや上がっていました。
普段は少し下がることが多いです。
血圧が下がりすぎて気分が悪くなる人もいるようですから、これで何か効果が認められるといいですね。こんな簡単に安全が保たれるならそれに越したことはない。

ずっと血液検査の結果を郵送してもらっていました。
WEBで確認できると知らずに、申し込んでしまったものだったのですが、止めてもらうつもりでいてもいざ献血ルームに行くとすっかり忘れているんですね。
もう何年もずっとそのままになっていて、はがきが届いて、あ!忘れてた。
この繰り返し。

今回は私のとなりのベッドの人が、看護師さんに血液検査の通知について質問していて、そこでハッと思い出しました。

献血の後に女性のスタッフの方に尋ねてみました。
献血前のタブレットでチェックする問診の時に言ってもらえば対応できるということでしたが、いつも忘れちゃうんですよね。その旨お伝えしたら、今からでもできるか、確認してくださいました。

ずいぶんと時間がかかっていたようなので、いろいろと面倒臭い作業があったのかな?
とりあえず止めていただけることになりました。よかった。

それにしてもそのスタッフの方の物言いがとても柔らかくて、さすが献血ルームだなと思ってしまいました。居心地よすぎます。
私が店舗を運営しているような立場だったら、思わずスカウトしたくなる、そういうレベルです。
意外にこういうところに、人材は隠れているのではないか、そんなことを考えていました、経営者でもないのに...(笑)。

今回の戦利品 消毒用のハンドジェル、虫よけスプレー、ドリップコーヒー
あと、ヴィダーみたいなゼリーの飲料をもらったけど、早々と飲んでしまいました。