読書の記録 2022/41週 10/3(月)~9(日)

今読んでいる本はこれ。

books.bunshun.jp

岡田斗司夫さんのYouTubeチャンネルで紹介されていた本なんですけど、めっちゃ面白いです。


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もしかしたら吃音もこんな風に改善できるのかとかいろいろ考えますが、頭蓋骨に穴をあけるのはちょっと嫌だな。

翻訳本特有の読みにくさがありますし、もう少しで貸出期限が来てしまうので、最後まで読めるかどうかは何とも言えません。

ちょっと欲しいなと思う本があって、本屋さんに出かけてきました。
最近は、ポイントがたくさんつく日を狙って出かけます。
今回はうちから何とか歩いて行ける範囲の紀伊國屋さんの店舗で、開店○周年という事で、ポイント大盤振る舞いでした。(と言っても、3倍)

とえりあえずお目当ての本(←これは秘密。読み終わったら何か書くかもしれません)は見つかったのですが、その後になにか面白い本はないかなーといつもの探検が始まってしまいました。
ずっとほしいなと思っていた、高橋ヒロさんの米粉パンのレシピ本。

ameblo.jp

今度こそ買っちゃおうと思いながら、いざ目の前にすると、これを買っちゃうと負けだよなぁ、とか、これを見たら負けだよなぁという思いに駆られてしまうのです。
はーぁ、面倒臭い野郎だ。
ただヒントが欲しかったりするだけなので、細かいレシピはいらないのです。人からもらったレシピ通りにやって、おいしくできてもつまらないのです。
それよりも、写真を見てニヨニヨしていたいし、イメージを膨らませたい、そういった感じです。

何か食べ物を作る時っていうのは、できることなら穏やかな笑顔でいて欲しいと思うのです。怖い顔した人がどんなに物理的に?おいしいものができるとしても、自分が食べるものは優しい気持ちで作ったものであって欲しいと思います。
一度だけ、何かで見た高橋ヒロさんがとてもやわらかい表情をしていたので、それ以来とても気になっていました。
よく料理人の人って、怖い顔して腕組みして写真に写っているじゃないですか?
そういうお店ではできたら食べたくない。
男でも女でも構わないけど、優しくて穏やかな表情で作っている料理を食べたいのです。

話が逸れました。元に戻します。

その米粉パンのレシピ本を買うかどうかものすごく迷いながら、他に何かないかなと物色していました。
そして、そのレシピ本のすぐそばに並んでいたこちらの本を何気に手に取りました。

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パラパラとめくって、一瞬にして恋に落ちました。
これ欲しい。
レシピ本を買うかどうかであんなに迷ったのに(笑)。

これはレシピ本ではないです。
著者の小林優子さんは、和菓子職人?というよりも、和菓子アーティストと言った方がしっくりきます。
自分のお店を持たずに、いろいろな所に出向いて創作和菓子をこしらえています。
この本はその記録です。

いやぁ、本当にきれいです。美しい。見せてあげたいけど、あまり載せちゃうと怒られそうなので、インスタグラムでも見てください。

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私自身、いろいろとわけのわからんものを作りますが、こんな風にきれいに作ることができたら、なにか説得力が出るのだろうな。
おいしくても見た目に力がないと、ただの自己満足になってしまいます。誰かの心をつかもうと思ったら、やはり見た目は大事。
まぁ私の場合、今のところお店を始めたいとかそういう気持ちは無いので、自己満足でも自分が楽しければそれでよいのですけど(笑)。

あと、和菓子にこんな食材を使うの?という驚きもあります。

そして何よりも、本の中にいくつか出てくる、著者の小林優子さんの表情がとてもいい。こんな和菓子屋さんがあったら、通ってしまいそうです。ただ、甘いものは控えているので、通うと言っても月一程度になってしまうと思いますけど。
もしも、あごひげを蓄えて、腕を組んで、挑発的に睨みを利かすような目つきのおっさんだったら、迷わず本を閉じて棚に戻していたと思います。

これでしばらくは、この本を見てニヨニヨできそうです。

でも、やっぱり高橋ヒロさんのレシピ本も欲しいな...。