私が段ボールの開封に刃物を使わないわけ

こないだの筋トレの記事ちょっと筋トレ - 通りすがりのものですがに、こんなコメントをいただきました。

段ボールって、何で開けてます?

ウチはナイフです。果物ナイフの小さいヤツで、刃が薄くてやわらかめのもの。
ナイフマニアの方が、段ボール開けるにはそのナイフが一番と書いていたので、使ってみたら確かに使いやすい。
なので、緩衝材もそのナイフでブスブス刺してます。

実は私、段ボールの開封には、ほとんど刃物は使わないのです。ちょっとしたコツで指や爪を使って簡単に開けられるのですが、どうしてもテーブが切れないときは、はがします。スーパーで働いていたときの習慣が、まだそのまま残っています。

スーパーで働いていたときは、商品に傷をつけないため、刃物はできるだけ使わないで段ボールを開封していました。商品を切ってしまったことにその場で気がつけば、まだ良いのです。それこそ自分で買ってしまえば良いのだから。でも、気が付かないでそのまま陳列されてしまうことも結構あります。お客さんが買ってしまえば、クレームになりますし、そうでなくても商品の劣化、また水を多く含んでいるものなら、水が漏れて掃除をするのも大変です。雑菌が入ってカビなど生えたら、捨てるしかありません。

他の従業員にも、できれば刃物は使わないで欲しいと思っていましたが、皆さん私のような馬鹿がつくほどの力持ちではないので、なかなか強要はできない。せいぜい、商品を切らないよう気を付けてねと言うのが関の山でした。

なんて書くとずいぶんと意識が高いのねぇと思われてしまいそうですが、実際のところはもうひとつ理由がありましてねぇ。慌てん坊の私はカッターの刃をしまうのを忘れて、そのままポケットに入れてしまうんですよねぇ。ズボンやエプロンのポケットには、すぐに穴が開いてしまう。自分の体に突き刺さって、やっと気が付くのでした。

刃物を使わないで段ボールを開封するのは、単純にカッターを持つのが嫌だったという、ただそれだけのことでした(笑)(笑)。