読書の記録 2022/43週 10/17(月)~23(日)

このところ、テレビでよく九州大学名誉教授の藤野武彦医師をみかけます。
簡単に言えば、脳疲労によっていろいろと良くないことが起きるので、脳は十分に休ませましょうという話でした。
疲労
脳を疲れさせないためには、休ませることも大事ですが、自分の好きなことに集中するのも大事。

あ、と思い出しました。
この先生、ずいぶんと昔に、BOOCSというダイエット法で見たことがあったな。

BOOCSダイエットというのは、好きなものを我慢してはいけないというダイエット方法。
我慢すると脳疲労が起こる。

逆に我慢しなければ、脳は満足して、必要以上に食べたくなることはないというもの。

うーーーーん?どうなんだろ?
自分の場合、甘いものなどは際限なく食べてしまうので、やめた方が良いと思う。

甘いものやアルコールなどは、中毒性があるので、それに代わる何か満足できるものを探すのが先決かな。

とりあえず、最近は脳に関しての本を読みたい病にかかっているので、この藤野先生の本を検索してみました。そして借りてきたのがこちら。

bookman.co.jp

もう7年も前の本なので、内容が古くなっているかもしれない。

認知症の人には、プラズマローゲンという物質が少なくて、これを投与したところ、神経細胞が新生し、認知症も改善されるのが確認できたのだとか。
プラズマローゲンというのは、普通、誰でも持っているもので、脳疲労によって少なくなってしまう。
鶏の皮やホタテのひもなどに多く含まれていますが、これをたくさん食べたところで、体内の濃度を上げるには至らないらしい。この先生が関わった、ホタテから抽出した高濃度のサプリメントなら、濃度の上昇が認められたのだとか。

それにしても、いつも思うのだけれども、新薬の開発はニュースになるのに、サプリメントだとあまりニュースで取り上げられない。
本当に有効なら、個々の症例に少なくとも試してみる価値はあると思うが、認知されていないがために、治療に取り入れられることもないんだろう。
もともと身体にあるはずのものを取り入れるのだから、薬を使うよりも身体に対しての負担が小さいはずだと思うし、むしろ薬を使うよりも先に試してみた方が良いと思うんだけど。たぶん、保険適用にもなっていないと思う。

少し古い本なので、今どうなっているのかは、確認していません。
この手のニュースがあれば、気を付けてみるようにしたいと思います。