とあるお店でクリスマス・お正月用の商品のパンフレットをいただきました。
若い女性の店員さんです。
そのお店にはそれまでも何度も買い物に行っていますが、それまで一度もそういった声かけをしてもらったことはありません。
そりゃそうだ、どうみても私の風貌はそのお店にはそぐわない。健康志向できれい目なお店、客層はほぼ女性。いつもアウェー感を感じながら買い物をしています。
たぶん、その店員さんは、ただ上からの指示に従って私に勧めてきただけなのだと思います。でも、ちゃんと一人の客として、認めてくれているんだなと思うと、少しうれしくなってしまいました。
11月中にご予約いただけると、割引になりますので、どうぞご利用ください。
って。
たぶん、予約することはないと思うけど、こういったパンフレットは、自分が何かを作る時の参考にもなりますので、喜んでいただいてきました。
しかし、ベテランの店員さんなら、この人は勧めてもどうせ注文しないだろうからと、勧めてくることはないのだろうな。手抜きと言えばそう言えるのかもしれないけど、ある意味、とても合理的。注文しないような人に勧めることもないよね、
そう言えば、このお店でポイントが貯まるアプリを勧めてきたのも若い店員さんでした。それまでベテランの店員さんには、一度も勧められたことはなかったのに。
人とほぼ接することのない生活をしていると、なんだか自分がこの世界から取り残されているような気がしてきますが、こんなことでまだ自分が社会の一員として見てくれる人がいるんだなと、少しうれしくなってしまうんですよね。
◆
工事現場の誘導員のおじさん。
私が通りかかると
おはようございます。足下にお気を付けください。いってらっしゃい。
と、挨拶してくださいました。いってらっしゃい、まで言う人はなかなかいないな。
滅多に通らない場所ですし、そのおじさんも初めて会う人です。
こんな風に挨拶して下さった時は、もちろん、こちらからも挨拶を返します。
そして、その誘導員のおじさん。
おはようございます、の時は私の方をチラッと見ました。
でも、その後は、しっかりと誘導員の役割をやっていました。言葉をかけながらも、周囲の安全を確認しているの。だからこちらを見ていない。
ときどきいるのです、挨拶に夢中になって本来すべきことをしない人、できない人。
私もその部類かな。言葉がなかなか出ないと、そちらの方に意識が行ってしまって、他への注意が散漫になる。
ちょっと趣旨は違うけど、こんなことがありました。
私がまだ20代の頃です。
兄が車を買い替えて、納車の日に「ちょっとつきあえよ」って、周囲を少し走ったんですね。
狭い道で対向車がやってきて、兄は左によって道を譲りました。
相手の車の運転手さん、手をあげてありがとうの挨拶をしてきたんだけど、すれ違う瞬間、
ガリッ
納車されたばかりの車に傷跡がしっかりとついてしまいました。
若い女性の方でした。隣にお兄さんか彼氏か、男の人が乗っていました。
たぶん、その運転手さんはまだ免許取り立てで、その男の人についてもらって練習していたのではないかな?
きっと、その男の人が、道を譲ってもらったら挨拶しなさいとその場で指示をしたのでしょう。
まだ余裕を持って運転できないのに、そんな人が挨拶に気を取られていたら...。
そりゃ、車への注意が散漫になってもしかたないよね。
ま、兄の方は、仕方ないでは済ましたくなかったようでしたけど(笑)。
それ以来、車の運転に限らず、あいさつしない人できない人は、気持ちに余裕がないんだなと思うようになりました。自分もそうだしね。
◆
いつものパン屋さんで、新商品の試作品をいただきました。
米粉の肉まんです。
おいしかったです。
今週の記録 90.7㎞(19時間22分) ※グーグル・マップより算出しております。
1月 307.4㎞(65時間21分)
2月 313.6㎞(67時間12分)
3月 354.8㎞(75時間38分)
4月 304.2㎞(65時間2分)
5月 299.7㎞(64時間6分)
6月 239.7㎞(51時間20分)
7月 296.0㎞(62時間37分)
8月 285.5㎞(60時間44分)
9月 276.0km(58時間53分)
10月 312.1km(66時間9分)
11月 312.7km(67時間9分) (20日まで)
今年の累計 3298.7㎞(704時間11分)