することをちゃんとやってれば、多少大口かましたって、むしろかわいいとさえ思ってしまうんだよ【ワールドカップ2022】

堂安選手のビッグマウス
ときどき批判されることもあるようですが、私は全然気にならないんですよね。
むしろ、なんだかかわいいなって感じて、とても好意的に思っています。

堂安君は、ひたむきに走っているという印象があります。

日本みたいな、それほど強くないチームが、強豪国と言われるチームとまともに渡り合うには、相手チームを上回るハードワークは絶対に必要です。
それをやっているのなら、多少の大口は大丈夫。私は大丈夫です。

もしかしたら私のサッカー観はかなり偏っているのかも知れません。
きっと、走らなくてもよい選手がいるような戦術もあるのでしょうね。

以前にも書いたことがありますが、私がヨーロッパのサッカーに興味を持ったのは、カズさんがイタリアのセリエAに挑戦したところからでした。
カズさんは開幕戦でACミランバレージっていうものスゴイ選手に、ガツンと一発見舞われて大怪我をして、長期離脱。
せっかくこのためにWOWOWを契約したのに、カズさんが見れないじゃないの!
もったいないので、しかたなくセリエAの試合を見たわけですが、イタリアのサッカーってとても守備的で、素人にはつまらなかったんですよ。
つまんねえなと思いながらも、ちょこちょこ見ていたら、なんだかユヴェントスのサッカーがものすごいのに気が付いてしまった。
だって、とにかく走るんだもの。
全員で守って全員で攻める。誰一人としてさぼっていないのです。

当時のユーベの監督は、後にワールドカップでイタリアが優勝した時の監督のマルチェロ・リッピさんでした。
リッピ監督が選手に要求していたのは、90分間走り続けられること、そして、ゴールキーパーフォワードを除くすべての選手に、複数のポジションをこなせること。
ファンタジスタはいらないという一方で、走るしか能のない選手、例えば、アンジェロ・ディリービオ選手(失礼)でさえ、リッピ監督はしっかりと役割を与えて、チームになくてはならない選手になりましたもん。クラブだけではなく、代表でも.
複数のポジションをこなすことを要求したのは、選手交代をせずに戦術の変更ができるから。選手たちはずっと動き続けるので、ポジションはものすごく流動的になります。そうなっても対応できるようにという事でもあると思います。

当時のユヴェントスには、ビッグネームもいました。ビッグクラブですし。
ロベルト・バッジョジャンルカ・ビアリなどなど。
普通なら攻撃専門の選手ですが、リッピ監督は、彼らにも守備を要求しました。
まぁ、バッジョは嫌になって出て行っちゃいましたけどね(笑)。

そんなわけで、私は走らない選手はどうしても受け入れられないし、走らないくせに言ってることがでかい選手は、どうもねぇ...。という気持ちになってしまいます。

だんだんと試合が迫ってきたクロアチア戦。

クロアチア代表は、前回大会準優勝。
当時とは戦力的に落ちているという話も聞きますが、どの選手も技術は高いですし、それに加えてとても献身的でよく走る。
エースのモドリッチが率先して走るんだから、他の選手も走らない訳にいかないのでしょう。どこぞのふんぞり返っている経営者にも見習ってほしいものです(笑)。
全員が走るチームは、間違いなくチーム力が高いです。
弱点はいろいろありそうですが、私は、ドイツやスペイン以上に難しい相手だと思っています。

このクロアチア代表チームに勝つには、何よりも、相手を上回るハードワークが必要だと思っています。
今の日本代表なら、それができるのではないかと思っています。
勝機は十分にある。
最後まで諦めずに戦ってほしい。

クロアチアのメディアが、なんだかでかい選手がいるそうで、その選手を使えって記事にしていたようですね。これはやばいかも。背が高いだけなら何とかなると思いますが、それでいてがっちりした体型だったら、前回大会のフェライニ(ベルギー)にやられてしまった時みたいなことになるかも。ちょっと心配です。

そんなわけで、どうしても私がサッカーを観る時は、リッピ監督の時のユヴェントスが基準になってしまうのです。

今のユーベは、もちろん当時のユーベとは違いますが、それでも気になってしまう。

以前にも書きましたが(笑)、私がどれほユヴェントスを愛しているかというと、私が死んだらお葬式はユヴェントス葬にしたいのです。
ユベントスカラーの幕を会場に張り詰めるのです。
ユベントスカラーって、ユニフォームの白と黒の縦縞。
それって、普通のお葬式じゃないのぉ!

と、ここまでが以前に書いたこと。

実はあまり知られていないのですが、ユヴェントスのクラブ創設時のオリジナルのユニフォームは、ピンクなんです。
(最近は、ゴールキーパーのユニフォームや、セカンドユニフォーム、サードユニフォームにピンクが採用されることがあるという程度です。)

そう、私のお葬式は、ピンクでキラキラにしてもらいたいと思います(笑)。

ちなみに、ユヴェントスというのは、ラテン語で青春とか若者を意味します。
なんでも、高校生が集まって始めたクラブなのだそうです。

ちなみに、ユヴェントスの愛称の一つに、ヴェッキア・シニョーラがあります。
これは老貴婦人という意味です。

高校生たちが練習をしている、そのすぐそばに住んでいたお婆さんが、練習や試合に食べ物や飲み物を差し入れをするようになり、応援していたのだそうです。
つまり、彼らの一番最初のファン、サポーターが老貴婦人(ヴェッキア・シニョーラ)で、それが愛称になったという事です。

やば、だいぶ話がずれてきてしまった。

今現在、日本vsクロアチア戦キックオフまで1時間を切りました。
最後まで寝落ちしないで、がんばって観たいと思います。
寝落ちしてしまったら悲しいなぁ...。

 

(追記)

残念でした...。

寝ます。