後の残りは、一ファンとしてサッカーを純粋に楽しみたいと思います。【ワールドカップ2022】

vsクロアチア戦が始まる1時間前くらいは、ものすごい睡魔に襲われていました。
あんなに寝ることを重要課題としていこうとしていたのに、どうしても見たい対戦があると、睡眠が不規則になってしまいます。朝は4時くらいには起きていたので、深夜0時から始まる対戦を見るのは本当に辛い。
眠ってしまったらどうしようかと心配していましたが、そんなものは一瞬にして吹き飛びました。

試合が始まる1時間前くらいから、心臓がドキドキし始めました。
なんでこんなに緊張してるのだろう?

初戦のドイツ戦はそうでもなかった。
コスタリカ戦もそれほどでもなかった。
スペイン戦でドキドキし始めて、クロアチア戦はものすごい緊張でした。

前回大会では、こんなふうになることはなかったのに。
きっと傍観者だったんだろうな。ただのファン。
でも、今回は当事者感覚で観ていました。
負けるはずがない、絶対に勝つ!って前のめりになって観ていました。

前回は西野監督の下でチームが結束した多という感じ、
でも、今回は、これももちろん監督の手腕なのかなとは思いますが、選手が自ら自律的に結束していったように受け止められました。
何というか、その輪の中に自分も(勝手に)入っていた。

完全に当事者意識でした。

前半が終わって、トイレに立った時、吐き気がしました。
夜に食べたレバニラを、もどしそうになりました。
それくらい緊張していたんです。

結果は残念ながらPKで敗退。
公式記録では、引き分けなんですよね。
PKは勝ち負けを決めるのではなくて、次のステージにどちらが進むかを決めるもの。
最後の最後まで、勝つイメージだけを持っていましたが、敗退が決まった瞬間は、どういうわけかとても清々しい気持ちになっていました。
選手たちは、自分たちにできることをすべてやり切った、そういう思いがありました。
PKを止められてしまった選手、誰も悪くない。
こんなのはくじを引くようなもの。
自分から立候補したんですってね。すごいよ、そういうことが自律的に動いていくなんて。

中には、PKの選手を監督が決めなかったことに、それは監督としての責任を全うしていないって批判する人もいるようですが、でも森保監督は、このチームが自律して動いていくように育てていったのです。
その結果です。
ある意味、全てが実力。これも実力。
今回は「たまたま」うまくいかなかっただけ。この方が、チーム力は増していくと思います。

それにしてもクロアチア代表チームは本当にいいチームだったな。敵ながらあっぱれです。
エースのモドリッチ選手も本当に素晴らしい選手。惚れ直したぜ。
途中交代で下がる時は、俺はもうやり切ったっていう、満足したような表情に見えました。

両チームとも、この試合でできることはすべてやり切ったのではないでしょうか。

結果としては、目標の8強には届かず、16強で終わったわけですが、なんだかとても清々しい気持ちになりました。
翌朝の目覚めがとてもスッキリしていました。

さて、クロアチアの次の対戦は、優勝候補最有力のブラジル。(私は個人的にフランスを推していますが)
クロアチアを絶賛応援してあげたいですが、この日本代表との「死闘」の疲れはどうしても残ってしまうはず。
一方で、ブラジルの方は、韓国相手に軽~くウォーミングアップで大勝していますからねぇ(笑)。おっと。笑ってはいけませんね。
クロアチアには気の毒だけど、ブラジルの方が圧倒的に有利かな。
特にクロアチアは運動量の多い、チーム力で戦うチーム。
走り続けてなんぼのチームですからね。
でも、最後まで諦めずに頑張ってほしい。気持ちだけは、応援しています。

こういう言い方はよくないかも知れないけど、日本代表がいなくなって、やっと楽しんで観戦できそうです。
大好きなイタリア代表チームもいないし。

ブラジルvsクロアチアはとても気になりますが、まずは注目は個人的には、イングランドvsフランスですね。

これからは、傍観者として、ファンとして、純粋にサッカーを楽しみたいと思います。