週間歩記録 2023/4週 1/16(月)~22(日) 84.8㎞

また一つ、自分の変化に気が付きました。
それは歩いている時の姿勢が良くなっていること。
私は子供のころからずっと姿勢が悪い。
矯正するためにいろいろと試みてきたつもりです。
近年ですと、サッカーの長友選手監修の、姿勢を矯正するベルトを使ってみたり。
それで何となく姿勢が多少は良くなったような気もするのですが、締め付けが気持ち悪くて、長くは続きませんでした。
一番の理由は身体が固いということだと思うのですが、今回のことでちょっと気になったことがあります。
もしかしたら、私は姿勢をキープするエネルギーが無かったのではないか。

子供の頃を振り返ってみると、私は教室でじっとしているのがとても苦手でした。
とは言え、当時は妙な動きをすれば鉄拳制裁があるような時代です。
家でも学校でも、かまわず殴られたものです。
そんなわけでしたから、必死に我慢していたような気がします。
今時の発達障害の子供が少し羨ましく思ったりもします。
当時は発達障害なんて言葉は全く聞きませんでしたが、たぶん私はその発達障害なのでしょう。まぁ、吃音も発達障害ですしね。というよりも、実はじっとしていられないのも吃音も、元をたどれば同じことなのかもしれない。

なぜじっとしていられないか、それは心理的なものではないのです。じっとしているのに使う筋力を維持できないのです。
この感覚、今になってようやく自分で説明できたような気がします。

子供の頃の私は、バカが付くほどの力持ちでした。
力比べなら同級生の中で負けたことは全くありませんでした。
中学生の時に、部活の一つ上の先輩にバカが3つくらいつく力持ちの人がいて、その人だけには負けましたが、その先輩には柔道では楽勝だったので、負けたことにはしないでおきます(笑)。
疑問は、そのバカ力の私がなぜじっとしているだけの少しの筋力を維持できなかったのか?ということになると思います。私自身、筋力なら誰にも負けない自信があったので、そこに原因があるとは全く気が付きませんでした。

簡単に言えば、私は一瞬でものすごい力を出すことに長けていても、長い時間にわたって筋力を維持することがとても苦手だったのです。
なにしろ、どちらかと言えばデブ体形の柔道部員のくせに運動会ではクラス対抗リレーの選手に選ばれるくせして、長い距離を走らせれば、いつだってクラスでビリから2番目でした。

最近になって知ったのですが、糖を分解してできるエネルギーというのは、大きな力を出せるが長時間持たない。一方で、脂質を分解してできるエネルギーは、マラソンなどの持久力に有利だということです。
私は子供のころから糖によるエネルギーに依存してしまっていたのだなと気が付いたのです。脂質からエネルギーを作れなかったから、持久力は全くなし。
ずっと努力が足りないと思ってきたし、思わされてきました。でもそうではなかった。

つまり、たかがほんの少しの力でかまわないのに、そのほんの少しの力を維持できなくて姿勢をキープできなかったのではないか、そんな風に考えました。

今はいろいろと考えるところがあって、糖をできるだけ摂らず、脂質からエネルギーを作るような食生活を目指しております。
その甲斐あってか、長い距離をかなり楽に歩けるようになりました。
意識してゆっくり歩くようにしない限り、歩くスピードがどんどん速くなっています。
去年の今頃は、いつもの直売所まで3時間15分くらいかかっていたと思いますが、今週はついに3時間を切りました。
決して意識して早く歩いているわけでもないのです。普通に歩いていて、勝手に早くなっているのです。

お年寄りが筋肉の減少で歩くスピードが遅くなるというようなことをよく聞きますが、それは誤りですね。筋肉減少の影響が全くないとは言えませんが、それ以上に、エネルギーを産生できなくなっているという方が正しいのではないかと思います。
だって、もしも筋肉が少ないとそれが即スピードの低下だというなら、あの細身のイチロー選手があんなに速く走れたわけがないじゃないですか。

やば、また意味もなく長い文章になってしまった。
このまとまらない文章は、きっと発達障害の証なのかもしれません。
まだまだ続きはありますが、またあらためて書くことにします。


1月17日 阪神大震災
この日は亡き父の誕生日でもあります。
前にも書いたことがあるけど、9月11日アメリ同時多発テロは兄の誕生日。
私の誕生日は7月ですが、いつかこの日に何か大きな事件や災害が起きるのではないかとヒヤヒヤしています。
その時のために備えておきたいものです。

 

 

今週歩いた距離 84.8㎞(17:58)

累計 271.9km(57:10)