子供の声が気になるのなら…

私が愛するユヴェントス
イタリアのプロリーグは、私がヨーロッパのサッカーを見始めた頃は、世界最強リーグと言われていましたが、すでにその座はイングランドやスペインに奪われ、ドイツやもしかしたらフランスよりも下になっているのかもしれない…。
それでもユヴェントスが好きでたまらないというのは、簡単に言ってしまえば、脳が更新できないといったことなのかなぁ(-_-;)

ユヴェントスって、ラテン語で「若者たち」とか「青春」っていう意味なんですって。
なんだか大きな声で言うには少し恥ずかしい名前だなと思ってしまったのですが、高校生たち、つまり若者が始めたクラブで、正にユヴェントスだったということです。

ヨーロッパのクラブには、いろいろと愛称がつけられています。
有名なのが、イングランドアーセナル。最初は兵器工場の工員たちで作ったクラブの愛称は、ガナーズガンナーズ)。サッカーの話をする時に、アーセナルのことを何気にガナーズなんて言うと、少し通っぽく見られるかもしれないので、一度使ってみて(笑)。

ユヴェントスはビアンコ・ネロ。意味は白黒。葬式カラーのユニフォームそのまんまなんだけど、もう一つ、ヴェッキア・シニョーラというのもあります。
意味は「老貴婦人」
若者という意味の名前を持つクラブの愛称が老貴婦人ってどういうこと?

美しいものを女性に例えるということはよくあることなので、私は勝手にユニフォームが美しいからだとばかり思っていました。
特に、ずいぶんと昔になってしまうけれども、トヨタカップで日本に来たときのユニフォームは、スポンサーロゴが入っていなくて、とても美しかったなと、昔を思い出して悦に浸っております。
でも、それにしても、それならなぜ「老」なの?とずっと思っていました。

クラブができたばかりの頃、ユヴェントスの若者たちが広場で練習に励んでいるのを、ずっと温かい目で見守っていたのは、その広場のすぐそばに住んでいたお婆さんだったのですって。
そのうち食べ物や飲み物を差し入れするようになって、試合を応援するようになり、とても良い関係を築いていったのだとか。
つまり、ユヴェントスのサポーター第一号が、「老貴婦人」だったということです。
おばあちゃん、その若者たちがかわいくて仕方なかったんだろうね。

もうすでに話のネタとしては旬を過ぎてしまいましたが、長野の公園閉鎖の件について、子供たちと件の住人の方との間に、そんな関係があったら良いのになと思っていました。
当事者として子供たちと関わることができたら、子供たちの遊ぶ声に抵抗がなくなるのに。

正直な話、私も子供は苦手です。
特に声変わりの頃の男の子たちが叫ぶように騒いでいるのは、ときどき恐怖みたいな感覚さえも覚えます。

でもね、某名門私立女子小学校の通学路に迷い込んでしまった時、子供たちが無邪気にじゃれあっている姿を見て、とても救われたんです。
私自身、下を向いて歩いていた頃だったのですが、生きるのって案外楽しいことかも知れないって、そんな錯覚を覚えました。

子供が事件・事故に巻き込まれるなんてことが目立っていた頃で、その時は、体を張ってでもこの子たちの笑顔を守りたいって、本気で思いましたよ。

それ以来ですかね、子供たちを全く嫌だと思わなくなったのは。
つまり自分に当事者意識が芽生えたということなのかなって思っています。

たぶんね、件の公園閉鎖のきっかけになってしまったクレームの方、聴覚が過敏なのではないのかなと思っています。
私も過敏な方なので、何となく気持ちは分かります。

選挙の街宣車が近づいてきた時に、耳を塞いでしゃがみこんでしまったこともある(笑)。音楽はシンプルなものしか聴けないし。
好き嫌いはあるけど、ダメな音はとことんダメ。雑音になってしまうんですよね。

これって、発達障害、もしくはその一歩手前の状態なのではないかな。

脳にエネルギーが足りないから、処理できないの。だからみんな不快な雑音に聞こえてしまう。

約一年前くらいからマグネシウムのお風呂に入ったりサプリメントを飲むようになり、ここ数か月は糖質を制限して、なるべく脂質でエネルギーを摂るように変えて、最近になって気が付いたこと。
それは、あれ?、聴覚過敏も触覚の過敏も、視覚の過敏も落ちついている。楽になっているのがわかるのです。セーターのチクチクも気にならなくなりましたし。
ところが、マグネシウムを無駄遣いしてしまった時や、糖質をたくさん摂ってしまった時は、やっぱり元の過敏に戻ってしまう。

私は吃音の改善に効果があるはずだと思って、マグネシウムやココナッツオイル(MCTオイル)を意識して摂るように試みています。
今のところ、マグネシウムやココナッツオイルをたくさん摂っても吃音が楽になるというところまでは、なかなか強く実感できてはいませんが、少なくとも、マグネシウムを無駄遣いをしてしまった時は、吃りまくりです。ボロボロです。
マグネシウム・ココナッツオイル→脳のエネルギー→吃音の改善という関係は、あるのだなというのは実感できています。

吃音は発達障害の一つです。
他の発達障害にも何か効果があるはずだと思っています。
一応、ググってみると、一部のクリニックでもマグネシウムMCTオイルを試してるようですね。
ADHDやSADにもそれなりの効果は確認できているようです。

これは私の勝手な考察ですが、人って生まれる時に母親からたくさんの栄養を奪い取ります。マグネシウムや鉄、亜鉛などなどいろいろなミネラルもたくさんもらって生まれてくるわけです。
しかし、母親が十分に持っていないと、子供に分け与えることができない。
これが発達障害のような症状の始まりなのかな。
一方で、初めは十分に持っていたとしても、後から取り入れる量が少なければ、少しずつ体内濃度は下がっていく。
足りなければ後から摂れば済むだけの話なのですが、それがなかなかうまくいかない。
よく言われるのは、今の野菜は、昔と比べて栄養が乏しいということ。
よほど意識して摂るようにしないと、不足状態に陥ってしまう。
そして、不足状態が続けば体や脳はそれに順応して低エネルギーで運転されることになり、場合によっては正常に作動しなくなる。
後から追加で摂ったとしても、不足状態の感覚が脳の癖として残ってしまう。

この不足状態に合わせた動きを改善するためには、高濃度でエネルギーを摂り続けて、エネルギーを十分に使える体(脳)を作るということなのかなと思っています。

なんだかぼやきみたいになってきてしまいましたが、要は、長野の公園閉鎖の件は、そのクレームを出した方は、まずはマグネシウムのお風呂に入ってみたら良いのかなということです。
できたら糖質制限をして、脂質からエネルギーを摂るようにするとなお良い。

とは言え、こんな話をご本人に話しても、きっと私は発達障害ではないし、正常な人間だと突っぱねられてしまいそうな気がします。
自分の異常な状態に気が付くのって難しい。
自分では他人の感覚を感じることができないので、他者との比較ができません。
今の異常な状態を普通だと思ってしまいがちになるのです。
自分がそうでした。

ま、あまり我慢しすぎて、切れて、凶器を振り回すようになってしまうよりは、公園を閉鎖したというのは、もしかしたら正しい判断なのかもしれません。

それにしても、せめて当たり前に食べているものが、しっかりした栄養源になったら良いのになと思うのでありました。

発達障害やそれに準じた症状の改善に、サプリメントを飲むことやマグネシウムのお風呂について、医療の現場では必ずしも行われていないようですし、賛否もあるようですが、私はこんなに簡単に楽になれる可能性があるなら、やってみたら良いのにという立場です。