「タモリ倶楽部」が3月で終了と発表されて、惜しむ声がたくさん上がっていますね。
私も大好きな番組でした。特に空耳アワーが大好き。
だからと言って、毎週その時間に合わせてテレビの前に座るというわけでもなく、たまたまスイッチを入れたらなんか面白いことやってる、それくらいの緩さでした。
その感じが好き。
そんなんだから、終了することについて文句を言えるような立場ではないんですけどね。
ここ数年は、年に5~6回程度しか見ていませんでしたが、夜遅く仕事から疲れて帰ってきた時に、あまり騒がしくなくてクスっと笑えるこの緩さが何とも言えない。
昔やっていた土曜夜の「今夜は最高」(コント番組、エンディングでタモリさんがトランペットを吹くのがカッコよかった記憶があります)とか、深夜帯にやっていた頃の「ボキャブラ天国」なんかも好きでよく見ていました。
もう77歳なのですね。
そりゃ、活動を縮小しないと、やっていけないよな。
マニアックな感じは、これからはNHKの「ブラタモリ」に集中するのかな。
それにしても、テレビに出始めた頃のタモリさんって、イグアナとかやっていたんですよね。どちらかと言えば、いろもの扱いでした。
わけのわからん中国語も面白かったです。
ん?なんだかタモリさん追悼みたいになってるけど、まだ死んではいませんので(笑)。
◆
私が高校生の頃に始まったこの「タモリ倶楽部」ですが、まだ始まって間もない頃、修学旅行がありました。
宿泊先の旅館で、夜遅く、同じクラスの女子数名が、私たち男子の部屋に潜り込んできたのです。
テレビ見せてって。タモリ倶楽部がどうしても見たいって。
もう消灯時間はとっくに過ぎているし、同じ部屋の女子の中にはすでに寝ちゃってる子もいるのでテレビを点けられないって。
男子なら良いのか?
男どもはあまり興味がなく自分たちのことをしていましたが、その数名の女子は、最後まで楽しそうにキャッキャ賑やかだったのを憶えています。
それにしてもこれが青春ドラマだったりすると、そういう時って必ず教師の見回りが来るんですよね。
実はこの時も教師の見回りが来ました。
いきなり戸が開いて、その女子たち、慌てて男子の布団の中に潜って隠れました。
教師「全員いるか~?」
誰か「はい。います~」
教師「早く寝ろよ~」
でおしまい。
なんか青春してましたねぇ(笑)。
けっして「性」春ではありませんよ…。
その後も女子たちは楽しそうに最後まで見て、自分たちの部屋に帰っていきました。
以上、タモリ倶楽部の思い出でした。フフフ。
あまりオチらしいオチもなくてごめんなさい。