もうずいぶんと前になりますが、パーキンソン病で動けなくなっていたおばちゃんを見かけました。
あの時は自転車でした。
自由に歩けないから自転車。自転車の方が楽なのは分からないでもないけど、自分の身体をコントロールできないのに自転車に乗るのは、ちょっと危険すぎないかなと思っていました。スピードは出さないとしても、ちょっとバランスを崩しただけでも、転倒してしまうでしょ。
今回は電動の車椅子に乗っていました。
とりあえずはまだお元気そうで良かった。踏み切りだけは気をつけて欲しい。
今回見かけたのも踏み切りのすぐ近く。一番近いスーパーに行くのに、どうしても踏み切りを越えないと行けないみたい。
前に会った時は踏み切りで動けなくなって、通りすがりのおねえさんに助けてもらったって言ってたな。
踏み切りを渡るときは、せめて助けてくれそうな人がいることを確認して欲しいです。
心配が尽きません。
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別の日。
昼間にたくさん降った雨が夕方にはほぼ止んで、折りたたみ傘をたたんで家に帰る途中でした。
向こうから若いお母さんと小さい男の子(3~4歳くらい)が手を繋いで歩いてきました。なにか特別な用事でもあったのか、いかにもお出掛け用といった服装。
お母さんはスマホを凝視していました。子供の方はちょっとつまんなそう。
その時、一瞬、その男の子の口角が上がりました。目が真ん丸になって、好奇心いっばいの顔してる(笑)。
あ、これ、絶対にやると思った。
次の瞬間、男の子の足が水溜まりにポチャン!
小さな子供は水溜まりが大好きですよね(笑)。
水が跳ねあがって、私にもかかりそうなくらい。
あ~、お母さんに叱られる。今日はきれいなおべべ着てるのに~って。
見ていてドキドキしていたんです。雨の日はイライラしている人が多い。昼間は小さな子供が親に叱られているのをたくさん見かけましたし。
そのお母さんには「あら、やだ、もーっ」って、でも顔はニコニコ笑っていました。
その日は子供が叱られるのを何度も見て、とても辛い気持ちになっていたので、ホッとしました。叱らないでくれて良かった。
ちょっとした好奇心と、大好きなお母さんの気持ちを惹きたいだけ。クリーニング代は痛いけど(笑)。
状況にもよるけれど、叱って得るものなど何もないですよ。
今週歩いた距離 69.6㎞(14:57)
1月 391.3㎞ (82:25)
2月 321.3㎞ (68:38)
3月 210.6㎞ (44:47) (19日まで)
累計 923.2㎞ (195:40)