献血 60回目

2022/3/16 有楽町献血ルーム 成分献血(血小板)

どうしてもエレベーターが苦手なので、日ごろから可能な限りエスカレーターや階段を使うのです。
有楽町の献血ルームの時は、必ずと言っていいほど、6階まで階段で上がります。
そうすると、どうしても献血前の血圧の検査では、高い数値が出ます。
今回は、念入りに何度も何度も深呼吸をしてから、血圧の測定に臨みました。

お陰さまで、上が127、下が85と正常の範囲内でした。
(通常は120くらいです)
私は緊張する場面では血圧が上がって、上が150くらいになることもよくありますので、それに比べれば何ともない数値です。

採血後にも血圧を測りますが、今回はグッと下がって、上が115、下が67になっていました。特に問題のない数値のように見えますが、私としては、ここまで下がることはあまりないのです。
採血前と比べて下がっている時は、看護師さんは、慎重に対応してくださる場合が多いのです。気分はどうですか?慎重にゆっくりと立ち上がってみてください。といった感じで。
でも、今回は、あぁ、通常の範囲内ですね、ニコッ。で終わってしまいました。
その時は私も自分の変化についてはあまり感じていなかったのですが、もしかして後から起こることは、この時から始まっていたのかもしれません。

献血の後にたくさん歩きまわってしまいました。
かおりん」というイチゴを探して。

tohost3250303.hatenablog.com

結局見つからなかったのですが、それも含めてこの日はずいぶんと歩き回っていました。
帰ってからはマグネシウム風呂に入り、ご褒美で用意したものを、少しウトウトしながら食べて、眠ってしまいました。

次の日は、少し疲れが残っているものの、それほど体調が悪いわけでもなく、また、翌日の天気予報が雨になっていたので、できるだけ外出する用事を今日のうちに済ませたいと、朝からまた外を歩き回っていました。
お昼ごろになって、急に疲れが襲ってきました。足にきました。歩けない。
出先でのことです。それも家から3時間かかるところ。
途中で何度も休憩して、よぼよぼじいさんにも追い抜かれながら、這う這うの体で家にたどり着きました。
そこからは何もできません。何とか家族用の食事の用意はしましたが、それ以外は何もできず。ただただ、何もせずに(できずに)横になっていました。
それは翌日まで続いてしまいました。
働いている方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、最低限のことだけをやって、後はひたすら寝ていました。
そういえば、このところ、鶏のむね肉を食べていなかった...

ブログの記事を書くことどころか、人様のブログを読むことさえもままならない。

今までにも献血後に何となく体に力が入らないということはときどきありましたが、ここまでドッと疲れが来るというのは初めてかも知れません。血を抜いて、体がその抜いた分の血を作るのに一生懸命だったのでしょう。そこに私のパワーの大部分が注ぎ込まれてしまったのではないかと思っています。夜になって、少しずつ快復してきました。

年齢のこともあるのかもしれません。しかし、ちょっと軽く見ていたなと反省しています。やっぱり血液を抜くというのは、体に相当の負担がかかるものなのだなとあらためて感じているところでございます。

ご褒美に少し贅沢するのも良いけれども、それに加えて、ゆっくりと過ごすこともご褒美として加えるようにしたいと思いました。

コロナ禍で、血液が足りないようです。

news.yahoo.co.jp

献血ルームは、割といつも混んでいますので、それほど深刻な感じはしないのですが、献血バスによる献血が思うように集まらないようです。
善意に頼るしかないのが現状です。
ヤフーのコメントの中には、税制で優遇するとか、健康保険料を安くするとか、ポイントで魅力的な景品を付けるとか、さまざまな提案がありました。確かに、そうすれば献血をする人は増えるのかと思います。
しかし、何よりも一番大切に考えなければならないのは、血液を提供される人、そして血液を提供する人の健康、安全。
あまりインセンティブをつけてしまうと、本来、献血をやってはいけない人がその優遇を目当てにやって来てしまいそうな気もします。
病歴や海外渡航歴、そして今飲んでいる薬をごまかしたり、体調が悪いのにごまかしたり。ほとんどが自己申告になりますので、いくらでもごまかすことはできると思います。事前の検査をもっと徹底的にやれば良いのかもしれませんが、そうなるとコストの問題も出てきそうですし。

なかなか難しい問題ですが、善意に頼っているだけでは足りないのなら、もっとPRを積極的にやるしかないのでしょう。
例えば、中学や高校の保健体育の授業で取り上げるとか。
また、芸能人とかスポーツ選手とか、影響力のある人がSNS等で発信し続けてくれたらいいと思うけれども、私としましてはそういった思いでブログに献血のことを書いているわけです。
私のブログを読んで、一人でも献血に関心を持ってくれる人が増えたらいいなと思っています。

皆さんも献血に関心なり興味なりがありましたら、SNSでもブログでも、日常の何気ない会話でも、献血の話をしてくださるようお願いします。