身体を冷やしてはいけません

ネットでいろいろと調べ物をしている時に、こちらの本が気になりました。

何を調べていたのかはすっかり忘れています。

もともとは、この煽ったようなタイトルが嫌で敬遠していた本です。
とりあえずは図書館で借りて読んでみました、
文章を読むのがあまり得意ではない私でも、3時間ほどで読み終わりました。

新しいことは書いてはあるなとは思いましたが、突っ込みどころはほどほどにありました。
例えば、卵を食べても血液検査のコレステロールの数値には影響しないし、むしろ良いことことばかりなので積極的に食べましょうというのは良いのですが、1日1個は食べましょうというのです。
1日1個?
卵が身体に悪いと思っている人に忖度しているのでしょうか?日和ってんじゃんないよって思ってしまいました。
1日3個は食べましょうと書いて欲しかった。

他の人の本かブログかなにかは忘れたけれど、たまごを1日3個食べると、体内のコレステロールの粒が大きくなるのですって。この大きな粒のコレステロールは、小さいものに比べて酸化されにくいのです。
コレステロールは善玉・悪玉という言い方を良くしますが、実際には悪玉と呼ばれているコレステロールにも、一定の役割があります。
実際に体に悪さをするのは、酸化されてしまったコレステロールです。
卵をしっかり食べることで、コレステロールが身体に悪さをするのを防げるのです。
コレステロールは、体内の壊れた組織の修復に使われますし、活き活きと生きていくには欠かせないものです。
今の基準値では、上限ギリギリくらいの、少し高めでちょうど良いのではないかと思っています。

私の知らなかったこともポツポツ書いてありました。

一つはビタミンDのこと。

私の知識としてはこのビタミンDはきのこ、特に椎茸に含まれて、太陽光に当てると増えます。
太陽光の下で、軽く干しただけでものすごい量のビタミンDになり、これを食べると免疫力がアップするというもの。

しかし、ビタミンDにはいろいろと種類があり、きのこのビタミンDは、免疫力とはあまり関係ないというのです。

免疫力にかかわるビタミンDは、魚に含まれているのだそうです。
魚をたくさん食べましょうということです。

あ、決してきのこのビタミンDが何の役にも立たないということではないですよ。
これもまた別の役割で体にとても良いものですので、積極的に食べると良いです。

そしてもう一つは、マグネシウムが寒さでも消費されてしまうということ。
マグネシウムは細胞の中にあって、エネルギー産生に必要なものです。
身体にかかる身体的・精神的負荷に対して、エネルギー産生にかかわって消費されます。
過度な運動や精神的ストレスによって、大量に消費されてしまうわけですが、体にかかるストレスは寒さも同じことのようです。
体を冷やすとおしっこがしたくなりますよね。そのおしっこには、けっこうたくさんのマグネシウムが溶けだしているというのです。
あ、だからと言って、飲んじゃだめですよ(笑)。

マグネシウムが足りなくなれば、エネルギー産生が滞るようになります。
そうなれば、自分の最大のパフォーマンスが発揮できなくなります。
活き活きと生きていくためには、このマグネシウムの無駄遣いは避けたいところです。

そう言えば、私の吃音仲間のNさんは、秋から冬にかけて、寒くなってくる頃になると吃音がひどくなると言っていました。
私にはそういった実感はないのですが、これはもしかして、彼の場合は寒さで身体を冷やしてマグネシウムを無駄に消費してしまい、神経細胞のエネルギーが十分でなくなったことが原因なのかも。

私は身体を冷やさないということについては割と無頓着な方でしたので、これからは特に気を付けたいと思いました。
ただでさえマグネシウムが足りない私です。こんなことで無駄に消費してしまうのはもったいない。

そう言えば、私のブログに来ていただいている皆さんの多くはご存じと思いますが、とある女性大社長は寒くなると毛糸のパンツをはいています。
彼女がいつもパワフルでいられる秘訣は、体を冷やさないこと、つまり毛糸のパンツがとても重要だったのだと、今になって思い知らされることになりました。

皆さんも毛糸のパンツをいつでもはけるよう、用意しておきましょう。