昨日の記事の続きと補足です。
この記事にいただいたブコメです。
きれいごとばかりの歌は辟易するけど、街中でなんとなく耳にする歌はきれいでやわらかい歌であって欲しいと思うのですよ~「いい日旅立ち」山口百恵・他 - 通りすがりのものですが
鬼束ちひろがカバーしていたのは知らなかったですね。私そんなエロオヤジだったと気がついていなかったんですがそういう人だらけで特に目につかなかったんですかね。時代です。私はさださんがよく聴かされた人です。
2023/10/21 07:29
確かにそういう人だらけだったかもしれませんが、谷村さんはちょっと飛びぬけていたような気もします。エロ本の収集家だったと聞いたことがあったようななかったような。本当かどうかは知らんけど。
鬼束ちひろさんのカバーについては、私も最近になって知ったのでした。
この人の歌は結構好きで、一時期のめり込んだこともありますが、「いい日旅立ち」については、ずっと知りませんでした。
実はこの曲をレコーディングした後にすぐ、喉の手術をしてしばらく休んでいたので、本人が出演する形でのプロモーションが全く無かったとのことです。
まぁ、自分の場合は、たとえプロモーションがあったとしても、当時は仕事が忙しすぎてそれどころではなかったんですけどね。
で、この鬼束ちひろバージョンは、オリジナルのものとは歌詞が違っています。
タイトルも「いい日旅立ち 西へ」となっています。
山口百恵さんが歌った「いい日旅立ち」は、国鉄(今のJR)のキャンペーンソングでした。テレビCMでもたくさん流れました。
そして、あらためてJR西日本がCMで使うことになって、西日本なのに、歌いだしのところの歌詞
雪解け間近の北の空に向かい、過去りし日々の~
は、いくらなんでもないでしょう...ということになって、谷村さんがあらためて歌詞を書いたのだそうです。
で、誰に歌ってもらおうかという話になって、谷村さんが直々に鬼束ちひろさんを指名したのだそうですね。
山口百恵さんと同じように、ちょっと陰のある声質がこの歌にあっているのではないかって。
私は知らなかったけれど、オリコンチャートでは最高4位までいったということだから、けっこうなヒットではあったようです。
というより、CMに採用されて、かつての大ヒット曲を新しく作り直して、これが売れなかったら身も蓋もないなとも思います。売れるべくして売れたのかなと。
個人的には、鬼束さんには彼女だけの世界で歌い続けて欲しいなと思うのです。
彼女の独特な世界観は、他を寄せ付けない凄みがある。
そこが大好きな私としては、「いい日旅立ち」は少し物足りなさがあるなぁ。あまりきれいにまとめられちゃうとちょっとねぇ、と思ってしまう。
ダメだというわけでもなくて、自分の先入観が邪魔しているだけです。
ちなみに、鬼束ちひろさんの歌の中で、私が一番好きなのがこれ。
「私とワルツを」
自分自身を切り取るような歌詞ばかり書いている鬼束ちひろさん、私は女版尾崎豊だと思っているんですけどね。尾崎ファンに叱られてしまうかな?(笑)
◆
最近、また一人、私にとって大きな存在の人が亡くなりました。
財津一郎さん。
カッコいいなぁと思っていた中の一人です。
財津さんといえば、泣く子も黙る...ではなくて、泣く子が泣き止むタケモトピアノのCMですね。
探偵!ナイトスクープでその検証をやった時に初めて知りました。
目をまん丸くしてみたものです。
YouTubeにも試してみた人の動画がたくさん上がっていますね。
もうあの美声?がおしまいだと思うと、ちょっぴり寂しいです。
きびしーっ!
↑↑↑わかる人だけわかってね(笑)。