負けちゃったね

サッカー日本代表、負けちゃったね。

試合が始まるまでは、相手のイラク代表がどんなチームか、全く知りませんでした。

それはたぶん、選手たちもそうだったのではないかな。でも、相手の方は日本代表をよく知っている。そんな気がします。

今回は試合開始早々、嫌~な予感がしていたんですよね。

イラクの選手のガタイの良いこと。

その身体でガツガツと当たってくるサッカーは、ユニフォームのデザインもあってか、昔の強かった頃のドイツ代表を思わせるようなサッカーでした。

私の個人的な見解ですが、日本代表はこういうサッカーにめっぽう弱い。

ワールドカップで日本が勝ったのは、ドイツが何か勘違いしているのか、パスをつなぐサッカーをやろうとしていたから。

スペインだってそうでしょう。スペイン代表と言えば、FCバルセロナを彷彿されるパスサッカー。

同じパスをつなぐサッカーが相手ならなら、例え強豪が相手でも、日本は十分に対抗できると思ったのですよ。だからこそ、勝つイメージが持てたのでした。

昔のドイツみたいに、身体の強さでガンガン来る相手に対峙する時は、身体のない日本代表としては、相手よりもたくさん走るしかないと思っているのですが、ちょっと運動量も足りなかったのかなと思っています。

試合終了間際になって、イラク代表の選手たちの足は確かに止まった。それに対して、日本の方はまだまだ余裕があるように見えました。簡単なことです。走る量が少なければ、余裕があって当然。

最初からガンガン飛ばしていれば、相手もそれにつられて、走らざるをえなくなる。

そうしたら、もっと早く足が止まったかも知れません。

ワールドカップでスペインやドイツに勝ったとき、試合が進むにつれ、どんどん日本が優位になっていきました。それはいつまでも続く日本代表の豊富な運動量に相手がついてこれなくなったからだと思っています。

まあ、もっとも、ワールドカップで強豪相手に勝ったチームとは、面子が違っていますからね。そこは大目に見てあげないといけない。

試合開始から、ゴールキーパーやその他守備陣がドタバタしましたが、この部分はこれから成長していくと願っております。

ゴンタ君(権田選手)も、吉田麻也選手も、長友選手も今はいない。すぐに同じレベルを求めるのは酷と言うものです。

攻撃の方は、結局は「戦術・三笘」だったのだなとあらためて感じました。両サイドに三笘・伊東の両選手が揃わないと、絶対的な攻撃力はなかぬか発揮できない。

あくまでも個人的な感想ですが、久保くんや上田綺世選手、前田大然選手、旗手選手などもそうなんですけど、いまいち頼りなく感じてしまいます。

久保くんは、やっぱりもう少し身体を大きくしないときついなと思っています。スペインで活躍できても、当たりの強いイングランドやドイツのリーグで活躍できるのかな?

このままただの良い選手で終わるのが嫌なら、せめて身体の強い選手とたくさん対戦して慣れるために、スペインではなくて、イングランドやドイツのクラブに移籍した方が良いのかなって思っています。

すでに監督批判が出ているように感じますが、そう言えばワールドカップの直前まで解任論はすごかったですもんね。でも、ワールドカップ本番では、森保監督は(良い意味で)見事に期待を裏切りました。

目標はあくまでもワールドカップで勝ち抜けること。

新しいチームはまだまだ始まったばかり。これからの成長を期待したいところです。まぁ、負けて良いということにはならないけど、目先の勝利にこだわるあまり、将来の大きな目標、即ち、アレを忘れてはいけません。今やっていることの全ては、将来の「アレ」のためのもの。

負けることにより学ぶことはたくさんありますし、そこのところは広い心で受け止めたいものです。

頑張れ、ニッポン

 

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