こないだ、富澤商店(製菓用品の専門店)にパン用の米粉を買いに行ったのですよ
面白い食材が色々置いてあるので、時間に余裕があれば、ついつい隅々まで回って見てしまいます
その時に見つけたのがこのおまんじゅう
南部鉄器 健康鉄まんじゅう
ずっしり重くて、とても硬いこのおまんじゅうは、鉄のまんじゅうでした
やっと見つけました
富澤商店になぜこんなものが売っているのかと言えば、黒豆煮るときに使うんですよね
お鍋に鉄を入れて煮ると、黒豆がきれいな黒になりますね
鉄が溶けて作用するわけです
子供の頃から鉄不足と思われるような症状に苦しめられてきました
でも、サプリメントを飲んでみても、あまり効果を感じられなくて、それなら鉄の塊ならどうなのだろうと思っていました
漠然と欲しいなと思いながらも、どこで売ってるのか見当もつかない
その中での今回の発見
税別1250円
即決でした
説明書を見ると、南部鉄器のくせに、販売元は岐阜県
大谷くんの故郷ですね
もうね、大谷くんにあやかりたい気持ちでいっぱいです(何の関係もないのにね笑)
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こちらは少し前に観たYouTubeの動画
回りを海に囲まれている日本は、ミネラルの多くを海からいただいているわけですが、困ったことに海には鉄はほとんど無い
その中で、日本人は昔は鉄のお鍋から溶け出す鉄で摂っていました
今は鉄のお鍋はほとんど使わなくなって、ステンレスやアルミニウム
これが日本人の鉄不足の原因だとしています
本当は南部鉄器のお鍋か鉄瓶が欲しいなと思っていたのですが、とても高そうです
早速、翌朝にこの鉄まんじゅうをお鍋に放り込んで、お味噌汁を作って飲んでみたのですが、何となく身体が軽くなったような気がしました、あくまでも何となく…
鉄は脂質からエネルギーを作るときに必要なもの
身体が軽く感じたのは、効率良くエネルギーが作り出されているのではないかなと思ったのです
で、また次の日、今度は緑茶をこの鉄まんじゅうを入れて淹れてみたのですよ
上の動画の中で、鉄はタンニンがあるとたくさん溶け出すのですって
(ネットで調べている時に出てきたのですが、鉄の錆びとりに緑茶を使うこともあるそうですね)
タンニンは鉄の吸収を阻害するから、お茶と鉄分は別々に摂った方が良いと言われていたのが、実は、お茶に含まれる量くらいでは、吸収率はそれほど下がらないことがわかってきたそうです
それならお茶にタンニンをたくさん溶かし出してみたいじゃないですか(笑)
お鍋に鉄まんじゅうを入れて、緑茶のティーバッグを入れて、しばらく煮出しました
何だかどす黒い緑茶になってしまった
きっと鉄分たっぷりですよ
カフェインを控えているので、緑茶もずっと飲んでいなかったのですが、今回は煮出したために、カフェインもたっぷりになっているはず
午前中しか飲まないことにしようと思います
この緑茶を飲んでしばらくすると、身体がポカポカしてきました
もうね、風邪ひいたのかと思ったくらい、身体が熱っぽくなったのですよ
エネルギーがどんどん生産されているのがわかります
酸素を使ってエネルギーを作っているのでしょうね、何となく酸欠なのか、少し息苦しくなりました
まぁ、普通に軽く深呼吸すれば良い程度ですけれど
風邪をひいた時と違うのは、頭が冴えてきたということ
いつもなかなか読めない本が、スラスラ入ってくる
鉄が満たされるというのは、こういうことなのかな?
今までたぶん鉄不足で生きてきたので、この感じに慣れなくて、少し気持ち悪く感じるのですよ
白血球の時と同じで、私は食べ物の影響が早く出過ぎですよね
鉄は、摂りすぎると、かえって良くないとも言われます
こんなに反応するのなら、少し使い方を控え目にしなきゃいけないな(×_×)
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この熱っぽい感じ、あぁ、あの時の感じだなと思ったのは、一時期食べても食べても痩せてたときがあって、あの時の感覚に近いのでした
あの時は、本当に食べても食べても痩せていて、もしかして癌みたいな何かやばい病気に罹ってしまったのかと疑いたくなるくらい…
でした。
もちろん癌なんていうことはなく、代謝がものすごく活発になっていた、それだけのことだとは思うのですけれども…
で、ふと思ったのです
よく、(鉄分豊富な)赤身肉を食べすぎると癌の原因になるとか、鉄を摂りすぎるとかえって身体に良くないと言われます
それは、鉄をたくさん摂ることにより、酸素をたくさん必要とするようになるのではないか
身体に酸素をたくさん取り込めば、その分、酸化のリスクは高まるはず
鉄自体が酸化して錆びやすいものですしね
癌ではなくても、細胞が酸化しやすいことになる
抗酸化力の強い食べ物もたくさん食べるように気を付けなければならないな…
そんなことも考えるのでした
※Amazonの商品ページは、これをおすすめしていると言うわけでもなく、ましてや売り付けようなんて気持ちはサラサラ無くて、ただ面白そうだからというだけのことです。