久しぶりの一魚一会(福岡産天然真鯛)

外出時には必ず保冷バッグと保冷剤を持って出掛けます

出先で覗いたお魚屋さんやスーパーの鮮魚売場で、いつときめいても良いように

魚を買うのは一期一会、ならぬ一魚一会だと思ってます(さかなクンじゃあるまいし…笑)

でもね、このところときめくようなお魚に巡り会わないんですよ

高いのはある程度は仕方ないと思っているんですけど、その値段に見合うような代物に巡り会わない

寂しいな~と思っていたら、今まで鮮魚が充実していたはずのお店でも、鮮魚売場が縮小傾向みたいです

生の丸魚を売っていたスペースがどんどん小さくなって、その代わりに冷凍物、さらにお寿司のスペースが広くなってる

魚が売れないというよりも、売る魚がないのかなと、そういう印象です

水産業が抱える問題は大きいな

BSテレ東の「ワタシが日本に住む理由」という番組が大好きです

いつだったかな?大自然の中でに育ったカナダ人が、日本の自然が素晴らしいと言うんですよ

もちろん故郷のカナダの大自然を愛しているけれど、日本の自然はまた違った意味でとても好きなんですって

彼が言った言葉

日本では海に行っても、振り返ればすぐそこに山がある、川もある、それこそテーマパークまである

全然飽きないんですって

その点、カナダは、海ならどこまで行っても果てしなく海、海、海、山ならどこまで行っても果てしなく山、山、山…

うんざりするんですって(笑)

これ、すごい大切なことで、日本の近海でかつて魚がたくさん獲れたのは、山の栄養が地下水や川を伝って海にたくさん流れ出たからなんですよね

護岸工事をしたり、山を切り開いたり、そういったことで山の栄養をたくさん含んだ水が海に流れ出なくなってしまった

これが最近の不漁の原因だと指摘する専門家もいるようです

リニアモーターカーの工事をなかなかさせなかった元静岡県知事の川勝さんは、堀江さん初め、たくさんの人たちからかなり批判されていましたけど、やっぱりね、私は水は大切にしなくちゃやばいんじゃないかって思ってるんですよ

川勝さんはその他いろんな問題を引き起こして辞めちゃったけど

日本は資源に乏しいと言われるけど、水は日本が世界に誇る貴重な「資源」だと思っています

その貴重な水源地が中国などに買われているのだとか

これは何とかしなくちゃいけない、日本政府、動けよって切に願うばかりです

タイトルからかなり脱線してしまいましたが、ここで戻します

こないだ、ときめく魚にやっと巡り会えたのですよ

天然の真鯛(福岡産)

活〆にはなってないけど、まだ十分に鮮度は良かったです

約1kg

このくらいの大きさなら、我が家でも余裕を持って食べ切れそうです

1190円(税別)と、お手頃な値段でもありました

食べられるところ全部食べてやる、といった勢いです(笑)

まずはお刺身

(ちょっと贅沢して、タコも添えてみました)

そして握り寿司

(左の手巻き寿司は、エビとアボカド…

アボカド高いですね~)

中おち(三枚に下ろしたときの真ん中の骨のところ)で潮汁

鯛めしカレー

(頭を酒蒸しして、身をほじくり出して鯛めし、骨から取ったスープでカレー)

ちょっとスパイス入れすぎた

(この繊細なカレーは、スパイス多すぎると鯛の風味が負けちゃう)

そして、最後の最後は、お刺身作ったときに、一部を昆布締めにしておいたんですよ

昆布締めしたら、1週間経ってもぜんぜん大丈夫でした

自分で言うのもナンですが、どれもめっちゃ旨でした~

やっぱね~、魚は可能な限り丸で買って、とことん味わい尽くす

こういう食べ方したい~

ごちそうさまでした(^_^)v