高校球児には、負けても胸を張っていて欲しいなと思った

夏の甲子園が始まりましたねぇ。
楽しみにしている人もいれば、プリキュアが見れないじゃないかと悲しんでいる人もいて、悲喜こもごも。

個人的には、将来のスター選手候補みたいなのでも現れなければ、高校野球にはそれほど興味がないのですが、何年か前に私の母校が、春の21世紀枠ではありましたが、出場した時は、ちょっぴり(かなり)ときめきました。
その時のエースが、巨人にいるんですよね。育成ですけど。
まさか、うちの高校からプロへ行く選手が出るなんて、思ってもみなかった。
なんとか一軍に上がって、せめて1勝だけでもしないかなぁ。

私が甲子園で一番好きなのは、開会式の高校生の独唱でした。
今回もそれを楽しみにしていたのですが、俳優の山崎育三郎さんでした。


www.youtube.com

ファンの人には申し訳ないが、少し(かなり)がっかり。

高校生のは「栄光は君に輝く」ではなくて、国歌だったし、もしかしてあれは春だけなの?

(こちらは春の高校生による国家独唱です。)


www.youtube.com

私は、この甲子園の野球の大会は、球児以外にもたくさんの高校生の目指す場所になったら良いなと思っています。
国歌独唱も然り。

大人たちがサポートする形で、審判や運営も高校生にやらせてみたら良いのにと思っています。

賛否いろいろあるとは思いますが、私はどうも負けたチームが甲子園の砂をかき集めて持って帰る姿を見るのが好きではありません。
背中を丸めて砂を集めている姿が、負けた側の惨めさみたいなものが漂っていて、せめてテレビで映さないであげたら良いのにと思っています。

負けても、俺たちはここまでやったのだと胸を張って終わらせてあげたい。

で、思ったのですが、試合終了後、今は勝った高校の校歌を流していますが、これを負けた高校にしてみたらどうかと。

負けたチームが、最後に観衆の前に立ち、胸を張って校歌を歌って締めくくるのです。
それに加えて、キャプテンがスピーチしても良い。

こうすれば、出場したすべての高校が校歌を歌える。
あ、最後に残った優勝校は、閉会式で歌います。

なんとなく、勝った側よりも、負けた方に思いを寄せてしまう私なのでした。