和菓子にもお酒染み染み(^-^)/

あんこを作る時、普通はゆでこぼしするんですよね

これをきっちり丁寧にやると、とても上品なあんこができます

たぶん、老舗の和菓子屋さんは丁寧にやってるんじゃないかな

その代わり、小豆が持っているいろいろな栄養も一緒に流してしまうわけで、それはとてももったいないこと

そんなわけで、自分であんこを炊くときは、ゆでこぼししないで作っています

少しワイルドな味わい?(笑)になりますが、個人的には結構好き、もしかしたらゆでこぼしして炊いたあんこよりも好きかも

 

普段はこうして小豆の栄養全ていただいてますが、ときどきお上品なあんこが食べたくなる

そう思っても、ゆでこぼししてしまうのはもったいないなぁと、なかなか踏み切れないでいたのでした

そんなときに見た、ホンマでっかのお茶の特集でやっていた小豆茶

早い話が、ゆでこぼししたゆで汁をの飲んじゃえってことですかね?

 

なんでこんな簡単なことに気が付かなかったのだろう?

これならお上品なあんこも小豆の栄養も、両立できる

小豆茶はそんなに美味しいものではなかったけど、小豆の栄養を無駄にしないですむと思えば、まあそんなこと大したことでもない

あ、小豆の煮汁、これで生のタコをゆでると、タコがピンクに染まってきれいですよ

さらに固くならない

ま、生のタコを茹でる機会など、あまりないとは思いますが…

祖父の月命日に、お上品おはぎを作ってお供えしたのでした

(一番上の1個)

その他の3個はと言うと……

例えばケーキに洋酒を染み込ませるとか、チョコレートの中に洋酒を入れちゃうとか、洋菓子にお酒というのは結構あるのに、和菓子にお酒というのはあまり見かけない

何か面白いことできないかと、ずっと考えていたのです

和菓子と言えば、やっぱりあん

あんこにお酒を染み込ませてみたい…

普通にあんこにお酒を混ぜて炊くと、加熱するときにアルコールが飛んでしまう

それならさらしあんを買ってきて、そこにお酒を混ぜてみたらどうかということになりました

お砂糖は、甘さをギリギリ感じる程度に抑えました

越乃寒梅を少しずつ足して、あんこの固さになるよう調整

なかなかいい感じ、私好みです

お上品おはぎを作る時に、半殺しの餅を少しだけとっておいて、このお酒染み染みあんこでくるんでみました

そして、せっかくなので、この餅には大好きな酒粕を練り込んでみました

(上の写真の残りの3個)

その結果…

おいちい…

酒粕をやや入れすぎてしまった感はありましたが、これは絶品でした

こういうの、好き(私だけかも知れないですけど、笑)

今度は酒粕の量を調整して、完成度を上げたいと思います

ちょっと酔っ払ってしまったんですけどねf(^_^)