雨上がりの日の昼間、いつものように歩いていたら、向こうから何人かの保育士さんに引率されて、たくさんの子供たちがガヤガヤとやって来ました。
まぁ、またいつもの癖で、襲ってくる人がいないかとか、プリウスミサイルが飛んでこないかとか、周りを見回してしまったわけですが、その列の後ろの方にいた若い男性の保育士さんが前の方にいるベテラン女性保育士さんに向かって大きな声で
「ダメ!ダメ!そこはダメ!止まって!止まって!」
って叫んでいるの。
私としてはプリウスミサイルでも飛んできたのかと、一瞬ヒヤッとしたわけですが、ちょっと見る限り何事もないように見える。子どもたちはニコニコしているし、はて、いったい何があったのか?
実は、その子供たちのニコニコは、何かを企んでいるようなニコニコでした。
前の方にやってきた男性保育士さんが言いました。
「子どもは水たまりが好きなんだから、そんなところを通っちゃダメですよ!」
ぎりぎりセーフでした。
子どもたちは水たまりの手前で、水たまりに飛び込みたいオーラ満載で、ニコニコしていました。
個人的には飛び込ませてあげたい気持ちもありますが、み~んな飛び込んでしまったら、数人の保育士さんだけでは後からの始末が大変そうですね(笑)。
私は何事も心の準備をしておかないと、なかなか急に物事に対処するのができないみたいなのです。
子どもの頃からずーっとそう。
急な変化になかなか対応できない。
例えば街頭のティシュー配りなども、私がもらってあげればこの人のノルマがその1個分だけでもこなせるのにと思ってはいるのです。でも街頭でいきなり渡されると、ついつい拒絶してしまう。
こないだは若い女の子から満面の笑みでいきなり「こんにちは」って声を掛けられました。
ほぼ反射的に「ごめんなさい」って言って逃げてしまっている私。
車輪付きの大きなカバンを引っ張っていました。
たぶんその中に何か怪しいものが入っていて、それを売りつけようとしているのでしょう。
あ、怪しいものといっても、○○とか〇〇〇ではないですよ。
たぶん、お菓子か何か、そういった食べ物だと思います。
地元で作って、それを東京に売りに来ているの。
時々見かけます。
本当は、私も自分で何かを作ることを生業にしたいという願望はあるので、そういった人を応援したいという気持ちはあるのです。
買う買わないは私にとって必要かどうかで良いと思うけれど、せめて話を聞いてあげる気持ちの余裕が欲しいなと、いつもちょっぴり自己嫌悪してしまいます。
仕事だったらあらゆることを想定して準備するのだけれど、それってものすごく疲れるんですよね。一人でボケーッとしている時は、そこまでは気持ちが回らないのでありました。
◆
今週は久々の100㎞超え。
これはちょっと歩きすぎだな。
今週歩いた距離 88.6km (19:08)
1月 391.3㎞ (82:25)
2月 321.3㎞ (68:38)
3月 350.4㎞ (74:23)
4月 311.3㎞ (66:34) (23日まで)
累計 1374.3㎞ (294:00)