まさか⁉⁉⁉⁉⁉のロッテ、スポーツの話、悲喜こもごも

先週のサッカー日本代表戦は、その日はとても疲れていて、お布団の上でゴロゴロしながら観ていたら、試合が終わる前に寝落ちしていました。
夜中に目が覚めて、いつもならあれもやらなくちゃこれもやらなくちゃと動き出してしまうのですが、疲れすぎていてみんなほったらかして寝ちゃいました。
台所の洗い物もそのまま。
久しぶりにしっかり寝たら、ずっと続いていた腰痛がなくなっていました。
あ、なんだ、結局は一番の原因は寝不足だったんだなと、やや拍子抜けでした。

サッカーの方は、安心して見ていられる内容。安心しすぎてつまらない。
もっと強い相手と試合を組んでいただきたいです。
今日は前回負けているチュニジア戦ですね。
メンバーを落とさなければ楽勝のような気がします。新しい戦力をどんどん試していただきたい。

日曜日は朝からマラソンを見ていました。MGC
雨が降っていたので、TBS(男子)も映ったし(笑)。

いつもなら男子の方を優先して観てしまうワタクシですが、今回はNHKの女子の放送をずっと見ていました。(途中でワイドナショーを少しだけ見ました、やり投げの北川榛花さんが出ていたものですから)
だって、副音声で増田明美さんが出ていたんですもの。
この人の話がとても面白い。(賛否はあると思いますが)

私はスポーツでも芸能でも、本当は裏側はあまり知りたくないのです。
スポーツなら試合が全てだと思っていますし、芸能事でも出来上がった作品が全てだと思っています。
裏側を見てしまうと、妙に感情移入してしまい、試合や作品そのものを楽しめなくなってしまう。だから、好きなアスリートやタレントさんがトーク番組に出ていても見たくないんですよね。いつもはそんな感じなのですが、北川榛花さんと増田明美さんは例外中の例外です(笑)。

北川選手大好きです。可愛すぎます。
全身がエネルギーで満ち溢れていて、それが笑顔になって零れ落ちてくる。
ずっと見ていても飽きません。

増田明美さんも大好き。
選手の裏側をたくさん紹介していますが、ものすごい取材量です。
ときどきその時に思いついた感想しか言えない解説者もいますが、増田さんはその点大きく違います。たくさん取材してそれをいかに楽しく伝えるか、中継前には壁に向かってブツブツとリハーサルしていると聞きます。
増田さんの話を聞いていると、選手達が皆愛おしく思えてきます。
試合を楽しむというよりも、全ての選手それぞれに感情移入していしまい、完全に当事者感覚。選手のお兄さん、父親、親戚、友達...そんな気分になっていつの間にか応援する気持ちになっています。

今回のMGCの中継のでは、これまでの選手の頑張りだとか、負けてしまった選手の落胆をイメージしてしまったりとか、感情移入しすぎて涙をポロポロ流しながら観ていました。
それにしてもものすごいレースでしたね。

雨が降りしきる中、折り返しのところでは滑って転倒してしまう選手もいました。
足の先まで常に神経を使わなければならない状況。
ものすごいエネルギーを消耗したレースだったと思います。
ラソンはただでさえ過酷です。後半にさしかかったころには、身体の糖はほぼなくなっていて、あとは体脂肪からのケトン体がエネルギー源になります。
このケトン体をいかに作れる身体かどうかが、勝負の分かれ目になると思います。
糖を使った走り方だと、力強い走り方になると思います。
ケトン体を十分に利用できれば、終始軽快な走り方になるはず。
意識して力を入れなくても十分なパワーを出力できる。

ゲストで来ていた藤川球児さんが気がついていました。
後半は長く登坂が続くのですが、ほとんどの選手は力が入って、力強い走り方になっていましたが、優勝した鈴木優花選手は、1人だけ走り方が軽い。
ケトン体がドバドバ出ている証拠です。
藤川さん、とてもマラソンに合った走り方をしていると仰っていました。
鈴木優花選手、将来を注目したいです。
パリの次のオリンピックでは、きっとメダル候補になるのではないかと思っています。

糖の体内濃度が高い状態が続くと、次第に身体は糖を取り込めなくなってきます。
それが脳で起きれば、精神症状が出てきます。
それにはケトン体をいかに使うかがとても重要なのですが、ケトン体を十分に作れる身体ですと、鬱や統失、認知症は無縁だと思います。私の吃音にも有効だと信じています。
私もこんな身体が欲しい。
最近は走ると重くなるばかりです。力が入り過ぎています。無理やり力を入れないと走れない。

話が逸れてしまいましたが、藤川球児さんの話もとても面白くて、野球中継では贔屓チームの試合でなくても見たいなと思っています。
勝負の駆け引き、そういったところが得意ですね。
ラソンの中継になぜ藤川さん?と思ってしまいましたが、マラソンでも彼独自の勝負論を展開していて、とても面白かった。

昨日のプロ野球パリーグクライマックスシリーズ、ものすごい試合でした。
9回までスコアレス、延長に入って10回表にソフトバンクが3点取ると、その裏にまさかの大逆転でロッテの勝利。

今のパリーグは、オリックスが断トツに強いと思います。
面子が揃い過ぎています。
この強い強いオリックスに対抗できるのは、ロッテだと思っていました。
ファイナルステージはオリックスVSロッテになった方が盛り上がるのではないかと。

ソフトバンクとロッテ、経験値も含めて、実力的にはソフトバンクの方が上だと思っています。
でもソフトバンクは、実力をしっかり出す力はあるものの、実力以上のものを出す力はほぼない。
一方でロッテの方は、まさか!!!がもしかしてあるのではないかって。
佐々木朗希選手の世代の少しづつ力をつけてきた若い選手を中心に、時として爆発することがある。
実力的にはソフトバンクよりも劣っても、時としてミラクルが起こるような気がしていました。

今回、同点のホームランを打った選手は、レギュラーシーズンでは、ホームラン1本だけだったそうですね。
こんな選手が、まさか!?!?!?のホームラン。
こういったことが起こり得るのがロッテです。
正直なところ、10回の表にソフトバンクが3点取った時は、これで終わったなと思ってしまったのですが、こんなところにきて、その「まさか⁉⁉⁉⁉⁉⁉」が起きてしまったのでした。

まさか⁉⁉⁉⁉⁉⁉を期待して、次のファイナルステージも観ようかな。