YouTubeを自動再生にしていたら、ホリエモンさんが秋元康さんから聞いたピカソの話をしていました。
確か私が中学生か高校生の頃に秋元さんがラジオで話していたのですが、秋元さんは大学生の頃に放送局にアルバイトで入って、そこでいろいろな仕事をしている中で、俺ならこうする、もっとうまくやれるっていう気持ちになって、それがこの業界に入るきっかけだったのだとか。決して憧れみたいなものではなくて、むしろ上から目線だったみたいです。
秋元さんはとにかくものすごい量の作品を手掛けています、
おニャンコクラブやAKBなどのアイドルのプロデュースは誰もが知っているところですが(若い人はおニャンコはしらないかw)、実は他にもたくさん計画しては失敗しているのだとか。
アイドルだけではなく、美空ひばりさんの歌にも歌詞を書いていますね。
長渕剛さんの歌にも提供しています。
調べるのは面倒くさいので、自分が知っている部分だけ挙げていますが、とにかくおびただしい量の作品を手掛けている。
だからものすごく売れているようで、実際には当たった確率は低いのだそうです。
そして、ピカソも同じ。
ピカソというとあの個性的な抽象画は誰もが知っているところですが、実は彼は写実的な絵も描いているんですね。デッサン力もかなりあって、ものすごくうまい。
それもものすごい数を書いています。
でも、誰もがこれはうまいと簡単にわかるような絵は、逆に誰にも見向きもされなかった。
ものすごい数の絵をこなしていろいろなタイプの絵を描いている中で描いた、素人目にはうまいのだかなんだかわからない抽象画の方がたくさんの人の心を奪ったのです。
絵なんてそんなもの。
私個人的には、見たものをそのままをいかに忠実に描くなら、そんなもん、写真を撮ればよいのにと思っています。
それをどうしても絵にしたければ、写真にトレーシングーパーを重ねて書いちゃえば良いし。
描いた人がどんな風に見えてどのようにイメージしているか、それをどのように表現するか、書いている中でどうしても出てくる筆やペン遣いの癖、そういうものが出てきて絵って面白くなる。
まぁ、プロとしてお客さんの要望に応える形で絵を描くなら、技術は必要でしょう。
デッサンをたくさん練習するのも良いかもしれません。
でもね、素人がそんなことを考えることは全く必要ないと思っています。
自分の好きなように思いのままに描けばよい。
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もみじてるやま (id:momijiteruyama) さんが、ブログに使うのに絵を描いてみたけど、うまく描けずにAIに描いてもらうのですって。
まぁ、絵を描くのが好きではないのなら、AIの活用も悪くはないとは思いますが、この記事の中に描いてある、もみじさんが自分で描いた「睡蓮鉢の上に乗ってるラスカル」はとても良いなと思うのですけどね。
(ご本人の了解をとるのが面倒くさいので、気になる方はもみじさんのブログでチェック)
他人事ながら、もっと描けばよいのに。
私は、はなげる (id:hanageru)さんの絵が大好き。
一見、なんだこりゃ?って絵ですが(失礼)、実に味がある。
見ていると癖になります。パワーをもらえたような気がしてきます。
Tシャツにプリントしたいくらいです。
特に最近描いている、女性?の絵は、ますます新しい分野を開拓しているようで、毎回ブログの更新を楽しみにしています。
まるさんのビール缶のスケッチも良いなぁと思うし、もっと大きく載せればよいのにと思うし。
他にはマンガを描いているブロガーさん、たくさんいますよね。
好き嫌いはありますけど、みんな味があって良いなと思っています、
好き好き大好き!!!が伝わってきます。
ビジネスで使う絵なら、タイパコスパを考えて、AIを使うのも良いのでしょう。
その方がよっぽど効率が良いというものです。
でもね、絵を描くのって楽しいことです。
絵だけだはなくて音楽もそうです。
自分で楽器を演奏したり、好き勝手に曲を作ったり。
AIの普及により、プロの作る商業音楽はこれから価値が下がってきそうな気がしています。
その分、自分で作る喜び、こちらの方の価値は上がってくるのではないか。というより、そうあって欲しいなと思っています。
いくらAIが普及して、人の仕事を奪っても、ものを作り出す喜びは奪わないでね、ってそう思って止みません。
え?お前はどうなんだってか?
そりゃ私は面倒くさいので描きませんけどf(^_^;)