電車で移動中のこと、途中の駅で電車が一気に空いて、ガラガラになったんですね。
立っているのも不自然なくらいだったので、まぁ座ろうかなと空いている席に向かって歩き出したら、その駅で乗り込んできた若い男の子が私の前にすっと身体を入れて、割り込んできました。
こんなことで物欲しい感じを出すのはみっともないなと思っているので、私の方が他の席に移動したけど、他にも席はたくさん空いているのに、なぜそこに座りたい?
少し前にも同じようなことがあって、その時はかなり離れたところから走って私の前に割り込んで座られてしまった。
私自身はよほど疲れている時でもなければ、どうしても座りたいということもなくて、よほど空いていて立っているのが不自然な時くらいしか自分からは座らないのですよ。
他にも席は空いているのに、無理やり割り込んで入ってくる感じがどうしても理解できないのです。
しかも絶対に譲らない。
たくましいと言っちゃぁたくましいと言えるのかもしれないけれど、そのたくましさ、もっと他のところに使ったらええのにとも思ってみたり。
これでは身体が思うように動けない高齢者や障害者の人は大変だなって思いました。
競争相手はまだまだ俊敏に動ける若い人なんだから。
その二人に共通しているのは、座るともう他には視線は移さずに、ただただスマホを凝視しているの。自分の世界に入っている。
一人はゲームで、もう一人は漫画でした。
公共の場での他者とのコミュニケーションよりも、そちらの方が大切なんだな。
例えば雑踏を歩いている時に、他人とぶつからないようにちょうど良い距離感を保つなんていうのもコミュニケーションの一つだと思っています。何もフレンドリーに話をできるのだけがコミュニケーション能力ではないんだなと。公共の場で相手を一瞥もせずに、自分の世界に入っている彼らを見て、なんだか気持ち悪いと思ってしまった。
そういう時は、脳のエネルギーが足りないんだなと思うことにしています。
エネルギーが少なすぎて、一度自分の興味の世界に入ってしまうと、他は何にも見れなくなってしまう。
ま、私も脳のエネルギーは足りない。
私の場合は周りばかりが気になって、自分の世界に入れなくなってしまうので、私に比べたら彼らはたくましいし多幸感はあるのかもしれない。
彼らを批判するつもりはなくて、ただ自分と違う人がいたなと、それだけのこと。
こういう人は今になって現れたわけでもなくて、昔からずっといると思いますし。
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久しぶりにフィギュアスケートを見ました。
NHK杯の女子の方。
私はトリノ金の荒川静香選手があまりに美しすぎて、それ以来、フィギュアを見る度に物足りなさを感じていました。どれもこれも皆同じ。つまんない。
強いてあげるなら、永井優香選手は好きだったな。日本のトップ選手になるって期待していたのですが、そこまでにはならずに引退してしまいました。
何気に見ていたら、今回は選手のエネルギーをものすごく感じて、みんなとてもかわいいなと思いました。
日本人トップの青木祐奈選手、笑顔が溢れていてステキでした。意外だったのは、三原舞依選手。
以前は、素人目には何の特徴もないつまらない選手という印象でした。今回は怪我から復帰してまだ間もないとのことで、万全な状態ではなかったはず。
でもその分、スケートが大好き、滑っているのが楽しくてたまんないというのが伝わってきて、ものすごく可愛かった。エネルギーが全身から溢れて、こぼれ出ていました。素晴らしかった。今後の飛躍に期待です。
それにも増して、表彰台の3人はスゴかったな。3人とも17歳。エネルギーの溢れ出し方が半端ない。私は洋ものにはあまり興味はないのですが、今回ばかりは、3人ともとても可愛くて、ついつい見入ってしまった。
3位のピンサローネ選手。「ー」の位置を少し間違えて、ちゃん付けで呼んだら、ピンサロネーちゃんですよ。くれぐれもお気をつけ下さい。
こういうのを可愛いなぁって思えるようになったのは、私の脳のエネルギーが少しずつ上がってきたのかな、そう思いたいです。
かわいいは最強。
今週歩いた距離 59.7km (14:12)
1月 391.3㎞ (82:25)
2月 321.3㎞ (68:38)
3月 350.4㎞ (74:23)
4月 377.2㎞ (80:46)
5月 351.9㎞ (74:48)
6月 342.5㎞ (73:00)
7月 294.1㎞ (62:47)
8月 187.8㎞ (40:11)
9月 211.7㎞ (48:51)
10月 270.4㎞ (63:36)
11月 246.7㎞ (58;13) (26日まで)
累計 3345.8㎞ (728:38)