大学をやめたときのことを思い出してしまった。などなど…

高校野球花巻東高校を卒業した佐々木麟太郎くんがアメリカ・スタンフォード大学に進学したのはニュースで大きく取り上げられましたね。多くの人が言葉は大丈夫なのか、勉強はついていけるのかと心配に思ったことと思います。私もその一人。

メディアでいろいろ取り上げられている中で、アメリカの大学事情を解説しているものがありました。

アメリカの大学というのは、そういうことに関してのサポートはとても充実しているのだとか。

そして何か困ったことがあれば、すぐにカウンセリングを受けられるようになっている。

万が一、学生に落伍者が出れば、それは教員や学生をサポートする職員の能力を問われることになるのだそうです。そんなわけですから、教員も職員も、皆必死なのだそうです。

もちろん、学生本人の頑張りも必要なのだろうけど。

私は大学を中退しています。その時の話を少し書きますね。

退学届けの用紙に記入して事務所の方へ提出したのですが、受けた職員の方がその場で内容に不備が無いかチェックしました。

で、その職員は退学理由のところを見たときに笑ったのです。そこ、笑うところではないでしょ。

自分としては、どう書こうか悩んで、真剣に書いたつもりでしたので、とても残念な気持ちになりました。大学の職員にとっては、一人の学生が退学を決断する理由なんて、大して重みが無いのだなって。

一応、私なりに真剣に書いたものなのに、それを笑うというのはどういうことですか、と冷静に伝えたら、まぁ、謝ってくれましたけどね。

後日、学年主任の教授から呼び出しがあるかもしれません。正式な受理は、その後になります。という説明を聞いて、事務所を後にしました。

その後は、いつ呼び出しが来ても良いように、何をどう話そうかといろいろ考えていました。でも、結局そんな呼び出しは無し。数日後、退学受理の通知が郵送されてきました。

ずいぶんとあっさり終わってしまった印象でした。

正直なところ、呼び出しが無くてホッとしていました。

でも今は、アメリカの大学は落伍者を出さないことに全力を尽くすという話を聞いて、ずいぶんと温度差があるものだなと感じました。

本の学校って、結局は人を育てるところというより、人を選別するところなんだよな。

そして、自分には合わない大学だったんですよね。もっと早く気がつけば良かった。子供の頃から、ほんのり憧れのあった大学でした。大学は国公立に行くか、私立ならここ以外は行かないと決めていたものですから。この大学にはほぼ100%合格できる自信があったものですから、国公立の方は調子にのって、日本で入るのが最も難しい方から二つ受けて、散りました(笑)。

大谷くんではないけれど、憧れは捨てましょう(笑)。

人生の大事な局面では、その憧れが本質的なものでなければ、そんなもん捨てた方が良いかもしれません。

あの頃は自分のことがよく分かっていなかった。今選択するならば、憧れの気持ちはおいといて、自分に合った大学を探すと思います。

なんたって、人が多すぎた。日大ほどではないけど、とても学生数の多い大学でした。私の在籍した学科なんて、1学年で数百人いましたもん。そんなところ私には絶対無理に決まってるやん、って今なら分かるのにね。入学早々、最初のオリエンテーションでの自己紹介。大観衆の前でほとんど言葉が出ずに砕け散りました(笑)。最初から躓いているし。

自分の進む方向を決めるときは、自分の身の程を知り、その上で自分に合ったものを選択しないとね。どの大学に入るかも大事だけど、大学に行かない選択肢だってある。

それに、自分が人一倍稼げる人になれる見通しもないのに、奨学金という名前の借金をしてまで行く大学って何?

まずは働いてお金を貯めて、それから大学に行くっていうのもありだと思うし、そういうのがもっと普通にならないものですかね。

まぁ、大学行くなら、ちゃんとしたところに行きましょうよ。ちゃんとしたところに行っても、私みたいになる人もいるし。

そして、受け入れた大学の方も、借りた奨学金を楽々返済できるくらい稼げる人に育ててから卒業させろよ。それくらい学生を育ててあげてくれ。それができないなら、大学の看板は下ろせよ。

ってももはなさんのブログを読んで考えるのでした。

however-down.hatenablog.com

かわいそうだなとは思うけれど、借りた金は返すことを前提に物事を進めていかないとなとは思います。

マスクドさん、こちらはマックになってましたよ。読売新聞(3月17日朝刊)。

46taishokusita.hatenablog.com

それにしてもずいぶんとたくさんブックマークが付きましたね。☆を付けるのも大変そう。皆さん、そんなに関心があることなんですね。一言言いたい。そう言えば私、もう7~8年くらい行ってないかも。

久しぶりに新聞を隅から隅まで眺めてみましたか、広告の占める部分がずいぶんと大きくなりましたね。それだけ新聞が売れなくなって、広告収入に頼っているのだな、としみじみ…

 

Amazonの商品ページは、これをおすすめしていると言うわけでもなく、ましてや売り付けようなんて気持ちはサラサラ無くて、ただ面白そうだからというだけのことです。