納豆好きでも、簡単には手を出さない方が良いのかもしれません。

夏に買った冬瓜が冬を越えて春になってしまったのです。

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普通に鶏肉と煮て食べたのですが、冬瓜ってデカいのです。家族3人で、一度に食べられる量ではない。
そういえば何年か前に、冬瓜を挽肉のカレーに入れたら、予想外においしかったのを思い出しました。今回もそれでいこうと思ったんです。

冷蔵庫にあった挽肉は、もともとは麻婆豆腐で使おうと思っていたもの。
カレーで使ってしまうと足りなくなってしまう。

で、そういえば、ずっと前に、挽肉の代わりに大豆を刻んで使ったらそれなりにおいしくできたので、今回は、麻婆豆腐もカレーも、挽肉に刻んだ大豆を足して作ろうかなと思ったのです。

そこでまたまた余計な発想が生まれてしまいました。

大豆を茹でて刻むのは面倒くさい。

→それならひき割納豆だ!

いつだったか、テレビで、納豆好きが高じて納豆料理専門店を始めてしまった人が出ていて、そのお店のメニューに、納豆カレーというものがあったのです。
納豆とカレーは意外に合うのだそうで、しかも、納豆のねばねばでカレーにとろみがつくのだそうです。
ちょっとやってみたくなってしまいました。

まずは麻婆豆腐の方から作ったのです。
挽肉控えめの麻婆豆腐を片栗粉なしで作って、そこにひき割納豆を加えました、
見た目は麻婆豆腐そのものです。ねばねばでとろみもついています。

しかし、ちょっと食欲を失わせるようなにおい。

私は、納豆は嫌いではありません。むしろ好きだと言ってよいくらいです。
若い頃に、夏バテで食欲が全く無くなってしまった時は、約1か月くらいの間、ほぼ納豆だけで生きていた時もありますし、その時は、納豆スゲーと大絶賛していたものです。

でも、温かい料理に入れた納豆は、臭い倍増です。
ものすごいです。
くそきたねえおっさんが、3日履いた靴下のにおいとでも言いましょうか。
ちなみに私が3日同じ靴下を履いても、臭わないどころか良い香りがするということを付け加えておきたいと思います。嗅いでみますか?(笑)

味は決して悪くない、むしろおいしいのです。
でも、臭いはどうしようもない。

いろいろ調べてみると、お酢を入れると、臭いが軽減されるかもしれないとのこと。

やめとけばいいのに、カレーでその手を使ってみることにしました。

冬瓜入りの挽肉のカレーを作って、そこに納豆を入れ、さらにお酢を加えてみました。
あ!なるほど、臭いがマイルドになっている!

お昼に食べるカレーを朝に作ったものですから、お昼に温め直したんです。
......スゴイ......臭い......

お酢の臭いも混ざって、この世のものとは思えない、何とも表現しようもない、ものすごいにおい。
時間をおいたことで、納豆菌が培養されてしまったのでしょうか。

いつもなら、こうした失敗作は罰ゲームと思って、自分で食べるのですが、この日は他に用意できるものが何もなかったので、麻婆豆腐もカレーも、しれっとそのまま食卓に上げてみました。
麻婆豆腐はちゃんと食べてくれましたが、カレーの方は大胆に、お鍋の中に残っていました。
仕方ない、そこからはいつもの罰ゲームです。
自分で食べましたよ。最後まで食べました。

 

何度も申し上げるようですが、味は良いのです。大豆は代替肉の原料に使われるくらいですから、お肉の代わりには十分になるのです。
臭いさえ、せめてすこしでも軽減できれば...

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外食はほとんどしないので、よくわかりませんが、某有名カレーチェーンのお店にも納豆入りのカレーがメニューにあるみたいですね。
納豆好きの人は、はてしてこれを注文するのだろうか?

もしかしたら、調理の段階で納豆とカレーを混ぜずに、食べる直前に混ぜると、臭いはそれほどでないのかも知れません。もうやってみようとは思わないけど…(笑)。