頭を冷やして考えましょう

確か溝口徹医師の本だったと思うのですが、吃音者の脳は超高性能だというのです。
希望的観測から、私としてはそれを支持したいのです。信じて疑わないことにしています。うん、私の脳は超高性能なのだ。
他にも吃音者の脳は天才脳だという主張を聞いたこともありますし、ホントかよ?と思ったのは、昔、イギリス辺りでは、吃音者がステイタスの高い、尊敬の対象になったのだとか。これは絶対に嘘だ!

高性能のものは、大量にエネルギーを必要とします。そして十分なエネルギーを供給できなければ、パフォーマンスを十分に発揮できないどころか、基本的な動作さえままならないことはよくあることです。
溝口医師によれば、吃音とはこの状態だというのです。

それに加えて、十分なエネルギー(栄養)があっても、それだけでパフォーマンスを発揮できるというわけではありません。とても神経質なものでして、発揮できる環境が必要なのです。

その一つが、温度。
脳の温度が上がりすぎると、動きが鈍くなりますし、場合によっては完全にストップしてしまうのです。

それにしても暑いですねぇ。この暑さ何とかならんものか。

今日は一日中、外をほっつき歩いていましてね。
初めて通る道は、スマホの地図アプリで現在地を確認しながら歩くのですが、この暑さでスマホの画面がいきなり暗くなってしまいました。右も左もわからないような場所です。途方に暮れました。が、いつも外出する時は買い物用に保冷剤を持参しているので、それで冷やして事なきを得ました。良かった。
どうやら温度が上がりすぎると、故障を防止するために、わざとパフィーマンスを下げるようです。
脳も同じようなものです。この暑さでバリバリにパフォーマンスを発揮していたら、壊れてしまうのです。私の場合はすでに壊れているという説もありますが、やはりこの暑さでは脳は冷やさなければいけない。

最近は、外の人が密にならないところでマスクをすることはありませんが、この暑さだと、マスクをしなくても呼吸により体内に入って来る空気は、すでに高温になっています。もう、息苦しいくらいです。
時たま、商業施設や電車等、冷房の利いている空間に入ることもありましたが、こういったところは未だにマスクをするというのが、マナーというかエチケットというか、良識というか、同調圧力というか...。まぁ、マスクをすることになります。
せっかく冷たい空気を吸える場所にいるのに、マスクをしていては十分に脳を冷やすことはできないのです。

そうそう、歯周病認知症の原因になるのではないかという議論がありますね。
歯周病菌が血管を通して脳へ移動して、それが原因で脳が故障するというもの。
口と脳はとても近い位置にあるので、血管により、口の状態が脳に影響を与えるというのは納得できるなと思っています。
それは口を冷やせば、脳も冷やせるのではないかということにもなります。
冷たい空気を吸ったり、冷たいものを飲んだり食べたり、そうすることで口腔内の血管が冷やされて、それが脳に流れて、脳の冷却を行なう、そう考えることができます。

つまり、脳を冷やすには、冷たい空気を吸う以外に、冷たいものを食べたり飲んだりするということがとても大切なのです。

私は子供のころから、冷たい食べ物や飲み物が大好きです。
決して猫舌というわけでもありません。でも、好きなものは冷たいものに偏重しています。
冷やし中華なんて冬でも食べたいと思いますし、温かいものの象徴的な存在、おでんも冷たい状態で食べたいと思いますし、アツアツの炊きたてごはんより、冷めて少し固くなったくらいの方が好きです。
今はカフェインを摂らないようにしているのでまず飲むことはありませんが、コーヒーは冬でもアイスコーヒー。
もちろんアイスも。冬でも食べたい。

かくかくしかじかの理由で、最近はアイスを徹底的に食べないようにしていましたが、さすがに今日の暑さ、そして呼吸によっても脳を冷やせない状態に陥って、もう無理、アイス食べたいとなってしまったのです。

その時にふと思ったのです。
もしかして私が冷たい飲み物食べ物が好きだというのは、実は超高性能の脳を持っているが故のことなのではないかと。
私の脳が少しでも働くためには、常に脳を冷却しておく必要があるのではないだろうか?

よく寝起きの白湯が健康に良いなどと、とぼけたことを言う人がいますが、朝っぱらから温かい飲み物を飲んでいられるなんて、それは脳の性能が低いんじゃないの?
私なら冷たい水を飲みますね。だって、脳がそれを欲しているのだから仕方ない。
アイスだって問題ないです。朝からアイス、十分にありです。
だって、脳が欲しているんですもの。

私が敬愛しているブロガーさんには、冬であっても毎日アイスを食べなければ気が済まないという方がおられます。
また、北関東の某アイスメーカー愛が強すぎて、頻繁にアイスの写真をアップしている方や、カボさんはスイカメロンバーをたくさん食べているらしいですし、実はアイスが食べたい食べたい病の人って、皆、超高性能の脳の持ち主なのではないかと考えられます。
良かったですね。

世の中は、努力や我慢よりも、メタ認知、エフォートレス思考の時代です。
余計なことを我慢するより、合理的に考え、最大限の成果を目指すべきです。
そのために、私はあれだけ我慢していたアイスを食べたのです。

いつもこのブログを読んで下さっている方はすでにお気づきでしょうが、この記事は私がアイスを食べても良いという言い訳です。
アイスサイコー!

 

とは言え、私の脳に、仮に高いパフォーマンスのポテンシャルがあっても、それを使いこなせなければ何の意味もない。まさにそれが私の状態。残念なことです。

 

2022年7月2日