※ほぼM (id:mmiimm) さんへの私信です。
このところなんとなくおかしいなと思っていたのですが、やっぱり体調不良のようでした。どうぞお大事に…。
で終わりにするわけにもいかないですね。
ブコメもいただいていますし、私にわかる範囲内でちょっと書こうかなと思います。
週間歩記録 2023/19週 5/1(月)~7(日) 89.8㎞ - 通りすがりのものですが
玄米、、、ロウカット玄米さえまだ慣れなくて....甲状腺には何が良い?教えて下さい。お医者さんは意外と知らないんですよ。
2023/05/10 11:13
私は医者ではないので、責任は取れないという前提で、あくまで参考程度にしてもらえれば良いかなと思います。
まずは便秘から。
ブコメで便秘にはこんにゃくが良いですよと書きました。
普通は酸化マグネシウム等の薬なのでしょう。
もしくは善玉菌と言われる乳酸菌、ビフィズス菌などが良いとされています。
でもね、乳酸菌やビフィズス菌は酸性を好みます。
乳酸菌は読んで字のごとし乳酸という酸を発生する菌でもあります。
ところが腸で分泌される消化液はアルカリ性です。
専門家によっては、消化液が分泌されると腸内がアルカリに傾き、これは腸の善玉菌に悪い影響を及ぼす、だから腸を酸性に保つために酸を出す乳酸菌が必要だみたいなことを書いている人もいましたが、どうもこれには違和感を覚えます。
だって、人間の通常の自然な代謝が身体に良くないってどういうこと?
実際にアルカリ性で腸の蠕動運動が活発になるようですし、むしろ腸はアルカリ性に保つべきなのではないのかなと思っています。
それでもいわゆる腸活で腸を健康に保っている人もいる。
この違いは一体何だろうと思った時に、腸活というのは、健康な腸に負荷を与えて鍛える、そういった性質のものなのかなと考えました。
筋トレみたいなもの。
弱っている人は筋トレはしないで、できるだけ安静にしますよね。
それと同じで、弱っている腸には腸活は危険で、腸に優しくしてあげることがまずは必要なのかなと思ったわけです。
便秘にはいろいろな原因があるとは思いますが、その一つが、消化液が十分に分泌されなくて腸をアルカリ性に保てなくなるということなのではないのか。その補助として、腸にアルカリ性を保ったまま届くものが必要なのではないか、そう考えたのです。
そこで思いついたのがこんにゃくです。
こんにゃくは豊富な不溶性食物繊維で、腸のお掃除屋さんみたいな言い方をされることがあります。この食物繊維は、整腸作用にはとても有効とされていますが、私はこんにゃくの整腸作用は食物繊維によるものだけではないと思うのです。
というのも、こんにゃくは食品としては珍しく、かなりアルカリ性が強いのです。
普通、アルカリ性のものを食べても、胃酸で中和されてしまう。
でもこんにゃくは、ほとんど消化されずに大腸まで届きます。
アルカリ性を保ったまま大腸まで届くのかなと考えました。
そして大腸で少しずつアルカリを放出して、酸性に行き過ぎた腸をアルカリ性に引き戻すのではないか。そんな気がしています。
実際に、自分で試しています。
できる限り毎日、少しずつ(50gくらい)食べています。
こんにゃくを食べた次の日は、とてもお腹の調子が良いです。
たまに食べ忘れると、なんだか調子が良くない。
スルッと出て来なかったり、丸一日便通が無かったり。
もしかしたらブラセボみたいなものかも知れないし、便秘の原因はいろいろあるので、全てをカバーできないかも知れない。また、この考えが正しいものだとしても体質によって個人差がかなりあるのかも知れません。
とは言え、お金もそれほどかかりませんし、逆に悪化するということも考えにくいし、やってみる価値はあるのかなと思っています。
ただし、こんにゃくはとても消化しにくいものでもありますので、食べすぎには注意です。こんにゃくが腸に詰まって出にくくなってしまったら元も子もありません。
で、もう一つ、甲状腺の方。
実は、うちは兄と妹が甲状腺機能低下症です。
兄とはほぼ口をきくこともないのでどうなっているのか分かりませんし、妹についても私の言うことはあまり聞いてくれないので、自分の経験として語ることはできません。
それでも身内にいたということで、自分なりにいろいろ調べたものです。
根本治療は確立できていなくて、対症療法として甲状腺ホルモンを経口で飲むことになります。ピンク色の錠剤です。この色に妹が拒絶反応を起こし、飲んでくれるようになるまで何年もかかりました。
甲状腺ホルモンはヨウ素を原料に作られるので、まずはヨウ素不足を疑いますが、日本ではヨウ素をたくさん含む海藻類(昆布だし等も含む)を食べる習慣があるので、それはあまり該当しないようです。
もしも海藻類をほとんど食べていないのなら、食べてみるのも良いかとは思います。
ただし、これがちょっと面倒で、ヨウ素を摂り過ぎると、かえって甲状腺ホルモンを作らなくなってしまうのだとか。日本では海藻の食べ過ぎで甲状腺ホルモンの低下を起こしている人もいるようです。
とは言え、慢性病のほとんどは、糖質過剰とタンパク質不足、そしてタンパク質を代謝させるために必要なビタミン・ミネラルの不足が原因です。
藤川医師は、甲状腺の不調は、タンパク質不足が原因だと断言しています。
私もその通りだと思っています。
肉魚卵をたくさん食べたいところですが、プロテインを飲んでしまえば早いのかなと思っています。プロテインはホエイプロテイン一択です。他のものはあまり当てにしてはいけません。そして、甘味料の入っているものも避けたいです。
栄養療法を行うなら、まずは藤川徳美医師の本を読んでみることをおススメします。
私が細かく語るには限界がありますので。
藤川医師は糖質制限を推奨すると思いますが、医師によっては、甲状腺の不調に糖質制限は危険だとする人もいます。
甲状腺機能低下症は、簡単に言えば、エネルギー産生が滞ってしまう病気。
エネルギー産生を糖に依存している場合、糖質制限はかえって甲状腺ホルモンを低下させ、エネルギー不足を招くというのです。
一方で、清水泰行医師は、糖質制限では甲状腺ホルモンの数値が下がるものだとしています。
基準値は糖質を普通に食べている人のものであって、糖質制限をしている人について、同じ基準を当てはめるのは妥当ではないとしています。
こうなってくると素人では到底判断がつきません。
糖質のことはともかく、タンパク質は絶対に必要です。
これだけは間違いないと思います。
ときどき、タンパク質の摂り過ぎは身体に悪いという人もいますが*1、例えばタンパク過剰が問題視される腎臓の病気だって、タンパク質不足で起きるものです。今では、腎臓病の治療でもタンパク質制限はしない方向に向かっているようです。
身体にタンパク質が過剰に余ってしまうのは問題かもしれませんが、タンパク質を制限するのではなく、タンパク質を如何に代謝させるかということが大切です。
*1:私の兄がそうです。その兄はタンパク質不足でこの病気になっているのです。