プロテインを飲んでくれたら簡単なんですけど

母が膝を悪くして兄に病院に連れて行ってもらったようです。
関節が変形しているとの診断。
ヒアルロン酸の注射を打って、炎症を止める湿布を処方されて帰ってきました。

ものすごい量の湿布薬。処方通りに使うとして、1ヶ月分ある。

とても強い薬らしくて、1日2枚まで、それ以上は絶対に使わないようにということのようです。

ちょっと待て。そんな強い薬を1ヶ月続けるなんて、仮に痛みは緩和できたとしても、他のところに不具合が出てしまうよ。

もちろん今ある痛みを和らげることは必要です。そのために一時的に(必要に応じて)強い薬を使うのも止む得ないかもしれない。私のように頑なに薬を拒む必要はな(笑)。

でも、炎症止めの湿布では、根本的な治療になってないんだよ。何もしなければ、この先何度も繰り返すだけ。ヒアルロン酸だって同じこと。また痛みが再発したらヒアルロン酸の注射を打って、そして薬漬けになるの?

本当なら、膝まわりの筋肉を強化して、さらに軟骨を少しでも正常化させることが必要になるはずなんだけど、そういったことは何も指導されていない。(因みに母は肥満体型ではありません)

結局はタンパク質なんですよね。軟骨のコラーゲンだってタンパク質ですし。

母は、私から見ると、どうしてもタンパク質不足に見えます。

そして元々とても食が細い。私から見れば、この量でよく生きていられるなというくらい。できるだけ少ない量でも高タンバクになるように食事を用意するよう心掛けていますが、その少ない量でも残す。食べやすいようにとか、喉の通りが良くなるようにとか、そういうことを注意して作っても、なかなか私の思い描くようには食べてくれません。

特にたまごやレバー等の内蔵は、昔、医者からコレステロールを上げるからあまり食べないようにと言われて、頑なに拒む。たまごや内蔵を食べても、コレステロールの数値には影響ないといくら説明しても受け入れてくれない。くそ医者、余計なことをしてくれたよ。

コレステロールは必要だから身体で合成されるもの。食べなくても作られてしまうのです。むしろ、摂らないでいた方が身体に無理がかかる可能性もある。数値が悪化するのは、コレステロールを消費して分解できないことに問題があるのです。そこを問題にしないで控えても、根本的な解決にはならない。

たまごにしろレバーにしろ、タンパク質をはじめ、ものすごい栄養の宝庫です。量をあまり食べられないなら特に、しっかりと食べてほしいくらいです。

今回の膝の痛みの根本的な解決として、私の五十肩がプロテインで治ったことも踏まえて、タンパク質をしっかり摂ることを説明したんですけどね~。

たくさん食べられないなら、プロテインを飲みますかと提案したら、もう少し薬とヒアルロン酸で様子をみるだと。おいおい、俺の話聞いてたの?それでは根本的な解決にはならないって説明したよね?

せめてたまごを1日3個食べてくれとお願いしたら、生返事。う~ん...。

翌日、ゆで卵、温泉卵、納豆、そしてお昼には豚肉と、母用にタンパク質のものをしっかり用意して、出掛けたんです。帰ってきてびっくり...でもないな、ある程度想定はしていたので。たまごも納豆も、1ミリも減っていませんでした。豚肉は少し食べただけ。

少しのお米とめかぶと味噌汁。食べたのはそれくらいかな。母だけではなくて、母が食べないと、妹もつられて食べないのです。統失の妹も、タンパク質はたくさん必要。二人してきれいに残してる。もう落胆でしかないです。

何のために時間をかけて説明したんだろう?むなしくなる。

そのくせ、妹がお菓子を買ってきては、お腹がすくと食べているのです。そんなもの、何の栄養にもならない。お菓子は嗜好品。健康な人が健康を損なわない程度に食べるもの。健康でない人は、そんなものを食べる前に、まずはタンパク質、ビタミン、ミネラルです。

本当はプロテインを飲んでくれたら簡単なんですけどね。

ときどきタンパク質の過剰摂取は腎臓に負担がかかるので良くないという医師がいますが、その考えも修正されてきているようです。腎臓疾患にもタンパク質の制限はなくなりつつあると聞いたことがあります。腎臓だってタンパク質でできている。正常に機能するには、タンバク質が必要なのは普通に考えれば当たり前のこと。摂ったタンパク質がしっかりと利用されるように、アミノ酸スコアとかプロテインスコアに十分に留意して、特に治療目的なら過剰すぎるくらいのタンパク質が必要なのです。

あ~、なんかだんだん腹立ってきた。

こないだのイクラは、私が独り占めしてやる!母にも妹にもあげない!...(笑)

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