10/16
うちのまわり、空き家が増えてきています。
旦那さんに先立たれた、一人暮らしの高齢の女性が多くて。
息子さんは他に家を持っていて、戻っては来ない。
一人は、旦那さん息子さん娘さん、皆先に逝ってしまったという人もいます。
一人二人と施設に入所していくのですけれど、それでもときどき、親戚の方や植木屋さんが来ては家やお庭のお手入れをしています。
最近は植木屋さんがやって来て、冬に向けて木の手入れをしているのをよく見かけます。
そうなると、猫のだんなは明るいうちは、なかなか姿を見せなくなってしまいます。
そして、その中の1軒は、お庭を手入れするどころか、木を全て切ってしまいました。
もともと、路地に枝がはみ出してくるくらいにもうもうと生えていたのですが、その陰が猫のだんなにとっては、姿を隠すのにちょうど良かったんですけどね。
木が切られてすぐにやって来た猫のだんな。
なんだか戸惑っている様子でした。
お隣に来ていた植木屋さんが帰った直後、出てきました(いつもと違うニャ―)
10/17
私の前に出てくるなり、いきなりゴロ~ン
ニャ、お呼びでない?
10/19
路地の葉っぱがなくなって、遠くにいてもすぐに姿を発見できるようになりました。
私に気がつくと、ウキウキでやって来た猫のだんな。
にゃんにゃん、にゃんにゃん
でもなぜかそのまま通り過ぎて行ってしまった...
私の方も気がつかなかった振りをして、そのまま通り過ぎようとしたら、くるっと向きを変えて、こちらをじっと見てる。
おいでって声を掛けたら、ついてきたよ。
外はもうすっかり暗くなっていて、きっとすでにパトロールモードになっていたのでしょうね。きょうはゴロ~ンと転がることもなく、ちゅ~るを1本食べたら、すぐにどこかに行ってしまいました。