下手の横好きとは言いますが、楽しければ良いじゃん。私が食べたものを記録している理由。くれぐれも私がお料理上手などと勘違いしないよう、お願い申し上げます<m(__)m>

ほしさん(star-watch0705 )よりブコメをいただきました。

週間歩記録 2023/53週 12/25(月)~31(日) 95.3㎞ - 通りすがりのものですが

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ねぼけねこさんを見習って、私も自分で作った料理を記事にまとめるのをやりたいです。「はてなブログ自炊部」としてお互い切磋琢磨していきましょう。

2024/01/01 12:53

ありがとうございます。私のようなものにそんな言葉をかけていただけるとは、とても感謝です。

ただ、「はてなブログ自炊部」なんて、私なんかで良いのでしょうかという疑問は残ります。

というのも、良いものを作らなければという意識が私には希薄だということです。
そんなわけで、うまくできたものもうまくできなかったものも、包み隠さず、可能な限り食べたものを全て記録しております。
そこがプロではない人のブログの面白さだと思っています。

料理ではないけれども、絵を描いてブログに載せたいけど下手なので諦めている人、そんなの気にしないで載せたらええやん。と思っています。絵に限って言えば、その下手さは味でもあります。ずいぶんと前に、テレビで芸大潜入みたいな番組があって、東京芸大に芸人が潜り込んで、いろいろとやってくるという番組だったのですが、芸大の教授がしきりに言うんですよ。絵には失敗はない、って。
そりゃ、商業的な作品にはクライアントの要求やら、世間一般の認知と評価は必要なんでしょうけど、個人で描く絵に失敗も何もありゃせん。好きに描いたらよろしい。

自分が下手だと思っていても、それが他人には響くこともあります。いい味出してるよねって。

私は今のところ絵を描くのは面倒くさいのでやっていませんが、それをお料理にも適用したいと思います。
つまり、下手でいいじゃん。
自分がやっていて楽しければ良いのです。
あ~でなきゃいけない、こーでなきゃいけない、なんてなってしまうと、そこで新しい発見はなかなかできなくなってしまいます。

仮に先人がすでにやっていたことであっても、それを知らずに自分で思いついてうまくできたら、俺って天才?と錯覚して、気持ち良くなることもあります。

ダメでも良いから、自分の思いついたままにやってみる、これが大切。
うまくいかなかったこともたくさんあります。その方が多いくらい。
でも、養老先生が確か言っていたな、やってみて、それではうまくいかなくても、うまくいかないと分かっただけでそれは大きな収穫であると。

個人が作るお料理です。
うまくできなくても、大した問題はないのです。
失敗したら、自分で責任を持って最後まで食べる…ただそれだけのことです。

私はそれを罰ゲームと呼んでいますが、絶対に食材を無駄にはしたくはない、そう考えています。
失敗してもかまわないという気持ちでやっている以上、これは絶対に大切にしたい。
だから、何が何でも最後までしっかり食べてあげます。

そして、うまくできなかったものもすべて包み隠さずブログに出すのです。(←これも罰ゲームみたいなもの)

ときどき勘違いをしている方もいらっしゃいますが、私は決して料理上手ではありません。ただ何かお料理で面白いことはないかなーって、いつも思っているだけです。

自分で言うのもナンですが、お料理の完成度は著しく低い。他の方のお料理ブログを拝見すると、その低さに愕然とします。
何せ、思いついたらやってみるけど、飽きればすぐに撤退ですから。
切磋琢磨という言葉には、少し当てはまらないような気がしています。
自炊部というよりは、思い付き料理同好会くらいの方が、私には合っているような気がしています。

料理を記録し始めたもともとのきっかけは、お料理の原価計算をすることだったのですよ。

スーパーで働いていた時のお客さんが、奥さまが体調を崩して毎日の食事に困っていると。近所で買うところもあまり無いし、ついでで良いから、お昼だけでも作ってもらえるとありがたいと。
それでその方の分のお昼のおかずを用意するようになったのですが、仕事でやっていることでもないし、それなら食材費だけ下さいということにしました。
毎回計算するのは面倒なので、1食当たり300円をいただくことにしました。
それで、毎回写真を撮って、時間があるときにその写真から思い出して、食材費が300円程度になっているかを確認していたのです。

そうしたらだんだん面白くなってきてしまい、それなら自分で食べるものも記録してみようと、初めはブログで公開するなんて考えずにやっていたのでした。その頃は、自分が食べたものの原価計算をしていました。

その後、栄養にすごく興味を持つようになり、方向転換。

明王で知られるドクター中松氏、ご存じの方も多いと思います。
彼は毎日自分が食べたものを記録しているのだそうです。
1日1食(夕飯)を40歳位くらいから初めて、今は90歳を超えていますが、とてもお元気だそうですね。
彼が記録している目的は、食べたものがどう脳の働きに影響しているかを調べること。

何となく私もやってみたいと思いました。
今のところ食べるものに試行錯誤しまくっているので、方向性がまだ見えず、ただ記録しているだけになっていますが、食べることの法則というか、自分なりの方法論が確立できれば、その時には、脳の日々の調子を観察したいと思っています。

そのために今は準備段階として、ただグダグダと何か面白いものはないかとお料理して記録しているのでした。