はて?弱音を吐くのって、そんなにいけないことなのか

昨日の朝、出かける時に時刻を確認しようと思ってテレビをつけたら、ちょうど朝ドラやってました

朝ドラは全く見ていないので、その場面の前後関係はよく分かっていないのですが、男性のような服装をした女性が

弱音を吐くな!

って叫んでいました

時間がなかったので、そのまま出かけてしまったのです

でも、なんとなくモヤモヤした気持ちが続いていました

はて?弱音を吐くのってそんなにいけないことなのか

弱音を吐くと言うのは、言い方を変えれば、今、自分が抱えている問題点を言語化するということなのではないのか?

NHK-BSのドラマ「舟を編む」では、馬締さんを初め、出演者の皆さんが何でも言語化しようとしている姿に感銘を受けていた私でした

自分はとても苦手で逃げていた部分でもある

他者と気持ちを共有しようと思えば、まずは言語化しないと何も伝わらない

自分の中のモヤモヤをそのままにしておいては、いつまで経っても事態は変わらない

自分だけで頑張っても解決できないことはありますよね

誰かの力を借りる必要だってある

組織が強くなるためには、個々が弱音を吐かずに頑張るのではなく、弱音だけでなく言いたいことは何でも言える人間関係を築くことがとても大切なのかなと思っています

仮に今苦しい状態の一人の弱音を解決できれば、そのソリューションはまた同じような弱音を解決できるかもしれない

その積み重ねが組織を強くするのかな、って思っています

私だって大変だったのだから、あなたが苦しむのは当然よ、みたいな考え方は早いところやめて、少しでも楽に解決して次のステップに進んだ方が絶対に良いに決まってる

そんなことを考えました

はて?寅ちゃん(伊藤沙莉ちゃん)はどういう反応をしたのか?

そこまでは見てないです(笑)

寅ちゃんか~、どこかで聞いた名前だな(笑)

スーパーで働いていたときのこと

あるメーカーの営業さんが約束の時刻になっても来なかったんですよ

数時間遅れてやって来たのですが、謝りまくり、すいません、すいません、って

いつもすごく熱心に仕事をしている人でしたし、何かあったの?と訊いたら、言い訳になってしまうんでとその理由を話そうとしない

私としては日頃から頑張ってくれている彼を執拗に責める気持ちはないし、むしろこれからうまく仕事を進めていくために、何があったのか知りたかっただけなんですけどね

でも彼は頑として言い訳はしませんというスタンス

ずいぶん後から知ったのですが、彼はシングルファザーで、しかも通勤に片道2時間もかかっていたらしい

家に近い営業所への転勤願?を出していたみたい

実家がわりと近いので、遅くなったときの保育園へのお迎えはご両親にお願いしてあったものの、子供ですから急な発熱みたいなこともあり、そういう時はやはり自分で対応していたみたい

あの時の遅刻も、それが原因だったようです

知っていればそれに合わせて仕事を進めるだけなんですよね

このくらいのことであれば、私としては、急に来れなくなるという事態にも対応できるように、余裕を持って前倒しで仕事を進めるだけ

仕事の内容によっては、なかなかそうはいかないこともあるけれど、弱音でも言い訳でも、ちゃんと言語化して伝えないと、何も解決しないよなぁ~、と思うのでした

 

私には弱音も言い訳も全然OKなんですが、それをダメだという人が多すぎて辛い...

 

 

Amazonの商品ページは、これをおすすめしていると言うわけでもなく、ましてや売り付けようなんて気持ちはサラサラ無くて、ただ面白そうだからというだけのことです。