読書の記録 2021/44週 10/25(月)~31(日)

先日の記事にも書いたように、読書の記録を付けてみようと思います。
もしかしたら三日坊主ですぐにやめてしまうかも知れません。

気になる本があるととりあえず図書館で検索して予約します。
貸し出し中ですぐに借りられない本もあり、そういう本がまとめて自分の番に回ってきてしまうと、まとめて何冊も借りることになってしまいます。
借りてきたからと言って、全て最初から最後まで読むとは限りません。
少し読んでみて、これはもういいかなと思えば、返却期限が来なくても返してしまうこともあります。人気があって次の予約が入っている本に関しては、もう読まないと思ったらできるだけ速やかに返却するようにしています。

ずっと手元に置いておきたい本や、著者を応援したいと思う時は、できるだけ買うようにしています。それでもできるだけ図書館で借りて、内容を確認してから買うようにしています。今までには何度も失敗してしまったこともありますし。
とは言え、失敗したのは、社交不安障害で図書館にも書店にも行けずに、アマゾンで買っていた頃のものが圧倒的に多いので、仕方ないとあきらめています。
そのうち自分の失敗遍歴でも書きたいなと思っています。

 

本の記録 借りてきた本・買ってきた本

先週までに図書館で借りていた本

・13歳からのアート思考 末永幸歩著
・だいたいで楽しいフランス語入門 稲垣正久著
・それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子
発達障害は食事でよくなる 溝口徹著

今週、図書館で借りてきた本

自閉症革命 マーサ・ハーバート、カレン・ワイントローブ著
NHK新フランス語入門 吉石篤子著
・1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き 加藤俊徳著
・60歳からのフランス語入門 滝沢孝幸、大岩昌子著
・他者の靴を履く アナ―キックエンパシーのすすめ ブレイディみかこ

読了

・小さいことにくよくよするな! リチャード・カールソン著
発達障害は食事でよくなる 溝口徹著
・1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き 加藤俊徳著

読書の記録

フランス語入門いろいろ

以前に読んだ本で、脳に刺激を与えるには、新しく外国語を勉強するのと、新しく楽器に取り組むのが良いということが書いてあって、それでちょっと借りてみました。
最近、とてもフランスに興味があるのです。そして、特に女性の話すフランス語の響きがとてもいい。それでフランス語なのですが、フランス人と話してみたいとか、そういう気持ちは全くなくて、ただの脳トレくらいの気持ちです。
NHKラジオ講座でちょっと聞いてみましたが、さっぱりわからない。まずはアルファベットの読み方とか、数字の読み方とか、そういったところから始めないといけないようです。
それで、図書館で、入門書をいろいろあさっています。お気に入りが見つかれば、1冊だけ買いたいなと思っています。

小さいことにくよくよするな! リチャード・カールソン著

大好きなブログで紹介されていた本です。
特に目新しいことは書いていなかったな。言いたいことは分かる。でも、正直言って、それができるくらいなら苦労しないよなと言った内容でした。
例えば、誰かがゴミ出しの当番をさぼってイライラするくらいなら、自分でやってしまった方がすっきりする。
確かにそうなのですが、私は何事につけそれを実行してきてしまったため、結局どんどんやらなければならないことが増えてしまい、身動きが取れなくなってしまったのです。そこの折り合いをどうつけるかが問題なんです。そこまで言及してほしかった。

一方で、相手の話を遮らずに最後まで聴く。これはとても大切なことです。
特に相手が感情的になっている時は必須です。
スーパーで働いていた時は、いつの間にかクレーム処理係になっていました。お客様の苦情をいちいち対処していました。幸い、ひどいモンスタークレーマーが現れることはなかったのですが、ほとんどのクレームは、相手の話を最後まで遮らずに聞くことで落ち着きます。しっかり聞いた後に、こちらの立場を説明して善後策を提案すれば、大抵はそれでお仕舞になりました。

発達障害は食事でよくなる 溝口徹著

実際には食事+サプリメントとうことなのですが、サプリメントも薬ではなくて、「食品」ですから間違ってはいないですね(笑)。
食事だけで改善されるというのはなかなかイメージしにくいのですが、個人差はあるだろうし、名前を出して書いている本ですし、いい加減なことは書いていないよなと信じたいです。
そして、この手の本にしては珍しく、吃音に関しても言及していました。
吃音というのは、高性能の脳に、その高性能に見合うだけの栄養が供給されていないことによって起こるのだそうです。わかりやすい例として、高性能のコンピューターはたくさん電力を消費する、電力が足りなければ正常に動かせなくなる、そういう事なんだそうです。
どちらかというと子供向けの対処法のようですが、私もちょっと参考にして、試してみたいと思っています。
返却期限が来てしまったので返しましたが、今度は吃音等、自分のことにフォーカスして、もう一度読んでみたいと思っています。もしくはそこの部分だけ詳しく書いてある本は無いかなぁ...
※今週借りてきた「自閉症革命」は、この本で紹介されていたものです。

1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き 加藤俊徳著

私は右利きですが、作業によっては、普通は右利きの人なら右手でやるようなことを、いつの間にか無意識のうちに左手でやっていることが多いのです。なんというか、中途半端な左利きというか。
そう言えば、私の父も中途半端な左利きでした。もしかしたら、中途半端な右利きかも知れません。
ほとんど父に遊んでもらうことはなかったのですが、日常生活ではほぼ右利きな父は、野球をやると左投げ右打ちでした。ちなみに本人に自覚は無かったようですが、吃音のプロ(笑)の私から見れば、父も少し吃音の気がありましたね。
昔は吃音の原因の一つとして、左利きを矯正したためだとが信じられていた時代もありました。今は全く否定されているようですが、昔そう思われていたのにも何かしらの根拠があったはず。全く関係ないとは言えないのではないかと思っています。
今回、この本が気になったのはそういった点です。

吃音と関係があるかは何とも言えませんが、利き手が左手ということは、右脳が優位になります。右脳は言語を整理せず、バラバラに記憶されているのだそうです。一方で左脳の方は、一つ一つ、本を本棚に収納するように、整理されて記憶されているのだとか。左利きの人は、右利きの人よりも言葉が1テンポずれて遅く出てくるのだそうです。それは右脳でバラバラに記憶されている言葉を、一旦左脳に整理してから出て来るから。
自分の実感として、私は言葉を脳内で作り出すのに、他の人と比べて時間がかかるような気がします。自分の感情と、その言語化にいつもタイムラグがある。そこにいつももどかしさや違和感を感じていました。吃音についても、そこと何か関係があるのではないかとずっと考えていたのです。

この本全体としては、自らも左利きである著者が、左利きは素晴らしい!と訴えている本です。期待していた内容とは少しずれていて、なんだかなぁと思いながら読みました。
左利きと右利きの脳の使い方の違い、そして、私のような右利きでありながら左手を使うことが多い人はどうなのか、手だけではなく、足や目などの左利きはどうなのか、その辺のところをもっと書いてあったら良かったのにとも思いました。
タイトルを深読みしすぎました。まぁ、タイトル通りの内容だったということです。

 

今回はここまで。